IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

Home > 【審美歯科について】 > ホワイトニングについて

ホワイトニングについて

ホワイトニングについて

歯を白くする方法には、大きく分けて二つの方法があります。

  • 自分の歯を、より白くする方法
  • セラミックやラミネートベニアなどで被せて白くする方法

自分の歯を、より白くする方法の中にも2種類方法があって、1つは歯の表面についた歯垢、タバコのヤニ、コーヒーや紅茶などによって付着した着色を、歯科医院で機械的に取り除く方法です。(歯のクリーニング

超音波のスケーラーで全体的に歯垢を取った後に、3種類の研磨ペーストを使って一本一本丁寧にカップで磨きます。

 当医院では3か月に一度このような歯のクリーニングをお勧めしていますが、たばこを吸う方、コーヒーをよく飲む方で着色のつきやすい方に関しては毎月希望される方もいらっしゃいます。

最初の予約は1時間のお約束で(¥10500)歯のクリーニング、その方に合ったブラッシング指導、予防指導をしています。

毎日の歯磨きだけではどうしても取れない歯の沈着を落として、歯、本来の天然の白さを取り戻す方法なので、すべての年代の方におすすめの方法です。

 また、正しいブラッシング方法によって歯肉もひきしまり、虫歯や歯周病の予防にもなり、口臭に対してもとても効果があります。

汚れが強い方に関しては、エアーフロー(ドイツ、カボ社プロフィーフレックス3を使用して簡単に取り除くことができます

 

%E3%82%AB%E3%83%9C%E3%80%80%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC.jpg

prophyflex3.jpg  

  もうひとつ、自分の歯を白くする方法として、当医院では自宅でできるホームホワイトニングをおすすめしています。

最初の来院時にお口の中の模型をとり、その方専用のホワイトニングトレーを作ります。

そのトレーの中にホワイトニング剤を注入して使用します。

1日2時間から4時間の使用を毎日使用して1週間ぐらいから効果がでてきます。

もとの色より1段階白くすることで天然の歯の輝きをさらに美しく見せることができます。

%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88.jpg

  ホワイトニング剤をいれすぎるとトレーからあふれて歯肉が変色したり、痛みをともなったりする原因になるので、医師の指示による正しい使用方法を守るようにしてください。

 

セラミックやラミネートを被せて白くする方法、について効果的な歯は、 

 

  1. 神経の治療がしてある歯(弱く、折れやすいため)
  2. 過去に治療物(金属やプラスチックのつめものなど)が入っている歯
  3. 歯並びが悪い歯(歯と歯の隙間をうめたり、歯並びを整える目的でセラミックにする場合もあります)
  4. 歯の厚みが薄い方
  5. 歯の色が均等ではなくまだらな方

などです。

過去の治療物の色はホワイトニングの薬剤では、白くすることができません。

白くなるのはご自分の歯だけなので、着色したプラスチックの詰め物などはそのままの状態で残ってしまいます。そのような場合、一層エナメル質を削って、セラミックをかぶせるととても綺麗になります。

神経のある歯にたいしてはラミネートべニアもお勧めしています。

歯の表面だけエナメル質を 削って、貝殻のようなセラミックを接着させる方法なのですが、天然歯の輝きを失わないで、一段階白くすることができます。

白くすることがホワイトニングと思われがちですが、歯と歯の隙間を埋めたり、笑った時の歯ぐきと歯の見えるバランスをととのえたり、ということ全体がそろってきれいな口元になるので、歯科医師に希望を十分、相談してください。

その方に適した治療内容をご提案致します。

使用する金属も、体に安全なものを使用するため、金属アレルギーを引き起こす可能性も極めて低いです。(当医院で使用している金属はスイス、METALOR社のAurofluid3、VGnathos Plusです)

2010年02月19日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.shigelog.com/mt/mt-tb.cgi/56

コメント

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)





Entry Tag

Entries

Archives