コサカ新春講演~ 咬合治療の実践~
こんにちは。
IPSG事務局、稲葉由里子です。
2012年コサカ新春講演~咬合治療の実践~開催されました。
テーマは、『咬合診断がこれからの歯科医師の主流』です。
私も一緒に勉強させていただいたことをご報告させていただきます☆
19時から2時間のセミナーでしたが、とてもたくさんの先生方にご参加いただき、先生方の新春の意気込みを感じました。
今回、咬合がテーマだったのですが、私が印象的だったのは、
『噛み合わせの意味は神合わせ』
という言葉です。
天然の歯は素晴らしいです。
神からいただいた噛み合わせを管理できる能力を私たち歯科医師は身につけないといけないと感じました。
最近、咬合と顎関節症は関係ないと言われることが多いです。
今回のセミナーでは実際の患者様を例に、初診からすべて動画でみていただきました。
これをみれば、咬合とは関係ないとは決して言えないと思います。
上下の歯が咬合してリラックスさせる顎の位置が非常に重要で、正しい位置で中心咬合位を作れば顎関節症になることはありません。
歯を接触させると顎関節になるからマウスピースで接触させないようにする・・・・
といっても一生マウスピースを入れて生活することは不可能です(;一_一)
また、歯が噛み合わないようなトレーニングをすることで顎関節症は治るとも言われていますが、稲葉先生は、
『歯と接触させないで治すということは、やはり咬合と関係があるということです』
『顎関節症と咬合が関係ないと思う人は、咬合の勉強をしたことがないひと』
と、厳しい発言もありました。
本当の力を身につけないといけません。
中心位において歯列の位置がどうなっているのか、フェイスボートランスファーをして、咬合診断を必ずしてほしいという話がありました。
正中をいかに咬合器に移すかは非常に大切なポイントです。
顎関節症の患者様の姿勢は、前傾の方が多いです。
それは、胸鎖乳突筋をまっすぐにして頭蓋を支えていることによります。
顎二腹筋の温湿布、テコ現象、口腔内での咬合調整も動画で説明がありました。
調整後の患者様が動画でお話しされた感想をまとめてみました。
◆今まで下顎が真下に向かってあいていたのが、後に向かって開くようになった。
◆こんなに口って広いんだと思った。
◆奥歯で物が食べれるようになった。
◆舌がじゃまでむくんでると思っていた。
◆滑舌もよくなった。
◆表情筋が眉間とこめかみでひっぱられるようだったのが、全体的に緊張がとれた。
◆頭がちゃんと乗ってる感じ
◆歩いているときいつも原人みたくお尻をつきだしてあるくようにしてたのが、意識しなくても自然にできるようになった。
◆目が緊張なく開くようになった。
◆耳がよく聞こえるようになった。今までは聞こえないので、めまいがあった。
このような治療は私たち歯科医師にしかできません。
ぜひ身につけていただきたいと思います。
とのことでした(^-^)
参加いただいた先生方、本当にありがとうございました☆♪
Posted by shige : 11:43 | コメント (0) | トラックバック (0)
2011年「学術大会」開催されました☆
こんにちは。
IPSG事務局の稲葉由里子です。
2011年12月18日IPSG学術大会が開催されたのでご報告したいと思います^_^
会場は、私の母校である日本歯科大学病院の8階講堂です。
こちらは、IPSG顧問の石原明先生の特別講演を聞いている模様です。
歯科医師、技工士、衛生士、歯科関係者など90名の方にご参加いただきました☆
今までこじんまりと開催していた学術大会、こんな大きな会場は初めてです。
それぞれ、とても素晴らしい発表をしてくださった先生方ありがとうございました。
今回残念ながらご参加いただけなかった先生にも、どのような雰囲気だったかお伝えできればと思います。
下手な文章ですが、ご一読いただければ幸いです。
最初に発表いただいた先生は、日本歯科大学卒業後、稲葉歯科医院山吹町で勤務されていた関根淳先生です。
現在、栃木のご実家で関根歯科医院に勤務されています。
今回は稲葉先生から学んだ「包括歯科医療」をどのように栃木で実践されているかということを発表していただきました。
上下顎同時印象による総義歯の症例は素晴らしかったです。雷おこしが食べることができる総義歯なんて、びっくりです。(@_@;)
稲葉先生から学んだ事はテレスコープシステム、エンドなど幅広く、それぞれ関根先生がどのように実践されているか報告がありました。
「“根管治療は根管病巣と根管病変の違い”について稲葉先生から最初に習い、
“テレスコープは先のことまで考えると”いう大変重要なことを教えていただいた。」
とお話しがありました。
その他、アメリカのマイアミで開かれたレーザー学会の報告も大変興味深いものでした。
レーザーの原理、アインシュタインのエネルギーの誘導放出、レーザー発振など、わかりやすく説明がありました。
歯科医師である奥様とお子さんも一緒に勉強です(^-^)
お隣は日本歯科大学病院マタニティー歯科の児玉美穂先生☆
次の発表はIPSG会長の飯塚能成先生です。
昨年に引き続きラビリントレーナーについて発表をいただきました。
飯塚会長は、歯科医師に限らず、介護士などたくさんの方にラビリントレーナーの効果を伝えています。
先生の膨大な症例には皆さんとても驚かれたのでは。
IPSG会長として、とても自信に満ちた発表でした。
とても素敵でした^_^
ラビリントレーナーは口腔周囲筋を鍛えることができます。
筋肉トレーニング器具であり、MFTの訓練器具です。
今回勉強したことは、お伝えできないくらいたくさんあるので、飯塚会長のセミナーを企画し、詳しくご報告させていただこうと思います。
口腔トレーニングは全身運動、 そして頭を固定しないと嚥下は難しいということもわかりました。
飯塚会長ご自身がモデルとなり、正しいラビリントレーナーの使用方法を写真や動画を用いて説明してくださいました。
これまたびっくりしたのですが、口角を下げて嚥下することって難しいのですね!(@_@;)
ラビリントレーナーを使用した後は深呼吸をして上の写真のように笑顔で口角をしっかり上げ、呼吸することが大切だそうです。
エステ効果があるというのは本当ですね☆
飯塚先生の発表の中で、脳血管障害の失語症(失行症)の方がラビリントレーナーによって、その日のうちに舌が上がるようになり、嚥下ができるようになった症例。
そして、訓練の結果、
「食べたい」
と言葉を発することができた動画は、涙がでました。
学術大会で泣くなんてはじめてです。
脳まで刺激を与えることができるのですね。
要介護高齢者のラビリントレーナーの効果についてもお話しがありました。
その他にもラビリントレーナーによって食べる喜びが回復し、胃、腸を整えることができます。
結果、排せつも教えることができるようになったそうです。
声がだせなくなった人が声を発することができるようになったりと、もうびっくりするような内容ばかりでした。
発案者である稲葉先生、飯塚会長がここまでたくさんの症例から結果をだしていただいて、感謝すると同時に一番びっくりしていることかと思います。
飯塚会長のラビリントレーナーのセミナー、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
続いて茅ヶ崎で開業されている奥山千恵先生の発表です。
実は、寸前に発表するパワーポイントのデータが飛んでしまい、急いで作り直しをしました。
にもかかわらず、とても素晴らしい発表だったと思います。
奥山先生は、とてもお洒落でかわいい先生です。
発表内容は
「義歯が体に及ぼす影響について」・・・・
このギャップがまたいいです☆♪
「義歯を新しくしてから、よく眠れるようになりました。」
「以前より鼻の通りが良くなったんです。」
という言葉を患者様からいただくことが多くなったという奥山先生がご自身の患者様のデータをまとめてくださいました。
義歯の有無と脈拍、酸素飽和度の関係や顎の位置の違いと脈拍、酸素飽和度の関係など、わかりやすくご説明いただきました。
義歯を入れることの大切さを奥山先生が証明してくださいました。
◆義歯を外したときよりも義歯装着時のほうが脈拍が低下
◆旧義歯に比べ、新義歯のほうが脈拍が低下
患者様の中には義歯をはめていることで血圧が安定したという方もいらっしゃるそうです。
飯塚会長のラビリントレーナーもそうですが、私達は全身を管理しているということをしっかり意識させていただいた奥山先生の発表でした。
奥山先生、データとんでしまいましたが、大事なことを気づかせていただきました。
ありがとうございました^_^
昼の休憩をはさみ、KaVo社公認 CAD/CAMEverestインストラクター、技工士の市川俊也先生の発表です。
私、あまりいいカメラを持っていないし、カメラに詳しくないのですが、このショットはかなりお気に入りです(*^^)v
市川先生は、平成3年、「コーヌスクローネ・リーゲルテレスコープコース」を稲葉先生から受けています。
今回は「ジルコニアを使ったオールセラミックスの臨床について」お話しいただきました。
市川先生、ジルコニアを使ったテクニックを沢山お持ちのはずなのに、ご自分のテクニックについて、あまり触れられませんでした。
器械がものを作るというのではなく、患者様の心を引き出して仕事をすること大切。CAD/CAMはひとつの道具にすぎない。意思をもったドクター、衛生士、技工士が与えるもの。これはどんな技術が進歩しても変わらない。
市川先生のこのメッセージで、IPSGの会員の先生方、みんなファンになってしまったと思います。
テクニックを超えた人にしか語れない内容でした。
患者様の人生を豊かにするために補綴物を作るというミッションをお持ちです。
そんな市川先生、なんと昨年から歯科衛生士学校に通っていらっしゃるそうです。
なぜかというと、一本の歯の大切さを知りたいからだそうです。
患者様の歯肉の厚み、免疫力すべてを考慮して補綴物を作ることができたら・・・・なんてなかなか言えるものではありません!!
そして自分で作った補綴物をメンテナンスしたいそうです。
私達歯科医師もそのぐらいの意識を持って患者様に接することの大切さを市川先生から今回教えていただいたと思います。
本当にありがとうございました。
そして、次にIPSG副会長、岩田光司先生の発表です。
丁寧な診査診断に沿った、素晴らしい臨床例の数々をみせていただきました。
患者様の生の声を動画で流していただいたのですが、義歯の重要性を再確認しました。
「噛む喜びは歯が無くなった人にしかわからない。」
「噛めて、飲み込めて、あー美味しかった!という感覚があれば生きている価値がある。」
という生の声に、私達歯科医師の存在価値を高く感じることができました。
咬合診断の重要性、咬合診断の適用についても細かく説明をいただいたのですが、やはり一日セミナーをしていただかなくては足りないぐらいの内容でした。
患者様に対しても、岩田先生は、咬合診断を受けることでどのようなことがわかるのか。ということを伝える説明用の紙があるそうです。
とてもわかりやすく、患者様に親切だなと大変勉強になりました。
続きまして、オーストリアドナウ大学でマスターを取得された田嶋健先生
カメラを向けると必ず笑顔。
さすがです。
「オーストリアナソロジーを応用した機能矯正治療Ⅱ級骨格症例へのアプローチ」
とても難しい、ハイアングルクラスⅡの症例を、細かい丁寧な分析により治療した症例をみせていただきました。
私にはとてもハイレベルすぎて、なかなか理解ができませんでしたが、このような患者様が来院した際には田嶋先生にお願いするのが一番いいな・・・と感じました(-_-;)
細かい咬合分析による治療例の中でも、開咬症例、骨格診断で問題点を抽出した症例は素晴らしかったです。
日本でシークエンシャルオクルージョンをこんなに丁寧に伝えることができるのは田嶋先生だけではないでしょうか?
改めてゆっくりお話しが聞きたいです☆♪
田嶋先生ありがとうございました。
休憩をはさんで、IPSG顧問石原明先生の特別講演です。
たぶん、大学病院の講堂で経営コンサルタントの先生に講演をいただくのは初めてだと思います。
「IPSGで習得した技術をバランスよく歯科の経営(売り上げの向上)に直結させるために」
ということでお話しをいただきました(^-^)
稲葉先生の目指す志の高い医療とそれを実現するための無理なく収益が上がる理想的な医院経営の確立のイメージを事例をあげてお話しいただきました。
IPSGの会員であることで、収益も生まれるということはとても大事な事だと思います。
お金がないと、人間やはり気持ちが歪みます(-_-;)
患者様にもやさしくなれないかもしれません。
先生の講演の中で、
「最強のビジネスモデルは何か?」⇒「誰かが何かをすることで、発生し続けるマーケットにサービスを提供すること」だそうです。
例えば、
◆携帯電話が売れる⇒携帯ストラップが売れる
◆英語が必須となる⇒英会話スクールが流行る
◆スマートフォンが売れる⇒スマートフォンの修理屋さんが大盛況
と、いう例をだしていただきました。
さすがと思ったのですが、石原先生はそれを歯科業界に上手に当てはめて説明をしてくださったので、とても腑に落ちました。
そして、今後のIPSGの方針についてもお話しいただきました。
◆IPSGは今後の歯科業界の発展のためにより高度な治療を目指す会員のための会とすること。
◆歯科マーケットによるIPSG会員の優位性を担保するために会員数は限定250医院にとどめる。
(※会員数が250名に達した場合、新たに入会したい方は順番待ちとして、退会者が出た場合にのみ参加を認めることとする。)
ということなので、高度な治療と収益性の高い経営を目指す方は入会はいまのうちです☆
石原明先生、患者様の立場で、私達歯科医師に対し、アドバイスをしてくださいました。
とても大切なことだと思います。
私がおもしろいな。と感じたことは、
咬合調整のことを
「かみ合わせをチューニングする。」
とおっしゃっていたこと。
「フェイスボートランスファーにワクワク感を感じる。」
というのも初めて聞きました。
初めてフェイスボーを受ける患者様は鼻下点の棒とかに興奮されるようです(^_^;)
顎関節症の治療の心構えについても、石原先生、完全に把握されていました。
私達は質の高い治療を希望される患者様にきちんとその空間を提供することも大切なんだな。
と感じました。
学術大会であまり、笑うということはないのですが、石原先生のお話しはおかしくて、みんな大笑いしてました。
ずっと難しい顔をしていたので、最後に楽しいお話しを聞かせていただいてよかった思います。
今回、テレスコープシステムのプレゼンツール、アニメーションの発表もありましたが、その活用方法についても少しお話しいただきました。
テレスコープを説明するのは言葉だけでは大変難しいです。
今までテレスコープシステムが広がらなかった理由は、患者様に説明するツールがなかったということもあったかと思います。
この動画があれば一目瞭然です。
石原先生の解説とテキストをセットで販売する予定です(^-^)
それに加えて、稲葉繁の今までのテレスコープの文献をまとめた本も作りました。
「テレスコープシステム」への知識・技術をさらに磨いて患者様に結果がだせるように広めていきたいと思います。
会員の先生からも
◆臨床と経営の融合が素晴らしかったです。
◆石原先生のお話にはわくわくしました。 内容が盛りだくさんの講演では時間が足らずまたの機会をお願いします。
など、沢山の感想もいただきました☆♪
あっという間の一日で頭がいっぱい回転しました。
先生方の臨床のさらなる発展にぜひ、役立てていただきたいと思います。
ご参会いただいた先生方、本当にありがとうございました。
その後IPSG望年会(IPSGでは忘年会を望む年の会といいます(^-^))が開催されました☆♪
私の友人の関係で、ジャズボーカルのシンガー村上碧梨さん、期待を裏切らずとても美しかったです。
岡部先生のあのお腹は全部トランペットを吹くための腹筋なんです。
ということも判明しました(笑)
お食事もとっても美味しかったし、先生方にとても楽しんでいただけたと思います。
最後に協賛いただいた、田中歯科器械店、KaVo社から提供いただいた、豪華賞品のくじ引きがありました。
くじを引いてくださった方は、こちらの方です!!
稲葉先生の孫のさやちゃんです。
今回の学術大会開催にあたり、全面的にバックアップしてくださった、CKplatの櫻井さん、渡部さん、本当にありがとうございました。
おかげでとても素晴らしい学術大会を開催することができました。
IPSGのお手伝いをしてくださっている渡部さんからも一言ご挨拶いただきました。
もう、IPSGのアイドルです(^_-)-☆
最後にIPSGが更なる発展を遂げるように、だんだんよくなる三三七拍子で締めました。
稲葉先生、
「今回は僕がしゃべる出番がなかったから、もっとしゃべりたかった。」
と言って最後に挨拶をしました。
今年は本当にいろいろありました。
ご参加いただいた先生方に感謝申し上げると共に、新しい年が皆様にとって素晴らしいものとなるように心からお祈り申し上げます☆♪
Posted by shige : 14:56 | コメント (0) | トラックバック (0)
「パフォーマンスロジックセミナー」+KaVo内覧会&食事会
「パフォーマンスロジックセミナー」+KaVo内覧会&食事会が開催されました☆
新しいKaVoの品川のショールームにたくさんの先生方にお集まりいただきました。
稲葉繁先生によるDr.ダリル・ビーチのパフォーマンスロジック(診療姿勢)のセミナーとKaVoの最新ユニットのコラボレーションです。
稲葉先生は直接Dr.ダリル・ビーチから2週間のセミナーを受講し、「ゼロからの軌跡」にもその名が刻まれています。
パフォーマンスロジックが私達歯科医師にとってどれだけ重要な事か、そしてそれをサポートしてくれるKaVoの道具の素晴らしさについて、話がありました。
最新ユニット 美しくて機能性も兼ね備えた、KaVoエステチカE50 素晴らしいです。
かわいらしいモデルさんが、KaVoのユニットでくつろいでいます(笑)
術者と患者様の姿勢は美しくないといけません。
診療のためのパフォーマンスを学ぶためには、良い道具を用いて合理的で無駄のない、自然な動きを行うことが必要だとですと話がありました。
写真の後ろにKaVoの技工机がみえます。
カボの技工机はデザインがいいから診療室にいれてもとってもかっこいいですね^_^
パフォーマンスロジックについて基本的なことを順序立てて話をしました
- 臨床の第一歩はパフォーマンスを身につけること
- 患者の迎え入れと椅子への誘導
- 診療姿勢 術者の姿勢 患者の姿勢
- 水平診療は一番危険が少ない
- 水平位と座位の使い分け
- 基本的な動きを身につける ミラーハンドピース
- バキューム サクションの使い方を身につける
- 診療終了の行動
- 口をゆすぐのは最初と最後だけ
痛くなったら手を上げてくださいというのはやめないといけません。
常に眼腱反射をチェックしましょう。
そして、 支台歯形成の極意は風林火山という話もおもしろかったです^_^
◆風 切削する
◆林 落ち着いて
◆火 思い切りよく
◆山 動かない
「1本削るのに3分で迷いなく削れ」
だそうです^_^;
KaVoのタービンではそれが可能です。
KaVoのタービンのスプレーシステムの優れたところについても力説していました。
歯牙の切削で、5~20秒の間に18度の温度上昇があった時、100%歯髄壊死することをご存知でしょうか?
常に歯牙を冷却することは非常に大切です。
注水量が1分間に15ccでは少なすぎます。
4方向から注水で1分間に50ccもできるのはKaVoのタービンだけです。
歯髄炎を起こさないように、最大限発揮できるタービンです。
1928年に世界ではじめて滅菌可能なハンドピースを発表、1909年ベルリンで設立以来、100年以上の歴史のある会社です。
患者様の歯を守るために積み重ねてきた歴史がやはり他のものとは違うと感じました。
歯科医師人生、24歳から50年間を健康で充実した人生を過ごすためには、出発点である研修医の時に人間工学に基づいた診療姿勢を身につけることが最も重要だということがわかりました。
セミナー終了後、KaVoのショールームの内覧会が開催されました。
カボエステチカE50
http://www.kavo.co.jp/products/equipment/unit/esteticae50/
を囲んで☆♪
なぜか私も登場。
マークがきれいだったので・・・・・^_^;
その後、KaVo社の招待で、カクテルパーティーが開催されました☆
向かって左から坂野社長(KaVo社)、毛利社長 (田中歯科器械店)、小長井先生(稲葉先生親友)←今回ユニットを2台購入しました。
本当にたくさんの先生方と有意義な時間を過ごさせていただきました。
ご招待いただいた、KaVo社の方々にお礼を申し上げると共に、いつもIPSGを支えてくださっている田中歯科器械店にも感謝申し上げます(*^_^*)
Posted by shige : 10:31 | コメント (0) | トラックバック (0)
「咬合治療の臨床」アドバンスコース開催
こんにちは。
IPSG事務局、稲葉由里子です☆
2011年11月20日、IPSGセミナールームにて「咬合治療の臨床」アドバンスコース が開催されました。
全国各地からたくさんの先生にお集まりいただき、本当にありがとうございました。
あっという間の一日でした。
すぐに臨床に活用できるヒントがたくさんあり、先生方には大変満足していただけた研修だったと思います。
アドバンスコースということもあり、かなりハイレベルな内容でした☆
歯科医師として、本当に大切な事を学べたと思います。
最初に稲葉先生から
「私達歯科医師は、歯科医療を行うことによって全身の健康を守っていることを自覚しないといけません。
咬合の安定は健康維持に最も重要な要素であり、う蝕や歯周病の治療は咬合の安定のための一手段として行うものだということです。」
と話がありました。
「今の歯科医療は、“木を見て森を見ず” 1本の歯ばかりみていて全体を大きくみていません。
山を見て森を見て、木をみることが咬合診断では大切。
C1,C2のカリエスなんて、たいした問題ではないんです。」
そんな稲葉先生も、若い時は削ったり、つめたり、被せたりということをいかにうまくやるかということばかり考えていたといいます。
でも、違うと気づいたそうです。
歯科医療をすることで全身を管理するという意識を持つことがとても重要だと感じました。
今、保険治療では咬合診断は全く外されてしまっています。
咬合診断は保険から全く外れてしまったのなら、私達はそこから離れないといけない。
患者様のためにも、その必要性を説明、理解していただく必要があります。
そして、保険でカバーされないのであれば、自費診療としていただけばよいのです。
と話がありました。
「前歯のセラミック治療、みたところだけ、色や形にこだわりますが、実際大事なのは裏側です。
裏側が非常に大切です。
上顎前歯の口蓋側はとても大事なガイドをします(アンテリアガイダンス)」
前歯のセラミック治療の裏側が大事なんてなかなか言葉にでてこないです(@_@;)
Slidin centric、Pointin centricについてもわかりやすい図で説明がありました。
稲葉先生は今でもスチュワート先生の勉強会のテキストをいつも参考にしています。
ABCコンタクト、イコライザー、Slidin centric、Pointin centric、Widecentric、Longcentricなどの言葉はすべてチャールスEスチュアート先生が作った言葉だそうです。
稲葉先生の学位論文「日本人の歯牙、歯列の3次元的形態」の細かいスライドははじめてみるものばかりでした。
「今まで内緒にしてたんだ。結局この論文は世に出なかったけど・・・」
太っ腹です。
最後に、先生方からも活発なご質問をいただきました。
ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました。
先生方からたくさんの感想をいただいたので、一部ご紹介いたします。
☆彡:・;.*:・。゜゜・:゜*:。゜.*。゜.o。・。゜。o.゜。・*。・゜.。☆彡
◆咬合面形態からポッセルフィギュアまでこれだけ解りやすく話せるのはまさに圧巻!!臨床に直結してます。
◆ここでしか聞けない素晴らしい内容でした。何度も聞きたいです。
◆稲葉先生のお話は「明日の治療」にスグ役に立つ。先生の目指す診療が私が目指す診療です。
◆何回も稲葉先生の講義を受講させて頂いていますが最初は難しいと思っていたことも回数を受けるにつれ少しずつ理解できるようになりました。後は今後この知識を100%臨床に活かせるように今後も引き続き学んでいきたいと思いました。有難うございました。とても楽しかったです。
◆講義のDVD帰ったら楽しみです。これかもDVDが頂ければ幸せかと思います。
◆貴重なスライドとCDR有難うございます。講義に集中出来、理解が進みました。しっかりした咬合治療を身につけ本当の歯科医療が出来るようになりたいです。今後の研修会も宜しくお願いいたします。次回学術大会楽しみにしております。今日は有難うございました。
◆咬合診断は実施していますが、説明(コンサル)への理解がより深まりました。上手く説明できると思います。
◆アドバンスコースは2回目の受講です。1回目は言葉が難しかったりして、理解できなかった事も臨床で振り返り2回目受講するとすごく良く分かりました。日常の臨床と少しずつ結びついてきて先生の言っている事が良く分かりました。
◆咬合の知識がさらに深めることが出来ました。いつも素晴らしい講義、ありがとうございます。
◆咬合面の形態についてそれほど深く考えたことがありませんでしたが、その形態の成り立つ理由を考えれば理解を深めることが出来ました。先生のジョークを交えた分かりやすい説明はデータと経験に基づいたものなので色々と拝聴させて頂き有難うございました。教えて頂いたことは1つでも多く臨床に取り入れていきたいと思います。
◆臨床のDVDを見ながら治療の解説を見てみたいです。
◆本日の復習からstartした内容は理解度が深まりましたが咬合調整については実際に模型などの調節がないと理解しにくいです。さらにもっともっと自分の能力を深めなければなりません。後半少し整理がつきました。有難うございました。
◆特に咬合面の8要素についての講義が素晴らしかったです。是非ワックスアップの実習をして下さい
◆歯の咬合面の成長の仕方等考えたこともなかったのですが、溝、隆線それぞれすべてに意味があるということがよくわかりました。神の作った絶妙な形態をもっとよく知り機能との関係に対する考えを深めたいと思いました。ありがとうございました。
☆彡:・;.*:・。゜゜・:゜*:。゜.*。゜.o。・。゜。o.゜。・*。・゜.。☆彡
先生方の感想を読むのがいつも楽しみです☆♪
来月の学術大会でまたお逢いしましょう(*^_^*)
Posted by shige : 11:18 | コメント (0) | トラックバック (0)
2011ipsg「咬合診断実習コース」開催されました
こんにちは。
IPSG事務局の稲葉由里子です。
2011年10月9,10日「咬合診断実習コース」開催されました☆
前回の「咬合治療の臨床」(基礎コース)を受講された方がほとんどでしたので、リラックスしたムードで、楽しい雰囲気で行われました^_^
患者様は、IPSGのVIP会員である歯科医師の三浦満先生です☆
ということもあり、みんな遠慮がありません^_^
稲葉先生もちょっと三浦先生をいじめてみたり、みんなの緊張感もほぐしていました。
Dr.ダリル・ビーチのパフォーマンスロジックの要素を意識した実習で行われていました。
まずは姿勢の観察です。
治療前の写真をとり、治療後と比べます。
今回、私が非常に勉強になったのは、筋触診です。
頸椎の7番目、腰椎の10番目の触り方、乳様突起の位置、僧帽筋や後頸筋群で痛みが現れる位置などを説明しながら患者様の触診を行うことで、信頼感が一層増す事かと思います(^^)/
耳の穴に指を入れて、中心位、中心咬合位のズレを触診することも大切で、この時も常に左右差を意識するようにとのことです。
この、一つ一つのステップを確実に行うことが大切なのだと気づきがありました。
そして、口腔内の筋触診。
頭蓋骨の模型を見ながら、内側翼突筋、外側翼突筋、顎二腹筋、オトガイ舌筋、などをイメージしながらその触診法を学びました。
この時、患者様の眼瞼反射をみることで、痛みの度合いを判断することができるので気を付けてみることが大切です。
頭を触診する際も左右の痛みを比べることが重要です。
印象採得、中心位、中心咬合位、チェックバイトのとり方を詳しく説明。
一人一人に中心位の記録も体験していただきました☆♪
IPSG副会長の岩田光司先生によるKaVo社ディグマ2による顎機能検査です。
ディグマ1は3Dによる顎の動きをデータに保存してから確認していたのが、ディグマ2はなんと、リアルタイムでみることができます。パソコンとディスプレイを直接つながるようになってます。
すごいです。
センサーの数も増えました。
電波を受ける数が増えて、前の方にセンサーがあったのが歯列にそわせてセンサーをつけたため、測定の効果が飛躍的にあがり、測定のスピードもあがったようです。
上顎の位置決めが眼窩下点、オルビタをとっていました。
私も毎日やらないと覚えられないかもしれません^_^;
今回、オーストリアシュラビチェックの元で活躍していた田嶋健先生もスタッフとして参加いただきました。
ディグマにより、顆路角のデータもとれるので、咬合器上で調整しました。
稲葉先生、しっかり原因をみつけました☆
左側方運動時の臼歯部の干渉です。
そして咬合調整です☆
三浦先生の言葉だと、わずかになでるぐらいの切削量だそうです。
そして、治療後のディグマ計測、最後には受講された先生すべてにEPAテストを体感していただきました。
ディグマ、みんな欲しくなっちゃいますね(^_-)
田嶋先生のEPAさすが、シュラビチェック風です。手つきが違います(笑)
ディグマの治療前治療後のデータを比べてみましょう
治療前です。
治療後です。
開口量も3センチも開いています。ポッセルトフィギュアをみてもわかりますね☆
左右側方運動時のバランスも変わっています。
他の運動をみても、限界運動の幅が広くなりました。
咬合調整の一瞬でこれだけの変化がありました!(^^)!
上が治療前下が治療前の写真です。
肩の左右の高さが治療前は違いました。
実習2日目、の治療後は左右の高さが同じになっていることがわかるかと思います。
三浦先生は治療後すぐに、首が痛みなく自由にまわせるようになった。
ディグマで最大開口するときに肩のうしろが張る感じがあったのがなくなったとおっしゃっていました。
三浦先生から後日いただいた感想をお伝えしたいと思います。
↓ ↓ ↓
治療の感想について
すばらしい感想の数々、ありがとうございました。
先生方の感想の一部をお伝えします☆♪
↓ ↓ ↓
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:゜・:,。*:..。o○☆゜・:,。*:.. *:..。o○☆゜・:,。*:..。
◆とにかくすごい内容でした。沢山回り道してきたので、価値がとても分かるような気がします。自分のものとして使いこなせるようになるにはまだ時間がかかるかと思いますが、歯科医として最大の宝物になると思います。ありがとうございました。
◆内容も多肢にわたり(パフォーマンスロジック、伝麻法、ハンドピースの持ち方等とても有益な)もちろん咬合治療も完璧なセミナーでした。ありがとうございました。きちんとした診断ができると治療もでき、ちゃんと治るということがよくわかりました。
◆患者さんがドクターということもあって、実際に中心位をやらせてもらったり色んなことを聞けたので、ためになった。稲葉先生の中心位との比較もできて、自信につながりました。
◆先生直々にセントリックのとり方を教えて貰えてまた、咬合調整をいかに繊細なものかを直に見れて悶々としていた部分がかなり明確になりました。
◆確実な診断、おどろきました。咬合調整の量の少なさに感動しました。あれだけで治るのに今までは自分は削りすぎていたに気づきませんでした。
◆咬合調整によって即時に生体が、しかも劇的に変化するのを目の当たりにしてびっくりです。的確な診断が重要だと改めて認識しました。
◆咬合診断の精度を高めたいと思い、2回目の参加させていただきました。特に中心位の採得に疑問があったのでよく学べてよかったです。ディグマも今までの見学でとてもできそうになかったのですが、今回は臨床に取り入れたくなりました。
◆検査と診断の重要性をあらためて知りました。
◆咬合診断の正しい出発点を学べてとても有意義でした。明日からの診療に生かしたいです。咬合器を使うのが楽しみです。患者さんが目の前でよくなったのには感動でした。今日はありがとうございました。
◆口腔のみならず、体全体にとって、咬合がいかに大事であるかを痛感しました。同時にしっかりとした咬合診断を行い、調整することができれば症状が一瞬で改善するというような素晴らしいことができることがわかり、より一層精進しようと思えました。咬合のコースはもっとじっくり集中的にやるものをぜひひらいてほしいです。
◆今回の咬合診断に実習を受けて、前までのおさらいや新しく知ったことがあり、いろいろと勉強になりました。咬合理論をきちんと学んだ上で、他の治療を行っていく事がとても大切であると一層心に思いました。この診断が自分のものにできるように、今できることからやっていきたいと思います。これからも学んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。とても楽しく勉強になりました。ありがとうございました。
*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:゜・:,。*:..。o○☆゜・:,。*:.. *:..。o○☆゜・:,。*:..。
2日間にわたり、ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました☆
Posted by shige : 03:28 | コメント (0) | トラックバック (0)
