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差し歯の臭いが気になります。
Q.差し歯の臭いが気になります。
5年ほど前、前歯と奥歯に差し歯を入れました。最近になって差し歯の臭いが気になるようになりました。特に朝起きた時に強く感じます。普通にしている時でもつばを飲んだ時に変な味,臭いがします。
差し歯の中が虫歯になっているのでしょうか?
A.いくつかの原因が考えられます。
一つ目は、差し歯を支えている歯と骨の間の歯周ポケットの中に歯垢や歯石が付着していて臭いなどの不快感を感じる場合です。
このような場合は歯科医院でよく調べてもらい、歯周ポケットの中をきれいにしてもらうと症状が消失してきます。ただし、しばらくするとまた歯垢や歯石が付着しますので、定期的な歯科医院でのメンテナンスが必要です。
ご自分でできる予防法としては、歯と歯の間に汚れがつかないように、デンタルフロス、歯間ブラシなどを使っていつも清潔に保つことです。どうしてもご自分でとれない汚れ、磨き落としなどは歯科医院できれいにしてもらいましょう。
二つ目は差し歯の土台の金属が腐食して臭いをだす場合もあります。
神経の治療をした歯は弱く折れやすいため、土台を入れて補強をし、差し歯を被せるのですが、その土台の金属から不快感を感じることもあります。
土台の金属は差し歯を被せてあるとみえないことが多いのですが、金属によっては腐食します。
このような場合は一度差し歯を取り外す必要がありますが、状態によっては土台の交換ができない場合もあるので、歯科医とよう相談されることをお勧めします。
三つめ、差し歯の隙間から虫歯になっている場合も臭います。
食べ物のカスなどが入り込み、もっと虫歯が大きくなる可能性もあります。神経のない歯はこのような状態でも痛みを感じない場合があります。食べ物がつまりやすかったら要注意です。
四つ目、よく「セメントや接着材が溶けている味がする。」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、それが原因で臭うという方は少ないように感じます。
つばを飲んだ時の味、臭いはおそらく歯周ポケットからの浸出液、血液からです。 血液も臭いがあるし、味があります。
いつも歯を清潔に保ち、歯科医院でのメンテナンスにより大半は予防が可能なので、しばらく歯科医院にいらしてない方は一度受診されることをおすすめします。
投稿者 shige : 15:56 | コメント (0) | トラックバック
リーゲルテレスコープの映像
twitterでITALUさんという映像のお仕事をされている方とお知り合いになりました。
http://www1.odn.ne.jp/~cab87890/←こちらITALUさんのホームページです。
3DCG&映像&音楽プロデューサーで、NHK、フジテレビをはじめ各大手広告代理店とお仕事されているそうです。
以前、twitterでインプラントの映像をリツイートしたところ、ITALUさんが
「ぼくもそういうのできますよ。」
とご連絡をいただき、早速リーゲルテレスコープの映像をお願いすることになりました。
やはり、リーゲルテレスコープがどういうものなのか、患者さんにはわかりにくいと思うので、映像で説明ができたら・・・・と以前から思っていたので、本当によかったです!
http://vimeo.com/1626669こんなアニメーションを作ったりしてるそうです。
すごいですね!
今リーゲルテレスコープの途中経過で、「歯、歯列」の画像を作っているところです。
これ作るのすっごく大変だそうです。
歯を一本作るのも一日ぐらいかかるみたいです。
これからどうなっていくのか楽しみ!
途中経過、随時ご報告します!!
投稿者 shige : 10:37 | コメント (0) | トラックバック
「総義歯の基礎と臨床」セミナー開催されました。
「総義歯の基礎と臨床」セミナー開催されました(^▽^*)
「総義歯の基礎と臨床」セミナー、20名の先生方に参加していただきました(^▽^*)
今回、香川県から出席してくださった先生などもい
らっしゃいました!
すでに、総義歯のDVDをみて予習して、「ストレスフリーの歯科医院づくり」「予防補綴」を読んで下さったと聞き、す
ばらしいと思いました。
たくさんの先生方のご参加ありがとうございました。
保険の入れ歯の重合方法とイボカップシステムとの違いは?
という質問に対してtwitterでのつぶやき、まとめてみました。
患者さんから保険と保険外の入れ歯の材料の違いに聞かれたら、ぜひこのような感じで回答してくださいね(^▽^*)
↓
↓ ↓
保険の入れ歯の重合方法は、昔私たちが学生の時、フラスコをぐつぐつ煮ましたよね。
今もその方法がほとんど
だそうです。あの方法、実はレジンに気泡が入ります。
気泡が入っているとどういうことになるか・・・
割れてしまいます。
なぜ入れ歯が割れるのか?
口の中の熱の変化でレジンは膨張したり収縮したりします。気泡も熱により小さくなったり大きくなったりします。そ
れを繰り返すと入れ歯は割れてしまいます。更にレジンの厚みがでる。変色する。臭い汚れを吸収します。
イボカップシステムによる重合方法
は、重合中に常に収縮を補正できる方法です。常に圧力をかけます。なのでレジンに気泡が入りません。前はPVPMという方法もありましたが残念ながら今は
ありません。
そのため、薄く透明度がありながら、強度もあり、割れません。臭いや汚れの吸収も保険のものに比べるとほとんどありません。
薄いのに強いのです。
製作方法も全く違うので、もちろん保険ではできない、手間と材料です。
やはり、床の形をよく覚えて、辺縁封鎖が大事です!
ゴシックアーチは歯列で。印象材はシリコンでと
りますが、流れの悪いシリコン、レギュラータイプがおすす
め。パテではありません。総義歯の印象は粘膜の細かいシワまでとることはないからです。
咬合採得、ゴシックアーチ、フェイスボートランスファー、印象採得を一度でとります。その後、kavo咬合器にトランスファーします。
その後、頬、舌のコアを作ります。なのでカンは必要ありません。
今回も学生さんの参加があったので、稲葉先生いっぱい質問しました。
「咬合平面ってなんだかわかる?」
「・・・」☜学生
「下顎の切歯点と7番の遠心咬頭
を結んだ面ですよ」
twitterでも、歯科医の先生からたくさんの反応がありました。
投稿者 shige : 12:56 | コメント (0) | トラックバック
差し歯がグラグラして取れてしまいました。治療法は?
Q.差し歯が根っこの金属もろとも抜けてしまいました。根っこはのこっています。
歯や歯茎には痛みや異常などまったくありませんが、先月くらいからグラグラしだして先日とうとう抜けてしまいました。
歯医者さんにいくと「そのままくっつけるとまた取れてしまうので作りなおしをしたほうがいいですね」といわれました。前に入れていた歯はセラミックだったので、今回もそうしたいと思うのですが、すぐには金額的にだせないので、なにか方法はないかと悩んでいます。
A.審美的にも大事な場所、セラミックの歯で治したいというお気持ち、わかります。
一度、前の歯をつけてもらい、必要ならば両隣りにも接着剤で固定してなるべくもたせるようにする。やはり、急な出費だと悩んでしまうと思うので、その間少しずつでも費用をためておくといいかと思います。
デンタルローンのように月々5000円ぐらいずつ支払うようなものを利用する方法もあります。
また、元の歯が使えないのであれば、一度保険で作っておいて将来かえるということでもいいのでは。と思います。
投稿者 shige : 11:01 | コメント (0) | トラックバック
差し歯がグラグラします。
Q.前歯の3本が差し歯です。10年前にセラミックで作りました。そして今、少しグラグラしているのですが、もしこれが取れてしまった場合、もうこの差し歯は使えないのでしょうか?
A.前歯の差し歯がグラグラするケース、とても多いです。
原因はいくつかありますが、まず一つ目は歯周病で差し歯の周りの骨が吸収してしまってグラグラする場合です。
歯周病であるならば、歯全体的に症状が進んでいる可能性があるので、歯科医院での検査、治療が必要になります。
二つ目は、差し歯の部分だけがグラグラしている場合です。
差し歯が取れていないのであれば、かみ合わせが強い場合があります。やはり歯科医院でかみ合わせの調整をしてもらい、それでも気になるのであれば、両隣りの歯と接着剤でつなぎとめて様子をみる。という方法があります。
三つ目は差し歯がとれそうな場合です。
3本が差し歯ということですよね。一本一本離れていると、重力の関係でしっかりとした維持を作らない限りとれてしまうことが多いです。
そのような場合、3本を連結することをお勧めしています。連結することで、外れにくくなり、歯が揺れないため、グラグラしなくなります。
もしこれが取れてしまった場合、もうこの差し歯は使えないのでしょうか?
ということなのですが、取れてしまった歯を使うことができればもう一度つけます。
ただし、一度取れた差し歯はまた取れる可能性があるので、将来的にはやり直しが必要でしょう。
投稿者 shige : 10:41 | コメント (0) | トラックバック
差し歯を新しい差し歯にしたいのですが。
Q.差し歯を新しい差し歯にしたいと思っています。
現在保険の差し歯を前歯二本していて5年たって歯と歯茎の境い目に金属の土台も見えてきたので、新しく差し歯を作りなおしたいと思っています。そこで保険にするか保険外のものにするか悩んでいます。
保険の差し歯と保険外の差し歯は何が違うのでしょうか?
また、差し歯から差し歯に作り変えるとすればどのくらいの期間新しく歯をいれるまでかかるでしょうか。
A.保険の差し歯、保険外の差し歯について、少し書かせて頂きます。(前歯)
保険の差し歯について、硬質レジン前装冠と言う方法で対応しています。
硬質レジン前装冠
金銀パラジウム合金という保険対応の金属の表面に白いプラスチックを接着させた歯です。
適応は前歯から3本目の犬歯まです。(4番目からは銀歯になります。)
メリット
●保険治療がきくため安いこと
●とりあえず、白くなること
デメリット
●金銀パラジウム合金はいろんな金属が入った金の代用合金です。そのため、生体にアレルギー反応を惹き起す可能性があります。
●プラスチックのため食べ物や飲み物の着色、また臭いも吸収します。
●保険専門の技工所で流れ作業で製作するため精度が落ちます。
保険外の差し歯については
オールセラミック、ジルコニアセラミック、ポーセレンメタルボンドなどの種類がありますが、一番治療頻度の高い、ポーセレンメタルボンドについてお伝えします。
ポーセレンメタルボンド
白金加金にセラミックを焼き付けた方法です。すべて白く、天然歯そっくりに作ることができます。しっかりとした強度、耐久性があります。歯科技工士がたくさんの色を重ねて製作するオーダーメイドの歯です。
メリット
●スイスメタロール社の白金加金を使用。アレルギーテストもしっかりされた、安全な金属を使用します。
●たくさんの色を使って、天然歯そっくりに作ることができます。
●セラミックのため汚れや臭いを吸収しません。
●当院内の技工所で一番良い材料、道具を使って製作するため、色、形、かみ合わせの精度が高いです。
●歯肉とのなじみも良いため、かぶせ物周辺の歯肉の健康も維持できます。
デメリット
●保険治療が効かないこと
●前歯の光の透過性が、オールセラミックよりもないと言われています。
また、差し歯から差し歯に作り変えるとすればどのくらいの期間新しく歯をいれるまでかかるでしょうか。
ということなのですが、中の土台がしっかりしているのか、していないのかで多少製作期間は変わりますが、1か月から2カ月は考えていただいた方がいいと思います。
やはり、精密なものなので時間はかかります。その間、しっかりとした仮歯を入れるので、審美的にも機能的にも不自由ないようにするのでご安心ください。
投稿者 shige : 12:14 | コメント (0) | トラックバック
保険の差し歯と保険外の差し歯について
【保険の差し歯】
硬質レジン前装冠
金銀パラジウム合金という保険対応の金属の表面に白いプラスチックを接着させた歯です。
適応は前歯から3本目の犬歯まです。(4番目からは銀歯になります。)
メリット
●保険治療がきくため安いこと
●とりあえず、白くなること
デメリット
●金銀パラジウム合金はいろんな金属が入った金の代用合金です。そのため、生体にアレルギー反応を惹き起す可能性があります。
●プラスチックのため食べ物や飲み物の着色、また臭いも吸収します。
●保険専門の技工所で流れ作業で製作するため精度が落ちます。
銀歯の差し歯
小臼歯より後ろの奥歯につかわれます。
前歯は審美的に重要ですが、奥歯は機能が重要となります。
メリットとして
●保険治療がきくために安いこと
デメリットとして
●すべて銀歯のため口の中で黒くみえ、審美的に悪いこと
●たくさんの銀歯を使うと、金属がだ液に溶けてイオン化し、生体にアレルギー反応を発症する可能性があります。皮膚炎や肌のシミ、しわなども生じるそうです。
●保険専門の技工所で製作するため、かみ合わせが悪くなることがあります。かみ合わせは顎関節症と密接に関係するといわれています。
保険治療の銀歯は長い歴史の中でこれらの代用合金を体に入れるということは人類史上例のない事で、長期的な安全性は保証されていません。
保険専門の技工所ではかみ合わせの器械(咬合器)を使った仕事をしていないため、かみ合わせの精度が低く、顎関節症を引き起こす原因ともなります。
【保険外の差し歯】
オールセラミック
オールセラミックは、自然な光を透過する優れた美しさをだすことができます。
メリット
●金属を一切使わないため、金属アレルギーの方にも安心してご利用いただけるという利点もあります。
●すべて白い歯のため天然の歯そっくりに作ることができます。
●セラミックのため、汚れや臭いを吸収しません。
●当院内の技工所で一番良い材料、道具を使用して製作するため、色、形、かみ合わせの精度が非常に高いです。
● 歯肉とのなじみも良いため、かぶせ物周辺の歯肉の健康も維持できます。
デメリット
●ブリッジや奥歯にはあまり向きません。(メタルボンド、ジルコニアでは対応可)
●保険が効かないこと。
ジルコニアセラミック
強さに美しさを備えたジルコニアはヨーロッパやアメリカでは主流になっています。(日本では最近認可されました。)
メリット
●金属より硬く、天然ダイアに次ぐモース硬度があるため、奥歯やブリッジの治療にも対応できます。
●オールセラミック同様、光の透過性が高いため、透明感があり審美的に優れた歯です。
●金属アレルギーの心配もありません。
●当院内の技工所で一番よい材料、道具を使って製作するため、色、形、かみ合わせの精度が非常に優れています。
●セラミックのため、汚れや臭いを吸収しません。
●歯肉とのなじみも良いため、かぶせ物周辺の歯肉の健康も維持できます。
デメリット
●保険治療がきかないこと
ポーセレンメタルボンド
白金加金にセラミックを焼き付けた方法です。しっかりとした強度、耐久性があります。当院のベテラン技工士がたくさんの色を重ねて製作するオーダーメイドの歯です。
メリット
●スイスメタロール社の白金加金を使用。アレルギーテストもしっかりされた、安全な金属を使用します。
●たくさんの色を使って、天然歯そっくりに作ることができます。
●同じくセラミックのため汚れや臭いを吸収しません。
●当院内の技工所で一番良い材料、道具を使って製作するため、色、形、かみ合わせの精度が高いです。
●歯肉とのなじみも良いため、かぶせ物周辺の歯肉の健康も維持できます。
デメリット
●保険治療が効かないこと
●前歯の光の透過性が、オールセラミックよりもないと言われています。
ゴールドクラウン
白金加金のかぶせ物で、主に奥歯に使われます。
メリット
●スイスメタロール社の白金加金を使用。アレルギーテストもしっかりとされた生体に安全な金属です。
●強度、耐久性に優れています。硬すぎないため歯となじみがいいのも特徴です。
●当院内の技工所で安全な材料、優れた道具を使って製作するため、かみ合わせの精度も非常に高いです。
●歯肉とのなじみが良いため、かぶせ物周辺の歯肉の健康を維持できます。
デメリット
●保険治療がきかないこと
●金属色であること
白金加金硬質レジン前装冠
ゴールドクラウンの表面に白いプラスチックを接着させた歯です。特にかみ合わせの強い部分、上顎の奥歯などに適しています。
メリット
●上顎の奥歯だと表面は白くなるため、金属の色がみえません。
● スイスメタロール社の白金加金を使用。アレルギーテストもしっかりとされた生体に安全な金属です。
●強度、耐久性に優れています。硬すぎないため歯となじみがいいのも特徴です。
●当院内の技工所で安全な材料、優れた道具を使って製作するため、かみ合わせの精度も非常に高いです。
●歯肉とのなじみが良いため、かぶせ物周辺の歯肉の健康を維持できます。
デメリット
●保険治療が効かないこと。
●下の歯に入れると、金属色がみえること。
投稿者 shige : 16:28 | コメント (0) | トラックバック
前歯の差し歯がとれてしまいました!
Q.前歯の差し歯がとれてしまいました!自分でつけることできますか?
A.差し歯がとれてしまって、自分でつけてしまう方、たまにいらっしゃいます。
「差し歯」とは、神経の治療をした歯に金属の土台を差し込んで、その土台に歯を被せてある状態のものです。
神経のある歯に被せてある物は「被せ物」として区別しています。
差し歯がとれてしまったのが夜中だったり、旅行中だと大変困ってしまうと思うので、つい自分でつけることできないかな・・・と思ってしまいますよね。
でも、やめておいた方がいいです。
というのはとれてしまった歯の根の中は食べカスなどがついていて清潔な状態ではありません。細い根の中を自分で綺麗にすることは、歯科医院以外ではできません。
その上に接着剤などで、くっつけてしまうと、しばらくして感染する可能性があります。
もしくは、接着した根の中から虫歯が広がってしまうことだってあるのです。
自分でもどしても、だいたいすぐに取れてしまうので、結局は歯科医院に行く必要があるのですから、早めに受診されたほうがいいと思います。歯科医院ではだ液も細菌の感染源になるため、歯の根に入らないように気を付け、滅菌消毒してつけます。
差し歯がとれてしまう原因なのですが、よく患者様に説明することをそのままお伝えします。
①差し歯と歯の根はセメントで接着されています。そのセメントが隙間から溶け出してしまい、接着力がなくなってとれてしまう。
②差し歯と根の維持力が悪い場合もよくとれてしまいます。例えば上の前歯は接着してないと、重力で落ちてきます。それをセメントでつけているのですが、セメントだけだととれやすいです。そこで、落ちないように引っかかりを作ったり、適合をよくしたりという工夫がされるわけなのですが、その維持力が弱いととれやすくなります。
③差し歯の中が虫歯になっている場合、中がやわらかくなってしまうためとれやすくなってしまいます。
④噛みあわせが強い場合、前歯だったらとれてしまいます。
⑤歯の根が割れている場合もとれてしまいます。
当院では、とれてしまった差し歯は必ずもってきていただくようにしています。
セメントが溶けてしまっただけだったとするともう一度つけることができます。(ただし、繰り返すようならば新しく作りなおしたほうがいいと思います)
維持力が悪い場合は、とりあえずつけますが、土台からやり直す必要があります。
中が虫歯になっている場合は、やわらかい虫歯をすべてとって補強をしてつけます。
噛みあわせが高い場合はその原因をとってつけます。
歯が割れていた時、これは問題です。
急性症状がない限りは、歯に負担がかからないように両隣りの歯に接着して応急処置をして、治療方法を相談してから抜かないといけません。
30代の時にすでに全体的に差し歯があったり、ブリッジが入っていたりするかたはこれから要注意です。40代で、かぶせてある歯やブリッジが割れたり、保存できなくなってしまうケースが非常に多いからです。
この時期にしっかりとした歯科治療をしておかないと、歯の喪失を加速させてしまう可能性があります。
差し歯がたくさん入っている方には、連結することをおすすめしています。歯は左右に揺れる力にとても弱いため、一本一本離れていると、すぐにとれてしまいます。
出来る限り、弱い歯も含めて全体的に固定してあげること。
歯のかみ合わせを整えてあげること。
歯を動かさないようにすること。
がとても大切なキーポイントになります。
投稿者 shige : 12:25 | コメント (0) | トラックバック
インプラント、テレスコープシステムの寿命について
Q.インプラントの寿命、テレスコープシステムの寿命はどのくらいなのでしょうか?
A.私が大学を卒業した12年前、インプラント治療をする先生はごく限られた人でした。大学のインプラント科も人数が少なく、あまり人気がなかったと言ってもいいでしょう。
近年はどこの歯科医院でもインプラントをしています。この一年で学会の会員数の増加が最も著しかったのはやはり日本口腔インプラント学会で、1345人増だそうです。
業界では「インプラントバブル」とも言われています。
そして40年の耐久性がある。と書かれています。
しかし、それはそれぞれの歯科医院での症例実績なのでしょうか。12年前ほとんどインプラントをする先生がいなかったのでまず、違うと思います。
歯周病もなし、全身疾患、かみ合わせのバランスもすばらしかったらそれもありえると思いますが、過大評価は禁物だと感じます。
インプラントは天然の歯ではないので虫歯になることはありません。しかし、歯茎は人工ではないですよね。手入れを怠れば歯周病にだってなってしまいます。 喫煙していか、していないかで状態も変化していきます。インプラントする前に正しい知識を歯科医とカウンセリングする必要があります。
一般的にインプラントの10年生存率は90%といわれています。
したがって、もしインプラントをするのであるならば10年前からインプラント治療をしていて90%成功している歯科医院をおすすめしたいと思います。
一方、テレスコープシステムはどうでしょうか?
当院では30年前の結果をみることができます。というのは、32年前に当院顧問稲葉繁が初めてドイツから日本にテレスコープシステムを紹介し、治療した患者様で今でも使っていただいている方がいらっしゃるからです。
残念ながら、使えなくなってしまった方もいらっしゃいますが、他のテレスコープでリニューアルされています。
最低でも10年は普通に過ぎています。
私が歯科医になってテレスコープシステムで治療した患者様でそろそろ10年経過してきていますがすべての方が今もご自分の一部として使っていただいております。中には、歯の根が割れてしまった、歯周病が進んでしまい歯を残念ながら抜歯したという方はいらっしゃいます。
しかし、テレスコープシステムは取り外すことができるため、修理して元通り使うことができるのが大きな特徴です。
たくさんのパターンに対応してきています。10年後、20年後、30年後を予測して設計計画をたてることができる優れたシステムだと思います。
投稿者 shige : 15:57 | コメント (0) | トラックバック
インプラント以外の方法は?(40代女性)
Q. 25年前、高校生の時に左下6番を抜歯したため20歳代でブリッジになりました。
5年前ブリッジの支えになっていた左下の7番がだめになり抜歯。
歯周病もあり、インプラントするには骨が足りないということで入れ歯にしました。
保険で作った部分入れ歯で、とても違和感があります。
以前インプラントもすすめられましたが、やはりインプラントには抵抗があります。インプラント以外の治療法で良い方法があれば教えていただきたいと思います。
A.最近インプラントに抵抗があり、できることならしたくないという相談をうけることが多くなってきました。インプラントは条件が整っていればすばらしい技術です。 でも、全ての方の条件が整っているわけではありません。
実際、骨の量、喫煙、全身疾患そして歯周病などの問題があるため、すべてがインプラントで対応できないということは事実だと思います。
40歳代でインプラントを入れたとして10年後、20年後、30年後どうなっているかということも考慮しないといけません。
奥歯を2本失ってしまったということですね。
当院で一番行われているリーゲルテレスコープによる2本分の部分入れ歯についてお伝えします。
通常保険の入れ歯は金属のバネで支えますが、審美的に悪い、入れ歯が動くという欠点があります。
当院のリーゲルテレスコープは入れ歯に小さな鍵のような装置を付け、この鍵の開閉によって入れ歯が簡単に着脱できるようなしくみになっています。なので、金属のバネはありません。
また、保険の入れ歯は簡単な金属のバネで歯をつかんでいるため、かんだ時の入れ歯の沈み込み、(動き)はとても大きいです。それが直接歯に伝わるため、結果的に歯を揺らしてしまい、グラグラにしてしまいます。
それに比べ、リーゲルテレスコープは土台となる2本の歯を連結固定、その上に2重に歯を被せてます。鍵をしめることでしっかり入れ歯を固定します。
リーゲルテレスコープによるかんだ時の入れ歯の沈み込み(動き)は300ミクロンです。
そのうち土台となる歯にかかる動きは120ミクロンのため、ほとんど土台に負担がかかりません。
もちろん、しっかりと噛むことができて、審美的にも優れているということが特徴です。
最近クラスプ(バネ)がみえない、シリコンのような部分入れ歯がでてきましたが、どのくらいの歴史、症例があるのでしょうか。みかけはよくても噛めて機能しないと意味がありません。
お出かけ用として使うのでは、食事も美味しくないですね。
リーゲルテレスコープはインプラント同様、しっかり自分の歯として使うことができると言ってもよいでしょう。
投稿者 shige : 13:32 | コメント (0) | トラックバック
顎咬合学会
6月12,13日 顎咬合学会が開催されました(^▽^*)
IPSG名誉会長の大石尭史先生、同じく名誉会員の田嶋紀一郎先生ご夫妻、田嶋健先生ご夫妻、私、稲葉先生です。(あっ日鞠もいました。)
イボクラーのブースの前です。
田嶋健先生、オーストリア、ウィーン大学に7年間留学して最近帰国しました。(有名なスラビチェック先生のもとで、彼の右腕となって、ヨーロッパ中の歯科医に講師として指導していました!)
岩田先生同様、稲葉先生が学生時代から育ててきた弟子です。
やっと帰ってきて、浦島太郎状態のようです。
IPSGでも田嶋先生のオーストリアの報告講演会企画しますので、楽しみにしていてくださいね。(健先生よろしく)
IPSG副会長の飯塚能成先生のポスター発表の前でパチリ。
同じく副会長の大石暢彦先生も登場。
飯塚先生のこの症例は大変すばらしいです。
後日詳しくご報告いたします!
日曜日は子供がいたためどうしても参加できずに残念でしたが、友人が稲葉先生が我が息子のように一生懸命ビデオ撮影していて、声さえかけられない雰囲気だったと聞いています(笑)
きっと大成功だったと思います(^▽^*)
投稿者 shige : 18:03 | コメント (0) | トラックバック
義歯の噛み合わせが悪いと、どういう障害がでますか?(40代男性)
Q.40代半ばでほとんど義歯です。
義歯の咬みあわせが悪い場合、どういう障害が出ますか?
首の凝り、は、これが原因だと思うのですが、、。
A.ほとんど義歯というのは、たぶん被せてある歯がほとんど・・・ということでしょうね。
一本一本別々に治療をしたとすると、全体のバランスが崩れている可能性があります。
上下の歯は全体的にバランスと調和がとれて機能しています。
虫歯や神経の治療で、一本単位で被せものをすると、治療した歯の本数が多ければ、最初の基準が狂ってしまいます。
例えば、左右の噛み合わせの高さが違っていたり、歯の大きさが違ってしまいます。
義歯の咬みあわせが悪い場合、どういう障害が出ますか?
ということなのですが、
「顎(あご)が大きく開けない」「顎の関節付近が痛い」という症状。
「肩がこる」「腰が痛い」「手足がしびれる」「耳鳴りがする」「偏頭痛がひどい」というような症状などがあげられます。これらは顎関節症と言われる症状です。
顎(あご)付近の痛みを訴えたり、口が開かない、顎のあたりでパキン、ジョリジョリ、コッキン、という音がするといったものです。
顎関節症というと歯並びが悪い、親知らずによるかみ合わせのバランスの悪さ、といったような原因が多くを占めていますが、歯に被せてある銀歯や、詰め物、とくに入れ歯による咬み合わせのバランスが合っていない場合もたくさんあります。
まずは、今の状態が正しい噛みあわせなのかということを検査する必要があります。(咬合診断といいます)
咬合診断により、左右のバランス、正中のズレなどがわかるので、噛みあわせの平面をしっかり整えてあげることが大切でしょう。
以下のページにその診断方法が詳しく書かれています。
投稿者 shige : 16:59 | コメント (0) | トラックバック
金属のみえない目立たない入れ歯を入れたい(30代女性)
Q.右上67左下567を虫歯で抜歯し、入れ歯を入れることになりました。
入れ歯の金属が見えるのがいやで、金属のみえない目立たない入れ歯を入れたいと考えています。(30代女性)
①金属を引っ掛けないシリコンの義歯とはどのようなものなのでしょうか?
②金属を引っ掛ける入れ歯のほうが、長持ちして何年も、使えるのでしょうか?
③噛むのにはシリコンやスマイルデンチャーは、保険の入れ歯よりしっかりかめなくて、あごが痩せてくると、どこかで読みましたが、どうなのでしょうか?
回答、よろしくおねがいします。
A. 保険適応の部分入れ歯は残っている歯に金属の金具を引っ掛けます。
見た目にも入れ歯を入れていることが気づかれてしまうため、最近では、自費診療での入れ歯を希望される方が増えてきました。
①金属を引っ掛けないシリコンの義歯とはどのようなものなのでしょうか?
歯にかかる金属のばねのかわりに歯と歯茎の境目の目立たないところにシリコンのばねをかけるものです。確かに目立たないという利点はありますが、噛みにくいのは確かだと思います。
というのは維持力が弱いため、入れ歯が動きますし、食べ物が隙間から入りやすいからです。
また、噛んだ時、入れ歯部分の粘膜の沈み込みがあるため、(歯がある部分に比べて、歯茎は1ミリ~2ミリクッションのように沈み込みます)残っている歯に強い力が加わります。
将来的に、残っている歯に負担がかかり、歯を失ってしまう可能性があります。
そして、この方法は最近でてきたものなので、どのくらい使えるものなのかという証拠がまだありません。
②金属を引っ掛ける入れ歯のほうが、長持ちして何年も、使えるのでしょうか?
金属を引っ掛ける入れ歯の寿命はせいぜい7年ぐらいでしょう。
しかも神経のある強い歯なので、神経のない弱い歯だったら、数年もしくは数カ月で歯がグラグラになってしまうかもしれません。
③噛むのにはシリコンやスマイルデンチャーは、保険の入れ歯よりしっかりかめなくて、あごが痩せてくると、どこかで読みましたが、どうなのでしょうか?
入れ歯が動くと顎の骨は吸収してきます。したがってその可能性はあります。
当院でおすすめしているテレスコープシステムはドイツで100年以上の歴史のある入れ歯です。
技術、材料の向上により、金属がみえることもないため、若い方にも受け入れていただいております。
維持装置がバネのような簡単なものではないため、治療から装着まで約3か月はかかります。(その間ストレスなく過ごせるように仮の歯を作るのでご安心ください)
製作方法、技術が精密なためです。(日本でこの技術をもった歯科医、歯科技工士は非常に少ないです。)
入れ歯が口の中で動くことがないため顎の骨の吸収もほとんどありませんし、残っている歯を固定することで守ることができます。
入れ歯を入れたら最低10年は自分の一部として使っていただきたいです。
テレスコープシステムは修理もできるので、当院の患者様の中には30年もの間長く使っていただいている方もいらしゃいます。
10年、20年、30年後、入れ歯の種類によって残っている歯を失っていくか、守れるか別れるので、よくご検討されることをおすすめします。