IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

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2010年02月28日

確実に吸着する上下顎同時印象法による総義歯

2010年 新春特別講演会


「確実に吸着する上下顎同時印象法による総義歯」のセミナーがコサカで開催されました。


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40名の歯科医の先生方が参加してくださり、熱心に聞いていました。その内容をちょっとわかりやすくご説明します。日本で1538年に74歳でなくなったお坊さんが使っていた総入れ歯が世界最古だそうです。



その入れ歯が稲葉式上下顎同時印象法の原点です。上下顎同時印象法とは総入れ歯の上と下のあごの型取りを一緒に行う方法で、(普通は別々に型取りします。)患者様自身のお口の力を使って型取りをします。型取りの間に、つばを飲み込み、その動きを採ることができます。



つばを飲むということは食事をして食べ物を飲み込む時と同じ行動です。この状態が完全にコピーできれば理想的な入れ歯ができあがります。上下顎同時印象法によるこの新しいシステムでは、お口の中の状態を完全にコピーすることが可能です。通常今までの総入れ歯では型取りをしているときにつばは飲み込めません。従来の総入れ歯は完成するまで10回ぐらい来院しなくてはいけませんでしたが、新しいこのシステムではわずか4回。そのかわり、一回一回集中して確実に患者様のお口の中をコピーします。このブログは歯科医が読むことも多いので、専門的に言い換えますと、



咬合採得、ゴシックアーチ、フェースボートランスファー、上下顎同時印象をわずか一回で行うため合理的で患者様の来院回数が少なく負担がすくないのが利点です。入れ歯の歯肉を作る方法(重合)も保険の方法とはまったく違う精密な重合方法(イボカップシステム)で行うため、ウォーターフィルム現象(ガラスの板と板の間に水を介在させるとぴったりくっついて離れない状態)を得ることができ、維持が大変によいです。途中から、DVDを流して、DVDの中の稲葉先生が解説したため、大きい画面でみんなで上下顎同時印象法を見ることができました。



DVDは素晴らしいです。それにしても総入れ歯は奥が深い。歯がないと食事もできないし、人とコミュニケーションがとれません。



それを治療してあげられるのは私たち歯科医しかいません。みんな一生懸命勉強してしていました!



その時の様子、Twitterでも実況中継しました。まだはじめたばかりでよく使い方がわからないのだけど、とりあえず、いろいろつぶやいてみます!



 


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田中歯科器械店デンタルショー

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2月11日に横浜で、田中歯科器械店のデンタルショーが開催され、家族ででかけました。

田中歯科器械店のデンタルショー、今回はじめてだそうです。

歯科業界も不況といわれる中、新しいイベントを企画していてすごいです。

田中歯科器械店は、顧客を大切にしていることでも有名です。

取引をしている歯科医院は今回のデンタルショーの開催で、さらに頼もしく感じたのではと思います(^▽^〃)

先日のIPSGの学術大会でも、社長みずから参加してくださいました。

会場にはたくさんの人で溢れかえっていました(*^▽^)

 

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毛利社長と担当の木村さんとパチリ。

デンタルショーでは、毛利社長の娘さんもお手伝いされて挨拶をいただきました。

お父さんと一緒にお仕事をしたい・・・・毛利社長の仕事ぶりを尊敬されてのことだと思います。

田中歯科器械店はどんなときでもIPSGを支えてくださいました。

これからもよろしくお願いします!

 

 

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次の日、夫けんちゃん(郁文館夢学園の先生)が高校入試の代休だったため、横浜に一泊。

すっごく寒い日でした。

大さん橋のところでこんなバスを発見。

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外で無添加のパンをつまみに美味しいワインを飲む私たち。Lotusというバスのお店でした。

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ちょっとほっとしたひとときでした。

投稿者 shige : 11:51 | コメント (0) | トラックバック

虫歯ではないのに食事のたびに歯がしみる

名医が答える40歳からの医学相談特集

というのが家庭画報で特集され、当院顧問の稲葉繁先生が、歯科の部門の名医代表として、回答しました。

Q.虫歯ではないのに、食事のたびに歯がしみます。 52歳・男性

食事中に歯がしみることがたびたび続いたので、一度近所の病院でみてもらいました。先生は虫歯ではないというのですが、それでも熱いものや冷たいものを食べると歯がしみて仕方ありません。

私の気のせいでしょうか。それとも虫歯でもないのに歯がしみるのは、何か別の病気の兆しなのでしょうか。

A.長年にわたる食生活でエナメル質も摩耗、そして刺激に反応する。 稲葉繁先生(高齢者歯科)

歯がしみる原因はいくつか考えられます。そのうちの一つが虫歯ができているときですが、検査の結果虫歯ではないとのことですので、ほかにおそらく原因があるのでしょう。

歯の表面はエナメル質という固い物質で覆われており、虫歯にかかりにくくなっています。

そして簡単には擦り減らないようになっていますが、長い間には固いものをはじめ歯をすり減らすようないろいろなものを食べますので、どうしても歯の表面は少しずつすり減ります。

表面の固いエナメル質が減ってしまいますと、その下の総には神経の線維がある象牙質が出てきます。

この象牙質は柔らかく、いったん表面に露出しますと、急激にすり減りがおこり、さらに奥の神経の部屋、すなわち歯髄に近づきますので、ちょっとした刺激、すなわち冷たいものや熱いものにも反応して、非常にしみやすくなるのです。

正常な状態で歯が植立している場合には、歯の根は歯肉に覆われていますが、加齢現象やほかの何らかの原因で歯の根が露出しますと、やはり神経が直接ひょうめんに露出します。

歯根は表面がセメント質に覆われていますが、軟らかいためにすぐにはがれてしまいます。

したっがて歯肉は退縮するために歯根が露出し、しみるようになります。もうひとつの歯根の露出の原因に、長年にわたる間違った歯ブラシの使用によるものがありますので、ブラッシングの方法を歯科衛生士などの専門家に相談してみてください。

さらに歯のかみ合わせにより、歯冠と歯根の境目のところにストレスが集中し、この部分に、きつ状のシャープなくぼみができることがあります。そのような場合には歯垢が付着しやすく、なかなか奥までとれにくいため、虫歯になりやすくなります。

多くの場合このような、きつ状欠損は小臼歯に現れ、歯と根の間に段差ができますので、この部分にツメを当てますと引っかかりがわかります。その時は歯科医院に行き詰め物をしてもらうとよいでしょう。

投稿者 shige : 11:46 | コメント (0) | トラックバック

かぶせた金属でアレルギー反応がでてしまった。

Q かぶせた金属でアレルギー反応が出てしまった。42歳男性

先日、保険診療で歯に銀歯をかぶせました。初めてだったため最初は違和感もありましたが、それよりも困ったのは皮膚に湿疹がでてきたことです。いわゆるアレルギー反応を起こしたようで、現在皮膚科でもらった薬を飲んでいますが、どのような処置方法があるのでしょうか。

 

A ある種の金属に対するアレルギーの疑い。まずは、パッチテストを。(高齢者歯科 稲葉繁先生)

歯の治療に使う材料には金属、合成樹脂、陶材など、さまざまなものがあります。

お口の中は酸性やアルカリ性の食べ物や、熱いもの冷たいものなどが入るという過酷な条件にあります。

そのためできるかぎり安全なものがつかわれなくてはなりません。

歯に詰め物をしたとのことですので、どのようなものかわかりませんが、ある種の金属によるアレルギーが疑われます。このような場合にはどの金属によるアレルギーであるかを特定しなければなりません。

その方法にはパッチテストがあります。歯科医院で行っているところもありますが、大きな病院の歯科や歯科大学の付属病院ならどこでも行っていますので、受診してみたらいかがでしょうか。

金属はだ液などにより少しずつ溶出しますので、これを飲み込むことににより皮膚に湿疹がでることもあります。

特にニッケルの場合にはこのようなケースがしばしばみられます。日常生活でぶれすれっと、指輪、イヤリングのように直接肌に触れるようなものを身に付けたとき、湿疹を生じた経験がありましたか。

はじめてピアスをするときには金のピアスで行わないと化膿したり、湿疹がでたりすることを多くの人が知っています。

最も安全な金属は金や白金などの貴金属です。

口の中から全身に回るわけですから安全なものを使いたいものです。

一度詰め物を行いアレルギー反応を起こした場合、そのまま放置しても治ることはありませんから、その詰め物を取り除いてもらい、ほかの安全なものに替えてください。

さらにだ液を介して金属イオンが溶解したり味覚が変化しますので、同一の口の中には異種金属のものはつかわないようにしてください。

投稿者 shige : 11:45 | コメント (0) | トラックバック

歯と歯肉の間に段差が生じてきました。

Q.歯と歯肉の間に段差が生じてきました。 45歳・男性

歯磨き後に念入りに歯をみていると、歯と歯肉の間に少し段差がある印象を受けました。テレビCMではありませんが、りんごなど硬いものを食べると歯ぐきから血が出ることも度々あります。

特に痛みはないのですが、歯ぐきの色つやが悪いということは、やはり虫歯の一種なのでしょうか?

A.一度かかるとなかなか治りにくい歯周病。早めに治療を 稲葉繁先生(高齢者歯科)

このような症状が起きた場合にまず考えられるのが歯肉の病気でしょう。虫歯の場合には、歯肉の中に入っているところが虫歯になります。

また、歯の一部が欠けている時、その部分に歯肉が入り込み炎症を起こして腫れる場合がありますが、これを放置する人は少なく、多くの場合には気がつくはずです。歯肉の病気に代表的なものに歯周病があります。この病気の症状は、ご質問にありますように、他覚的には歯肉の腫れ、黒ずんだようね変色、歯の動揺、出血、口臭、歯肉と歯の境目からの膿がでるなどの様々な症状がみられます。また自覚的には歯が浮いた感じ、硬いものが食べられない、だ液の粘張感などがあります。

あなたの場合にはりんごを食べたときの歯肉からの出血や、歯が浮いている感じから歯周病であると診断して間違いないでしょう。

この病気は自分で気づいたときにはかなり進行していることが多いので、早めに歯科医院を訪れてレントゲン撮影を行い、診断してもらいましょう。

歯周病は一度かかると大変治りにくい病気です。歯と歯肉の境目に歯周ポケットと呼ぶ深い溝ができ、そこから、膿が排出されます。これは口の中である特定の最近が繁殖し、その産生物により歯を取りまく骨が溶け出します。

また、出血や滲出液が原因となり歯肉のまわりに硬い歯石が付着します。これを放置すると、ますます根の奥のほうまで達していきますので、表面上は歯石がついていることがわかりません。このようになった場合にはいくら歯を磨いていても歯肉の中の歯石を取ることはできませんので、歯科医院を訪れきれいに取り去ってもらうことがよいと思います。かなり進行している場合は簡単に歯石は除去できませんので、手術をすることになると思います。

投稿者 shige : 11:45 | コメント (0) | トラックバック

年々歯並びが悪くなっている気がする

家庭画報の名医が答える40歳からの医学相談特集

という特集で、歯科の部門の名医の代表として、

稲葉先生が質問に答えたものです。

Q.年々歯並びが悪くなっている気がする  50歳・女性

気のせいかもしれませんが、年々歯並びがわるくなっているようです。以前から少し重なっていた前歯が最近ますます重なってきているし、歯と歯の隙間も以前より目立ってきたように思えます。この年からでも歯の矯正は可能ですか。歯並びがわるくなっているのは、何かほかの病気とも関連があるのでしょうか。

A.歯の周囲の骨を徐々に溶かす歯周病が歯並びを悪化させる。 稲葉繁先生(高齢者歯科)

年をとるにともなって歯並びに影響を与える原因はいくつか考えられます。その中でも加齢現象というのは生理的に避けることができませんが、ほかにもある種の病気が原因となって歯並びを悪くする場合があります。

生理的なものとしては食事や嚥下などにみられる、長期間使用による上下の歯のすり減りが挙げられます。この現象が起こると前歯の先端が徐々に平らになったり、逆に犬歯は各が鋭くなったりします。臼歯においては臼のようになったくぼみが平らになってきます。さらに歯の周囲をト囲んでいる歯肉がわずかずつ根の方向に退縮してきます。しかしこれは短期間できがつくほどの量ではありません。

最も注意を要するのは病的な原因で歯並びがわるくなるものです。その第一の原因は歯を取り囲んでいる骨が徐々に吸収を起こす歯周病です。これは食べカスが歯の周囲に付着し、それを放置したときにバクテリアが繁殖し、その産生物により歯の周囲の骨が除所に溶けてしまいます。そしてその結果歯は動揺し歯と歯の間に隙間ができたり、前に飛び出してしまうのです。

このようなときは歯に無理な力をかけることはできませんので、矯正はできないと考えていただいたほうがよいでしょう。歯はわずかな力でも継続してかかりますと移動を起こします。

この力を人工的にかけるのが矯正です。ですから年齢にはさほど関係はないと思いますが、40歳代以上では骨も硬くなってきており、大変むずかしいといわれます。

もうひとつ、智歯と呼ばれる親知らず歯が萌出しきらずに横を向いてでてくることがありますが、このときの力は前の歯にかかるため、徐々に下顎の前歯が重なってきます。もしも歯の欠損がある場合には、残った歯に負担がかかってくることがあり、歯の移動が生じてきますので歯の治療を必要とします。

すべての歯の根は後ろの方向を向いており、歯が口の中に見えている部分は前の方向に位置しているため前に移動しやすいので、注意が必要です。

投稿者 shige : 11:43 | コメント (0) | トラックバック

歯を治すと表情が変わると言われましたが・・・・

「歯を治すと表情が変わると言われましたが・・・・・」

「名医が答える40代からの悩み相談」という家庭画報の特集で、歯科医の代表として稲葉繁先生が回答したものです。

Q.先日、歯はを連れて歯医者さんに行ってきました。私の母は今年66歳になったのですが、顔が老けて見えるのでもう 70半ばの老人にしか見えません。母の同年代の人と比べてもあきらかに年上の感じがするだけではなく、なんとなくですが貧乏くさいのです。今までそこそこの暮らしをしてきたし、現在は娘の私と同居しているので、それほどの苦労はなかったと思うのですが・・・・。

母は歯医者さんが嫌いなので、今回のような虫歯1本を治すだけの治療であっても、なかなか治療に行こうとはしません。先日もやっとの思いで連れ出し治療をしてもらったものの、抜けたままの歯を3本入れ歯にしましょうと言われて、飛んで帰ってきました。そこの院長先生が言うには、長い間抜けたままにしていたので噛む昨日が落ち骨のほうまで影響が出ている、それに顔に筋肉にも多少のゆがみが出てきた、とのことでした。

難しいことは私にはわかりません。でも先生は、「抜けた3本を治すだけで、お母さんは少なくとも5歳は若返りますよ」と言ってくれました。そう言われてみれば、上の3番~5番目の歯がきれいに入ると、若く見えるかもしれないと思います。歯を治すだけで本当に若く見えるのでしょうか。治療を嫌がる母を説得したいので、上手な説明の仕方を教えていただけないでしょうか。早く治して孫たちと元気遊んでほしいのです。

それと、ついでで申し訳ないのですが、私の下の歯の金属の冠も白い歯に作り替えた方がよい、と言われました、笑ったときに見えるので少し気にはしていたのですが、表情が明るくなるらしいので、私もこの際に治してしまおうと思っています。でももしそうならなかったらがっかりするので、どの程度表情が明るくなるのかを教えてください。費用は、そこそこの金額であれば出してもよいと思っています。

A. 長い間歯が抜けたままにしておきますと、咀嚼機能(かむ機能)にも影響が出てきます。歯科医の先生がおっしゃるように、一部の歯がなくなりますと左右のバランスを失い、歯のないほうの筋肉は痩せていきます。その結果、顔の左右のバランスが悪くなるのは当然です。したがって、義歯をお入れになることをお勧めします。

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歯を失った横顔は上下の唇が内側に巻き込まれるが(左)、

入れ歯が入ると再び元の顔に戻る。(右)

 ◆顔貌は人格にも関係してきます。

 

人はある年齢になると、顔に責任を持てと言われるように、顔貌はその人が作るものと言われます。社会生活において会社を営んでいる、責任のある立場の人、商売を持っている人などは様々なそれぞれに適した顔貌が作られてきます。健康的な歯の持ち主は、相手にも好感を与え、その人の教養の程度とも関係してきます。一昔前までは、歯並びが悪くても、歯が抜けていても、さほど気にしない人が多くいましたが、昨今では、歯の良し悪しはその人のステータスであるとも言われます。そのため、顔貌は人格にも関係してくるようです。

もちろん歯を治すと若返ることは事実ですが、顔貌が若返るのは歯だけがポイントではありません。家の中に閉じこもりがちな人は消極的な表情となりますので、積極的に外に出てほかの老人とふれあったり、若返った気持ちを持つことが、何よりも重要であると思います。その中で歯は全体の雰囲気の一要素にすぎませんが、歯を治すことにより積極性が出てくる可能性も大いにありますので、そのためにも、義歯を入れてあげてください。

◆自然感のある歯に治すのが理想

また、あなたの下顎の金属の歯のことですが、私たち歯科医は歯を治すにあたっても、両親から授かった真珠のような綺麗な歯に戻すことを基本としています。

したがって、歯を治した状況を他人に悟られないように治すことが重要なのです。

最近では歯の病気の多くは予防が可能で、口の中のケアを心がけていれば虫歯や歯槽膿漏から守ることができるため、万が一、歯の病気にかかった時はできる限り元の姿に戻すことが基本となります。

そういう意味で、白い歯がまず基本となります。このごろはセラミック(陶材)を使った自然のはと変わらないものがありますが、日本の医療保険制度はセラミックまでは給付してくれませんので、保険治療では金属冠ということになってしまいます。

とはいえ、諸外国では予防にしか医療保険の利かない国がすでに多くあります。

すなわち「原因がわかっている病気で予防が可能であるのに病気にかかるのは個人の責任である」との見解から、「予防は公的な財源(医療保険)から支払うが、治療は自己の責任で行う」との考えで、治療費は個人の負担となる国が多くあるのです。

どうぞ歯科医の先生と相談されて、自然感のある良い歯に治していただきたいと思います。

◆顔の経時的変化

お母様のお顔やお口の中がどのような状況であるのか内容が詳しくわかりませんので一般論になってしまいますが、お許しください。

お母様が同年代の人に比べ、老けているとのことですが、人の顔は様々な要素により変化してきます。

子供の時の顔は親から授けられたもので、両親の遺伝子が受け継がれ、父親と母親の特徴が顔に現れ、その人には変えることができない基本的な「生まれつき」の顔となります。幼少のころは比較的丸みを帯び、歯だもきめ細かく、緊張した綺麗な顔を持っていますが、この年齢の時の歯は乳歯から永久歯に萌え変ると同時に、おもに顎が発達し、鼻から下が成長して顔が長くなってきます。その後、成人になるとその人の顔は完成するのです。そして、年齢を増すごとに変化が見られます。

体重の増減によっても、脂肪の付き方によっても、太ったり痩せたりします。また環境による変化も現れます。つねに外で仕事をしている場合とでは、当然違いが出てきます。また、病気を患った時には痩せて顔にも変化が見られます。

◆一番目立つ目と口の周りの変化

人間にとって避けることができない変化は、加齢に伴う顔の変化です。特にお母様のように66歳にもなると、最も変化が大きく現れます。髪の毛は白く変わり、顔の筋肉は痩せてきます。一番目立ってくるのは目と口の周りです。目は、大きなパッチリとした人、小さな優しい人、切れ長な人などいますが。表情に与える影響は目が最も強く、喜びの大きな目、怒ったような一点をにらんだ目、哀しくうつ向いた目、楽しそうな輝いた目など、感情が目にでてきます。また老化が現れるのは、目の周りの小皺に始まり、目の下の脂肪の層が目立ち始めます。

口は、目とともに表情に与える影響が強く、目に現れる表情の質を、どの程度楽しいか、あるいは哀しいか、量的に表す性質を持っています。

たとえば、喜びの表現では目を大きく輝かせ、唇の緊張を解いて少し開き、楽しい時はさらに大きく口を開け、笑います。すなわち、どのくらい喜んでいるのか、あるいはどのくらい楽しいのかを口の開け方で表現します。したがって、目と口はつねに一対であり、表情は顔の各部分の表現が総合されたものとなります。

老化により口の周辺に現れる特徴は頬の筋肉が痩せこけてくることで、さらに、花の下には小皺がでてきます。健康な歯の持ち主は比較的皺も少ないのですが、歯がなくなると、支えを失った唇は口輪筋という筋肉の働きにより内側に押し込まれ、大きな皺が出てきます。

お尋ねでは、上の3番目から5番目がぬけたままになっているとのことですので、左右のどちらかが内側に引き込まれ、歯のないほうが痩せてみえるのではないかと思います。

楽しい人生を過ごされるためにも、早く治療されることをお勧めいたします。

 

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稲葉繁先生が製作した入れ歯を装着した患者様の笑顔、素敵ですね。

投稿者 shige : 11:37 | コメント (0) | トラックバック

部分入れ歯のついてのご質問

◆部分入れ歯についてのご質問です。(私、稲葉由里子がお答えします。)

Q.先日保険適用で部分入れ歯を作っていただきましたが、合わずに困っております。

  下の方の左右奥歯の入れ歯(左奥4本と右奥3本分を針金で繋いだ形で残っている歯にバネの金具をはめています)なのですが、
まだ1日中入れて使用したことがないほどです。昨日、久しぶりで病院に行き当たる部分を直して頂きましたが、まだ、噛むとなんだかしっくりせず、外して食べた方がよほど噛みやすいくらいです。
(無理に入れ歯を使用しなくてもいいのでしょうか?)残っている歯も神経の治療がしてあって弱いと先生がおっしゃっていました。

なんだか噛んでいるうちに浮いてもくるようですので、保険適用の安いもの
(7千円くらいでした)で作ったから精度のいいものが作れなかったのかな。
等と思っています。

A.下の歯は親知らずを含めないで14本あります。その半分7本の奥歯を失ってしまったということですね。

現在、日本の保険診療で行われる方法は、クラスプという金属のバネを残っている歯にかけて入れ歯を支えるようなものです。簡単なバネのため奥歯のような力がかかるところで食べ物をすりつぶしたりすると動くため違和感があるのでしょう。また、天然の歯と人工のプラスチックの歯ではまったく形も硬さも違うため上手に機能できないとも思われます。歯の溝は適当についているわけではなく、前に動かす時、左右に動かす時など、ルールのある溝がついています。それが入れ歯の場合、溝がないまっ平らな形をしていてうまく食べ物もすりつぶせません。

人それぞれお口の中のリラックスした位置があるのですが(中心位)、入れ歯がしっかりその位置でかんでいないと違和感があります。かみ合わせの平面もとても大切で左右が対称であることは基本ですが、入れ歯があっていない患者様の歯を調べてみるとこの基準が合っていないことがあります。

このようなこと、すべてをひっくるめて「入れ歯がしっくりこない」と感じているのだと思います。

このクラスプを使った部分入れ歯の良いところは、保険がきく、歯を抜いた時の仮の歯として使える。ことです。

悪いところは、いくつかありますが、まず、長く使うことで、バネをかけた歯がゆるんでしまうことです。その理由は入れ歯の取り外しの時に歯に負担がかかることと、食べ物をすりつぶす時入れ歯が揺れると、それを支えている歯も少しずつ揺れるためです。

クラスプというバネをかける位置、私たち歯科医が歯を抜くときに使う器具の位置と一緒です。

クラスプは歯を抜くような動きをゆっくりしてしまうため、気がついたら歯槽膿漏と同じ症状で歯がゆるみ、結果的に歯を失わせてしまいます。

また見えるところに金属色のバネがかかるので見た目が悪いです。

入れ歯の先進国のドイツでは、歯科大学の学生の授業からもクラスプによる入れ歯の治療がでてこないほど古いものとなっています。

●食事をするとき外して食べた方がよほど噛みやすいくらいです。(無理に入れ歯を使用しなくてもいいのでしょうか?)

というご質問についてはやはり、もちろん入れたほうがいいと思います。

その理由は、上の歯と下の歯はかみ合ってバランスを保っています。どちらかに歯が入っていないと、機能していないため、歯が弱くなってしまったり、伸びてきてしまったりします。伸びてきてしまった歯はあとでかみ合わせの平面をそろえるときに調整が大変になることがあります。

もうひとつ、奥歯がないと顎の関節が悪くなることがあります。かみ合わせと関節の動きは対になっているため奥歯がないことで、関節にも大変負担がかかります。関節をひっぱる筋肉の動きは頭を支える首の筋肉とつながっています。そのため、肩こり、腰痛、頭痛などの症状を引き起こすこともあります。

それでは、これらの問題を治療法を解決できる方法はあるのでしょうか?

一つはインプラントによる治療方法です。

顎の骨の中にチタンの土台を入れて結合させる方法です。今回の患者様の場合7本のインプラント・・・ということになります。

インプラントと入れ歯についての違いは次回お答えしたいと思いますが、今回の場合、

●残っている歯も神経の治療がしてあって弱いと先生がおっしゃっていました。

ということなので、インプラント治療よりも、ドイツで開発されたリーゲルテレスコープによる入れ歯をおすすめします。

◆ドイツで開発されたリーゲルテレスコープとは?

歯科治療先進国・ドイツでは、「テレスコープ」という入れ歯を使っています。
これは、保険の部分入れ歯と違い、維持装置に金属のバネを使わず、「はめこみ式」の
装置を使った入れ歯のことを表します。

テレスコープの入れ歯の歴史は1886年に始まり100年以上の歴史があります。
その間、ずっと改良、進化し続けて現代にいたっているため、非常に精密で、歴史のある入れ歯として高い評価を得ています。

当医院では、諸外国の中でも入れ歯においてもっとも技術が進んでいるとされる、ドイツの入れ歯(リーゲルテレスコープ)を取り入れています。
これは、費用はかかっても質の高い、長持ちのする治療を受ける、ドイツ人の考えから生まれたものです。

日本では合わなかったり壊れたりすると何度もつくりなおしをしますが、
このドイツの入れ歯は一度作ったら、修理しながらずっと使うことが可能です。

当医院の顧問、稲葉繁先生がはじめてドイツからリーゲルテレスコープを紹介してから30年近くになりますが、当時治療した患者様の入れ歯が、30年たった今もしっかり使われていることをみても、ドイツ人の入れ歯の技術の凄さがわかります。

いろいろな種類のテレスコープがあるなかで、当院では本場の技術を使った、リーゲルテレスコープ、コーヌステレスコープ、レジリエンツテレスコープでほとんどすべての症例を治療することができ、患者様にも満足いただいております。

リーゲル(Riegel)とはドイツ語でかんぬきのことで、これを維持装置に使っています。入れ歯の中に小さな鍵がかかるようになっていて、鍵をしめると舌でさわってもわからないようになっているのでほとんど違和感がありません。
この鍵をひらくと(手で簡単にあけることができます)、すっと入れ歯を取り外すことができます。 

普段は入れ歯であることを忘れてしまうぐらい付け心地がよく、寝るときは歯磨きをして、入れ歯もあらって装着したままお休みになれます。
(寝ているときに間違えて飲んでしまうなんてことが絶対ないからです。)
また、神経のない弱い歯に対しても、適応できる入れ歯です。

リーゲルテレスコープは内冠が連結固定してあります。

残っている歯が神経のない弱い歯ということですが、弱い歯も内冠によって連結することにより強くなります。多少グラグラしていた歯でも固定することにより、しっかりします。

見えないところに鍵をつけるため、保険のクラスプのように見かけが悪くならず、審美的に優れ、笑った時に見えるのは、白い歯だけ、という状態になります。

リーゲルテレスコープの特徴

■年月の経過とともに変化するお口の状態に応じ、いつでも修理をすることができるため、
長く使うことができます。(保険の入れ歯は、歯が抜けるたびに毎回作りなおしが必要です。)

■残っている歯の喪失を、入れ歯により予防ができます。
(連結固定することにより歯が動くのを止めることができるため)

■入れ歯であることが周囲に気づかれないほど自然です。

■違和感がなく、快適な装着感です。

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この「リーゲルテレスコープ」は、稲葉繁(当院の顧問)が初めてドイツから日本に紹介した入れ歯です。稲葉繁顧問は、1978年から1年半の間、チュービンゲン大学のケルバー教授から直接リーゲルテレスコープについて学び、本場の技術を習得しました。

高い口腔理論と技術を必要とするため、日本ではまだまだ普及が進んでいないのが現状です。
そのため、私たちはリーゲルテレスコープの普及にも努めています。

インプラントで失った歯を入れるのに一本40万から50万。

7000円で入れ歯を作ったとのこと、一本1000円で作る入れ歯ではしっくりこないのもしょうがないかな・・・・と思います。

 

 

 

 

 

投稿者 shige : 11:36 | コメント (0) | トラックバック

インプラントと入れ歯の違いについて

◆インプラントと部分入れ歯の違いについて(私、稲葉由里子がお答えします。)

Q.インプラントと部分入れ歯について質問します。(60歳女性 N.I)
かなり悩んでいます。

過去に下1番奥を抜き2番目でブリッジとなっていました。ところが2番目の歯が割れてしまい、奥歯が3本ない状態です。反対側の奥歯にもブリッジが入っています。最近全体的に歯がグラグラしてきたような感じもします。近所の歯科医へ行ったところ、部分入れ歯かインプラントとの事でした。インプラントの費用は22万~28万と言われました。
そこで、いくつか質問があります。

・インプラントと部分入れ歯どちらが私にとってよいのでしょうか?
・インプラントの22万~28万円の費用は相場通りでしょうか?
・部分入れ歯の使い勝手はどうなんでしょう?

正直、入れ歯はかなりの抵抗があります。2年前、骨粗鬆症の診断を受け腰の手術をしています。血圧も高めなためインプラント治療も不安で・・・・・。

A.それではまず、インプラントがどういうものかについて知っておきましょう。

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ノーベルバイオケアのパンフレットより。

歯の絵がでてきましたが、左側が天然の歯、右側がインプラントです。

左側の健康な歯の根っこ(歯根)は顎の骨としっかり結合して歯根膜というクッションに覆われています。その上を歯ぐきが覆って機能しています。

一方右側のインプラントは天然歯と同じような構造になっていて歯の根っこの部分がチタンという安全な金属により、顎の骨と完全に結合させることができるため天然の歯と同じように機能することが可能です。

失った歯を取り戻せる、素晴らしい方法です。

当院では、大学病院のインプラント専門医、口腔外科医との連携により安全な治療をおこなっています。

私自身もNobel Biocare社のインプラントシステムを受講しています。

しかし・・・・・インプラントが適さない条件、ご存知でしょうか?

まず、

◆骨の量です

上の図のようにインプラントを支えているのはしっかりとした骨があるからです。(骨が少ない場合は骨を作る必要があります。)そのため土台がしっかりしていないと、いくらインプラントを治療してもうまくいきません。家を建てる時も土台が大事ですよね。

これはレントゲンやCT画像による検査でわかります。

◆歯周病

インプラントは骨に支えられるため、骨が吸収する病気である歯周病は大敵です。

たとえ、その時はうまくインプラントをできたとしても、歯周病の傾向がある方は将来的に骨が吸収してしまい、インプラントがグラグラ・・・・なんてことになる可能性もあります。

◆喫煙

これ、以外と知られていないかもしれません。

喫煙は歯周病だけでなく、インプラント治療にとっても大敵です。喫煙による血管収縮作用によって、口の中の粘膜内の血流が阻害され、組織全体の免疫力が下がります。

従ってインプラント治療直後の傷の治りが悪かったり、歯周病が治らない、インプラント周囲炎になってしまうなど、インプラント治療の失敗につながる悪影響がたくさんあります。

 ◆全身疾患

出血を伴う処置もありますので、糖尿病や高血圧などの慢性疾患がある方は良好な状態にコントロールされていることが条件になります。

骨粗鬆症などもインプラント治療が制限されます。

 

当院ではこのようなことを事前にしっかり問診し、安全で確実にインプラントを行える患者様のみ治療をしております。

今回のご質問、

● インプラントと部分入れ歯どちらが私にとってよいのでしょうか?

N.Iさんにとって良い方法は、部分入れ歯です。

なぜなら、歯が全体的に最近グラグラしている感じがする。

骨粗鬆症がある。

高血圧である。

ことからです。理由は上記に書いた通りになります。

● インプラント費用22万~28万円の費用は相場通りでしょうか?

については、とても安いと思います。

通常、しっかり手術をしている歯科医院なら40万~60万円はするはずです。

インプラントの技術を身につけるための歯科医の技術料は大変なものです。しかも材料も非常に高価で、インプラントをするにあたっての設備の維持にも相当の費用がかかります。

かえって安すぎると反対に大丈夫だろうか?と私たちも不安です。

● 部分入れ歯の使い心地はどうなんでしょう?

ここからは、当院の部分入れ歯のご紹介をしたいと思います。

◆テレスコープシステム

歯を失った際に行う治療の主流はインプラントですが、歯の喪失を予防することはできません。高齢者の多くが他に病気をもっていること、歯周病がある、骨粗鬆症で顎の骨がもろい、などインプラントで治療ができない場合があるのも事実です。
また、保険で作る入れ歯は、クラスプというバネを残存歯にかけて使用するため、健康な歯にバネの力が加わり、結果的に歯を失ってしまうこともあります。


当院ではテレスコープシステムでほとんどすべての症例をカバーしています。

そのうちのひとつがリーゲルテレスコープといいます。

リーゲルテレスコープのリーゲル(Riegel)とはドイツ語で閂(カンヌキ)のことで、入れ歯に小さな鍵のような装置を付け、この鍵の開閉によって入れ歯が簡単に着脱できるようなしくみになっています。
さらに、年月の経過と共に変化する口腔の状態に応じ、いつでも修理が可能です。すべての歯を連結、固定することにより強くなり、歯の喪失を予防することができます。

N.Iさんのように全身疾患を伴っている方に対しても、安心して治療を行うことができます。

また、歯周病があったとしても、残っている歯をすべて固定できるため歯が強くなる効果があります。

そして残っている歯を失ってしまったとしても、簡単な修理でもとの入れ歯が使えます。 今まで、歯が抜ける度に何度も作り替えていた入れ歯が、生涯ひとつの入れ歯で過ごすことができます。

ドイツ人は物を大切に修理しながら長持ちさせるという国民性があります。

入れ歯に対しても同じで、100年以上も歴史のある、このテレスコープシステムを改良しながら治療してきました。

また、このリーゲルテレスコープの使い心地なのですが、舌で触れても違和感がなく、装用感は入れ歯が入っていることを忘れてしまうぐらい快適です。

また、リーゲルテレスコープの技術の高さは、稲葉歯科医院顧問、稲葉繁が、ドイツから初めてリーゲルテレスコープを日本に紹介してから既に31年が経った今も、当時治療した患者さんの入れ歯がしっかり使われていることで証明ができます。稲葉はこの31年の間に、リーゲルテレスコープを用いた治療を1,000症例以上、行って参りました。 kagi.png

  左の写真は鍵が閉じている状態、右は鍵を開いた状態です。鍵を閉じると舌で触ってもほとんどわからないため違和感がありません。

金属はこの症例はチタンを使用しています。他には、スイスのメタロール社のオロフロイド3という体に安全な金属を使用していますので安心です。

投稿者 shige : 11:35 | コメント (0) | トラックバック

コーヌスクローネという入れ歯について

Q.65歳の母の入れ歯の件で質問です。保険の入れ歯に馴染めないまま5年が過ぎ、今回コーヌスクローネという入れ歯を検討しています。下の歯のブリッジは放ったままの状態、上の総入れ歯は外出時のみ付けるという生活でした。痛みや話しにくさ、噛みにくさがあるようです。
今回入れ歯に精通した歯医者さんを探し、相談してみたところ、下の歯は4本残すことが出来、コーヌスクローネの入れ歯の選択もあると言われました。

1)コーヌスクローネの入れ歯が、保険の入れ歯に比べて装着感の良い物か。どの点で違いがあるのか。
(保険の歯で馴染めない人でも、コーヌスクローネの入れ歯なら使える人が多いのか)
2)長期間使える物なのか、保険の入れ歯と比べてどうか。
3)現在の歯医者さんは、もしお金をかけるとしても、上の総入れ歯は保険で作り、下は、利用できる歯を利用してコーヌスクローネで作るのはどうか?と言われています。両者にかける値段が随分違いますが、大丈夫でしょうか。

 

まず、コーヌスクローネという入れ歯を聞きなれない方がほとんどだと思いますのでどのような入れ歯かお伝えしたいと思います。

コーヌスクローネはドイツで開発された入れ歯です。テレスコープシステムというたくさんの種類の入れ歯のひとつで、100年以上もの歴史があります。

コーヌスとは円錐形の意味で、歯に直接接着させる内冠と入れ歯の本体、外冠により構成されています。(二重に被せる方法)

内冠は円錐形で角度は6度(コーヌス角)、維持力は内冠、外冠のくさび力によります。
同じ形の紙コップを重ねると、ぴったりくっついて離れなる現象をイメージして頂けるとわかりやすいかもしれません。
装着の最後で内冠と外冠がすっとはまると、はずれなくなります。

この角度は歯の状態により調整することができます。

はずし方は入れ歯に指がかかるくぼみを作っておいて、それを持ち上げるとはずれます。

日常の生活でははずれてしまうことはまずありません。
基本的にコーヌステレスコープは神経のない歯には適応ではありません。というのは維持力が直接歯にかかるため、入れ歯の取り外しのときに神経のない弱い歯だと、土台ごと抜けてしまう危険性があるからです。
また、歯の残っている場所によっては禁忌症もあるので、しっかりとした診査、診断、治療計画が必須です。

適応を間違わなければ何十年も使える優れた入れ歯です。

それでは質問にひとつずつお答えします。

◆コーヌスクローネの入れ歯が、保険の入れ歯に比べて装着感の良い物か。どの点で違いがあるのか。
(保険の歯で馴染めない人でも、コーヌスクローネの入れ歯なら使える人が多いのか)

保険の入れ歯との装着感は全く違います。通常4本の歯が残っていると、日本の保険で作られる入れ歯はクラスプという金属のバネをつかったものです。
クラスプと歯は密着していますが、接着はしていません。そのため入れ歯が動きます。

入れ歯が口の中で動くと気になり異物感があります。
それに比べて、コーヌスクローネは内冠、外冠のくさび力でしっかり固定されるため、口の中で入れ歯が動くことがありません。そのため、保険の入れ歯に馴染めない方でもしっかり自分の体の一部として使うことができます。

◆長期間使える物なのか、保険の入れ歯と比べてどうか。

保険の入れ歯はバネをかけている歯が抜けてしまうとすべて作り直しが必要です。日本では合わなかったり壊れたりすると何度もつくりなおしをしますが、
このドイツの入れ歯は一度作ったら、修理しながらずっと使うことが可能です。長期間使うための入れ歯といってもいいでしょう。

◆現在の歯医者さんは、もしお金をかけるとしても、上の総入れ歯は保険で作り、下は、利用できる歯を利用してコーヌスクローネで作るのはどうか?と言われています。両者にかける値段が随分違いますが、大丈夫でしょうか。

せっかく下の歯をしっかり治すのであれば、上もそれに合ったものでなければ意味がありません。

上下の歯は対になっています。

下の歯がいくら丈夫でしっかりしていても、上の入れ歯が落ちてくるようなものなら食事もできないし、しゃべることもできません。

材質も全く違います。コーヌスクローネに使用される人工の歯はDr.Strack設計の機能的で美しさも兼ね備えたものです。 患者様の肌の色、顔の輪郭、などを参考にして選択します。

保険の入れ歯の人工の歯は、とてもやわらかいプラスチックです。

上の入れ歯を保険、下の入れ歯をコーヌスクローネとなると、別々の技工所で製作するため、完成して合わせるのが非常に難しくなります。

コーヌスクローネに合った入れ歯を同じ材質で、咬合器(かみ合わせの器械)を使用して作ることをおすすめします。

投稿者 shige : 11:33 | コメント (0) | トラックバック

部分入れ歯のフックの針金が気になる

ワイヤーが見えない部分入れ歯について

Q.今まで左下奥歯の奥から2番目の歯を早くから抜歯しており、一番奥の歯と三番目の歯とでブリッジにしておりました。最近歯医者さんへ行ったところ、奥と奥から三番目の歯が歯周病になっており、抜歯をしました。今は奥から3本共に歯が無い状態です。

医師より保険適応の部分入れ歯を進められましたが、引っかけていた良い歯までワイヤーの針金で歯周病になりやすいとも説明を受けました。針金状のワイヤーが表から見えるのが気になると話すとインプラントを進められました。でも、手術をするのは怖いし、保険の入れ歯よりよくて針金が見えない部分入れ歯ってあるのでしょうか?

A.お答えします

現在、日本の保険で作られる入れ歯はクラスプという金属のバネをつかったものです。
クラスプと歯は密着していますが、接着はしていません。
そのため入れ歯が動くと一緒に歯を動かしてしまい、ゆっくりと歯を抜いてしまう力が加わってしまいます。

バネで歯を支えているため、口の中で入れ歯は常に動いてしまいます。
私たち歯科医師が歯を抜歯するとき、歯を横に揺らしてから歯を抜きますが、
保険の入れ歯の場合、同じことをクラスプがしてしまうのです。

入れ歯先進国ドイツでは、クラスプによる部分入れ歯は学生の授業からもはずされています。

結果的に歯を失ってしまうからです。

入れ歯が口の中で動くことがなく、見た目も入れ歯であることが気がつかれないものにはいくつか種類があります。コーヌスクローネ、リーゲルテレスコープ、CSP、ミリングデンチャーなどです。

いずれも保険適応外となりますが、針金が見えなくて、ご自分の歯と同じように使っていただけます。

当院で一番行われているリーゲルテレスコープによる3本分の部分入れ歯についてお伝えします。

保険のクラスプデンチャーは簡単な金属のバネで歯をつかんでいるため、かんだ時の入れ歯の沈み込み、(動き)はとても大きいです。それが直接歯に伝わるため、結果的に歯を揺らしてしまい、グラグラにしてしまいます。

それに比べ、リーゲルテレスコープは土台となる2本の歯を連結固定、その上に2重に歯を被せてます。

維持力は鍵のような小さい装置で、鍵をしめることでしっかり入れ歯を固定します。

リーゲルテレスコープによるかんだ時の入れ歯の沈み込み(動き)は300ミクロンです。

そのうち土台となる歯にかかる動きは120ミクロンのため、ほとんど土台に負担がかかりません。

もちろん、しっかりと歯ぎしりもできて、使用感も自分の歯とかわりません。

リーゲルテレスコープはインプラント同様、しっかり自分の歯として使うことができると言ってもよいでしょう。

 

 

投稿者 shige : 11:32 | コメント (0) | トラックバック

入れ歯ははずして寝た方がよいですか?

Q.入れ歯ははずして寝た方がよいですか?それともはめたまま寝た方がよいですか?

A.このようなご質問をよくいただきます。

保険治療で作った入れ歯は樹脂がやわらかいため、樹脂内部が汚れやすく、臭いがしみこみやすと言われています。そのため、夜ははずして消毒をするようです。粘膜を休ませるためとも言われています。

当院の入れ歯は夜寝る時もはずさずに、お休みいただいております。

 テレスコープ義歯、上下顎同時印象法による総入れ歯に使う樹脂は汚れ臭いが染み込みにくい材料を使用しています。

日本大学松戸歯学部と、ベルチン自由大学がそれぞれ行った興味深いアンケート調査があります。

入れ歯の患者さん、それぞれ55人を対象に、入れ歯の手入れ方法、手入れ時期、使用習慣、歯ぐきの手入れ について質問をしました。

結果、ドイツと日本の患者さんの使用習慣だけ、大きな違いがありました。

ドイツの患者さんの多くは、昼間も夜間も入れ歯を装着しているそうです。これに対し日本では、ほとんどの患者さんが 入れ歯を外して就寝していることがわかりました。

夜はずしている姿を、夫や家族に見られたくないということもあるようです。

ドイツの歯科医師は、夜はめたまま就寝するように指導しているそうです。

当院の入れ歯を使用している患者様も

「入れ歯が体の一部になっているから外すと不安です。」

とおっしゃいます。

体の一部になっている入れ歯なら、夜きれいに洗浄し、はめたまま就寝されてもいいと思います。

当院でも毎回メンテナンスの時にきれいに磨いて洗浄いたしますので、ご安心ください。

阪神大震災の時、夜入れ歯を置き忘れて食事ができなくなった人がたくさんいた。という話しを聞いたりします。夜何があるかわからないので、やはり、はめたまま就寝することをお勧めいたします。

投稿者 shige : 11:30 | コメント (0) | トラックバック

2010年02月20日

パーシャルデンチャーの臨床と設計実習コース

2010年2月20日21日「パーシャルデンチャーの臨床と設計実習コース」が開催されました。

 

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みんな下を向いているのは、模型の設計をしているからです(笑)

 

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「ワイヤークラスプを入れているのは矯正で歯を動かしているのと同じ作用がある」

と稲葉先生。

表現的確です!歯の欠損形態はたくさんあります。

それは毎日の臨床で一つも同じパターンがないのと同じ。

なぜ、4点支持が安定するのか、遊離端義歯の支台歯への影響、何度聞いても

「あっそういうことだったんだ!」

と気づきのあるセミナーです。

後方遊離端、前方遊離端、側方遊離端、たくさんのパターンを勉強しました!!

 

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参加いただいた先生方ありがとうございました!!

投稿者 shige : 14:39 | コメント (0) | トラックバック

2010年02月19日

子供の予防歯科について

子供の予防歯科について

「フッ素はいつ頃から塗ったほうがよいのでしょうか?」

というご質問をよく受けます。

フッ素は歯の表面のエナメル質と結びついて歯を丈夫にするため虫歯になりにくくなります。

フッ素は子供の歯でも大人の歯でも生えたて頃が一番取り込まれます。

最初の歯は生後6~7ヶ月で生えてきますがこの頃は子供が小さすぎてなかなか塗るのが難しいです。

当医院では奥歯が生えてきたあたりから塗りはじめることををお勧めしています。

ただまだこの頃の赤ちゃんは人見知りもしますし、おとなしくお口を開いてくれません。無理やり歯科医院でフッ素を塗るような事をしてしまうと歯医者嫌いになってしまうので、そのお子様に合わせてゆっくり無理のない時期からはじめましょう。

半年に一度フッ素を塗ると効果的で、永久歯がはえそろう中学生ぐらいまでつづけるとよいでしょう。

それまで家庭でできる虫歯予防の方法をお話します。

まずは歯みがきについて、生後6ヶ月あたりの歯がはえはじめたあたりから必要になります。

ただ0歳児だとなかなかじっとしていられないのでこの頃は機嫌のよい時に遊びながら歯ブラシに慣らしてください。

それから大事な事はお母さんも気持ちに余裕のある時がいいと思います。

お母さんのひざの上で甘える事ができる、楽しい事をしてもらえる、という感じで歯みがきができたらいいですね。

歯ブラシは子供用の小さめの歯ブラシでやさしく磨いてあげてください。

歯磨き粉はうがいができるようにたってから使うのがいいと思いますが、ほんの少量使うのでしたら飲み込んでも安全なものを選んでください。当医院ではPAX NATURON(パックス ナチュロン)の歯磨き粉をお勧めしています。

あとはDENT.チェックアップジェルのバナナ味は6歳未満のお子様のために少し弱めのフッ素(NaF500ppmF)を配合してあります。

歯みがきのあと、仕上げにお母さんがお子様の歯に塗ってあげて一度つばをだしてそのまま30分ぐらいおいてください。

キシリトールについては皆さん名前はよく知られていると思います。

シラカバを原料に主にフィンランドでで生産されています。

その安全性についてはWHOでも認めれられていてとても安全な甘味料だといえます。

お食事の後、お口の中の唾液は酸性になり虫歯菌(ミュータンス菌)が歯を溶かしてしまい虫歯になりますがキシリトールを取り込むことでお口の中がアルカリ性になりミュータンス菌の繁殖を防ぐ事ができます。

食事の後、おやつの後にキシリトールを含むようにしてください

小さなお子様用にガムではなくてタブレットもあります。

わたしにももうすぐ2歳になる娘がいるのですがキシリトールのタブレットの入れ物を見せただけで「ちょーだい!ちょーだい!」というしぐさをします。

いかがでしょうか。こんなふうに楽しく予防歯科をして綺麗な歯を育てて素敵な笑顔を作っていきたいですね。

 

 

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投稿者 shige : 16:59 | コメント (0) | トラックバック

保険のクリーニングと保険外のクリーニングの違いについて

保険のクリーニングと保険外のクリーニングの違いについて

今まで歯の歯石とり、クリーニングで「もう少し丁寧にとってくれたらいいのに・・・・」とか「短い時間で何回も通うより長い時間でまとまって歯石をとってもらえたらな。」と感じたことがありませんか?

これはなぜかというと、日本の保険制度の決まりのためです。

歯の汚れを取ることは、保険では適応されていません。

予防にも適応されていません。

先進国、ヨーロッパの北欧諸国では予防に保険がきいて、治療には保険がきかないのとは反対に日本では治療に保険がきいて、予防にはきかないのです。

まず、患者さんが来院してレントゲンをとって歯周病と診断してから歯石をとることができます。

歯石も数回に分けてとらないと保険がきかないという決まりがあります。そのため十分時間がとれないなどの制限があります。

保険ではクリーニングというよりは、歯石をとる歯周病の治療のため、審美的なことや、予防などの処置は含まれていません。

それに比べて保険のきかない歯のクリーニングとは、時間の制約がないため、保険だと15分の施術時間が1時間かけてしっかり歯石をとることができます。それにより来院回数も、保険だと5,6回のところを、1回か2回ですみます。

また、気になる汚れや着色も保険だとおおざっぱにしかとれませんが、時間をかけてきれいにとることができます。

歯の汚れ、着色が気になって毎月クリーニングをしたくても、保険だと前回からの治療より3か月またないと保険がきかないなど、さまざまな制約があります。

保険外の歯のクリーニングは当医院では1時間¥10500となっています が、保険で計算してもだいたい¥5000から¥8000程度かかり、しかも何度も来院しなくてはいけないため、総合的に考えると、保険外のクリーニング は、ゆっくりリラックスしながら時間の節約にもなるといえるでしょう。

投稿者 shige : 16:55 | コメント (0) | トラックバック

ホワイトニングについて

ホワイトニングについて

歯を白くする方法には、大きく分けて二つの方法があります。

  • 自分の歯を、より白くする方法
  • セラミックやラミネートベニアなどで被せて白くする方法

自分の歯を、より白くする方法の中にも2種類方法があって、1つは歯の表面についた歯垢、タバコのヤニ、コーヒーや紅茶などによって付着した着色を、歯科医院で機械的に取り除く方法です。(歯のクリーニング

超音波のスケーラーで全体的に歯垢を取った後に、3種類の研磨ペーストを使って一本一本丁寧にカップで磨きます。

 当医院では3か月に一度このような歯のクリーニングをお勧めしていますが、たばこを吸う方、コーヒーをよく飲む方で着色のつきやすい方に関しては毎月希望される方もいらっしゃいます。

最初の予約は1時間のお約束で(¥10500)歯のクリーニング、その方に合ったブラッシング指導、予防指導をしています。

毎日の歯磨きだけではどうしても取れない歯の沈着を落として、歯、本来の天然の白さを取り戻す方法なので、すべての年代の方におすすめの方法です。

 また、正しいブラッシング方法によって歯肉もひきしまり、虫歯や歯周病の予防にもなり、口臭に対してもとても効果があります。

汚れが強い方に関しては、エアーフロー(ドイツ、カボ社プロフィーフレックス3を使用して簡単に取り除くことができます

 

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  もうひとつ、自分の歯を白くする方法として、当医院では自宅でできるホームホワイトニングをおすすめしています。

最初の来院時にお口の中の模型をとり、その方専用のホワイトニングトレーを作ります。

そのトレーの中にホワイトニング剤を注入して使用します。

1日2時間から4時間の使用を毎日使用して1週間ぐらいから効果がでてきます。

もとの色より1段階白くすることで天然の歯の輝きをさらに美しく見せることができます。

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  ホワイトニング剤をいれすぎるとトレーからあふれて歯肉が変色したり、痛みをともなったりする原因になるので、医師の指示による正しい使用方法を守るようにしてください。

 

セラミックやラミネートを被せて白くする方法、について効果的な歯は、 

 

  1. 神経の治療がしてある歯(弱く、折れやすいため)
  2. 過去に治療物(金属やプラスチックのつめものなど)が入っている歯
  3. 歯並びが悪い歯(歯と歯の隙間をうめたり、歯並びを整える目的でセラミックにする場合もあります)
  4. 歯の厚みが薄い方
  5. 歯の色が均等ではなくまだらな方

などです。

過去の治療物の色はホワイトニングの薬剤では、白くすることができません。

白くなるのはご自分の歯だけなので、着色したプラスチックの詰め物などはそのままの状態で残ってしまいます。そのような場合、一層エナメル質を削って、セラミックをかぶせるととても綺麗になります。

神経のある歯にたいしてはラミネートべニアもお勧めしています。

歯の表面だけエナメル質を 削って、貝殻のようなセラミックを接着させる方法なのですが、天然歯の輝きを失わないで、一段階白くすることができます。

白くすることがホワイトニングと思われがちですが、歯と歯の隙間を埋めたり、笑った時の歯ぐきと歯の見えるバランスをととのえたり、ということ全体がそろってきれいな口元になるので、歯科医師に希望を十分、相談してください。

その方に適した治療内容をご提案致します。

使用する金属も、体に安全なものを使用するため、金属アレルギーを引き起こす可能性も極めて低いです。(当医院で使用している金属はスイス、METALOR社のAurofluid3、VGnathos Plusです)

投稿者 shige : 16:53 | コメント (0) | トラックバック

ホワイトニングセミナー

先日、北原信也先生のホワイトニングセミナーへ行ってきました。

ホワイトニングのメカニズム、手法についてとてもわかりやすく説明がありました。

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いままで稲葉歯科医院ではホームホワイトニングだけでしか対応していなかったのですが、ホワイトニングのニーズもこの数年増えてきたためオフィスホワイトニングも導入しました。

ホワイトニングでは日本で一番有名な北原先生に、以前から研修をうけたいと希望していたので、実現できてとてもうれしかったです。

ビヨンドシステムはアメリカで開発された可視光線照射器によるホワイトニング技術です。

紫外線と違って安全でほとんど発熱がないため、歯にダメージが少なく効果的なホワイトニングが行えます。

(以前はレーザー光線による漂白というのがありましたが、「歯髄炎」、神経にダメージを与えるため、すでにアメリカでは禁止されているそうです。)

美白剤の主要成分は過酸化水素で、十数年以上安全なものとして使用されています。

治療時間は一時間弱。アメリカではすでに100万人以上の患者さんがこの技術で歯のホワイトニングをしています。

今回の実習で実際に研修を受けにきた先生がホワイトニングのモデルになり、勉強させていただきましたが、患者さんにとってストレスを感じることがなく、そのまま寝てしまいそうな感じでした。

ホワイトニングは加齢による歯の黄ばみにも優れた効果があります。歯のアンチエイジングで、お顔全体が若返ると思います。

すでに何人かの患者さんから予約がはいっています。

わたしも患者さんの素敵な笑顔をつくるお手伝いができることを楽しみにしています!!

 

投稿者 shige : 16:52 | コメント (0) | トラックバック

ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミックについて

虫歯の治療で、かぶせ物の治療が必要になった方。お口の中を白くきれいになおしたい方。古い金属をかぶせた歯を取り換えたい方。金属アレルギーが気になる方にお勧めです。

ジルコニアは金属より固く、天然ダイヤに次ぐモース硬度があります。

ヨーロッパやアメリカではジルコニアの治療が主流になっていますが、日本では最近認可されたばかりです。セラミック治療では最先端の一番良い治療方法とされています。

光の透過性が高いため、歯に天然歯と同じような透明感を出すことができます。

金属よりも硬いにもかかわらず、 重さは3分の1、金属を使わないため生体にも安全でアレルギーの心配もありません。

 

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 先日も前歯の治療にジルコニアセラミックを被せたところ、天然歯と見分けがつかないと患者さんにとても喜ばれました!

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投稿者 shige : 16:43 | コメント (0) | トラックバック

マイスター大畠

昨日、日本で唯一、「マイスター称号」をもつ大畠一成先生にお会いすることができました。

わたしが学生時代、Dental-Laborというドイツの歯科技工雑誌が大好きで当時、父の医局に行ってはゴソゴソと眺めていました。(当時の切り抜き) ↓ ↓ ↓

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そして、項目ごとにファイルをして大事にしていたのですが、その中に大畑先生がマイスターの資格を取った記事がのっていて、

「すごいなー!いつか会ってみたい。」

とずっと憧れていました。

ドイツのマイスターとは、国家資格で一生に3回しか受けることのできない厳しい試験を合格して、その仕事技術のトップとして、開業をすることができる「マイスター称号」を持っている人のことをいいます。

先生の経歴はDental Labor GROSSのHPを見ていただくとわかると思いますが、15年間、ヨーロッパ中で仕事をされていたという、ものすごい経歴です。

先日、思い切って先生にメールをしてみました。

(「ゆりちゃん、チャレンジャーだね。」と友人に言われました)

すると、すぐにメールの返信がきて、

「ぜひ、ラボに遊びにきてください」

と丁寧なお返事をいただくことができ、昨日会うことができました!

かなり緊張して訪れたのですが、お話するうちにすごく気さくな方だということがわかりました。

少しだけ、お邪魔するはずが、

「ビールでも飲んで行きませんか?」

と誘っていただき、先生と打ち解けてお話ができることがうれしく思い、ついビール一杯のつもりが、

「じゃあ、白ワインください!」

「もう一杯!」

とついつい調子に乗ってしまいました(笑)

初めて歯科についてお話をするのに、その方向性、将来に対する考えは一緒ですばらしい先生でした。

12月に父の主催するIPSG研究会の学術発表で、突然の依頼にもかかわらず、

「いいですよ。」

ということで、先生のお話も伺えることになりました。

また、ラボのスタッフの方々も、丁寧に案内をしていただき、わたしは目からウロコ状態。

こんなラボが日本にもあるんだな。と感激してしまいました!

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当日、けんちゃん、日鞠の保護者会に出席、ありがとう。

わたしも、渋谷からタクシーで急いでお迎えにかけつけました。

が、・・・・お迎え、お酒くさかったかな?

そんなワクワクした一日でした!

投稿者 shige : 16:38 | コメント (0) | トラックバック

歯医者のにおい

当医院では、歯科医院独特な匂いがありません。

というのは、その匂いのもとになる薬剤を使用していないからです。

むし歯が深く、神経まで達している場合、やむをえず、神経の治療をしますが、そのとき歯の根管の中を消毒したり、殺菌したりする、ホルマリンクレゾールやペリオドンなどの薬のにおいなのです。

このような薬はにおいだけではなく、発がん性もあるとても強い薬です。

アメリカやヨーロッパでは、治療にはすでに使用されない薬なのですが、日本ではまだ使っている医院があるようです。

こんな強い薬剤が体の中にはいるとしばしば、根の先がいたくなったりもします。

治療中の詰め方が不自由分だと口の中で唾液にも溶けだして、全身にまわります。

なぜ、日本でこのような薬剤がまだ使われているかというと、一回の神経の治療時間が短いためだと思います。

本来、神経をとる治療は一回か2回で治療することができます。(ただし一回の治療時間は奥歯の場合一時間から2時間ほどかかります。)

治療と治療の間にしばらく置く時間がないので感染もしません。

だから強い薬で消毒する必要もないのです。

当医院では薬で消毒するかわりにルーティーを使って6%の過酸化水素水を使っています。それで根管の中は充分きれいになります。

 

 

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そのため、歯科医院独特のにおいがありません。

患者様には、安心して治療を受けることができるように、またリラックスできるように 全診療室、個室にもなっています。

投稿者 shige : 14:45 | コメント (0) | トラックバック

ストレスフリーの歯科医院

患者様にとって歯科医院はできることならあまり行きたくない場所と思われています。来院のきっかけはつめ物がとれてしまったとか、痛みがあるからなどが きっかけだったりします。当院ではこのようなきっかけで来院された患者様がその後ストレスを感じることなく来る事ができるようにいろいろな工夫をしています。

患者様のストレス、「痛い」「怖い」「削る音がいやだ」「臭いが気になる」「受付、先生の対応」などがあると思います。

まず歯科医院のあり方で最も大切な事は患者様、歯科医師、スタッフがお互いが気持ちよく、信頼関係で結ばれている事だと思います。

通院する患者様を迎えるためには、初診時は大変緊張しているはずなので、スタッフが笑顔で声をかけるなどして心をほぐし居心地の良い空間をつくりだすようにしたいと思っています。

当歯科医院は秋葉原の電気街近くの小さいビルの6階にあります。

完全予約制になっております。

従来の歯科医院のような雰囲気はありません。インテリアもなるべくリラックスできるようにしてあります。

待合室も「今日は何の治療をするのだろう・・・・痛そうだな。」と考えながら待つのではなく、ちょっと楽しい事を考えたりできるような場所であったらいいなと思います。

また待合室、診療室は靴のまま上がっていただいています。毎日スタッフがきれいに掃除していますし、月に一度ワックスもかけています。靴をぬいでスリッパに履き替えることはありません。

受付でもなるべく緊張がほぐれるように話しかけたり、先生も診療前に患者様がリラックスできるようにできるだけ問診に時間をかけるようにしています。

病気になってストレスを感じない人はいません。そんなとき、親切な心を示してくれたならば、ストレスもわすかだけどほぐれるはずです。

私たちは治療後の定期健診(メンテナンス)に非常に力を入れています。
よい状態を保ち、楽しく歯科医院に通うことができるようにスタッフ一同努力していきたいと思いますので宜しくお願いします。

投稿者 shige : 14:39 | コメント (0) | トラックバック

ABCコンセプト

当医院の患者様に対する目標はただ一つ、それは患者様の健康を取り戻すことです。そして良い状態を維持する事です。

それには良い医療を常に提供することが必要なことから、Always Best Choice の頭文字をとってABCコンセプトと名前をつけてみました。

父(稲葉繁)の好きなフレーズで似たような言葉で常に最善をつくすという意味で、Das Beste oder Nichts (最善か無か)というのがあり、私はずっとこの言葉を聞いて育ってきました。

これはメルセデスベンツのキャッチフレーズです。

ドイツは自動車発祥の地で、ヒットラーの残した有名なアウトバーンを速度無制限で快適に走ることができ、安心と安全を基本においた信頼できる車を生産しています。

歯科医療も同様に、よい品質のものを提供し、安心で安全なものを患者様に使っていただきたいと思います。

医療には自費も保険もないと思います。

保険だからといって適当に治療してしまったら患者様は歯を失ってしまいます。

ただ、保険治療にはやはり限界があります。よい材料には保険が下りないようになっています。

私たちは患者様に充分説明できる材料と知識をもって相談のうえ患者様にとって一番良い方法を提供することができます。

自分や家族に対して行う一番良い最善の治療を稲葉歯科医院の大事な患者様にもうけていただきたいと思っています。

良質な医療とはどんなものでしょうか・・・・

今の歯科の保険制度の中では私の考える良質な医療が行われているとは思いません。

自分が患者さんだったら口の中に黒くなる金属などは入れたいと思いません。歯科関係者だったらまずそのような金属を入れている人はいません。

見えるところに金属なんていれたくないし体にも安全でないことがわかっているからです。

女性は皆最初に耳にピアスを 開ける時、金でないと化膿してしまう事は常識になっているのになぜ口のなかには歯とは全然違う色の黒い金属が入っているのでしょうか。

良質な医療とは自分や家族にたいしてしてほしい医療だと思います。

患者様は治療の内容、使われている金属のことはわかりません。 私たち歯科医師はよい医療がたとえ国の健康保険でカバーできなくても「もっと良い方法で安全なものがあります」と教えてあげなくてはいけないと思います。でないと歯を守る事ができない場合もあります。

 

投稿者 shige : 14:37 | コメント (0) | トラックバック

金属アレルギーについて

虫歯は生活習慣病と言われているようにその原因はバクテリアによる感染で今では虫歯や歯周病は予防することが出来ます。

ただ残念ながら虫歯になってしまった場合、歯のかわりになるものを口の中に入れる事になります。

一般的にクラウン、部分入れ歯、ブリッジなどは金属を使わなくてはいけません。

現在保険診療で使われている金属は金の代用合金です。金が12%、パラジウム、銀、銅、ニッケルなどを含んだ合金です。

口の中の金属は溶け出しやすく唾液、口腔細菌、血液などのたんぱく質と結合してアレルギー性をもつようになります。

皮膚炎や肌のシミ、しわなども生じるそうです。

先進国でこのような金属を保険で適用にさせているのは日本だけかもしれません。

実際、普通のアメリカ人、ヨーロッパの人たち、韓国人のお口の中を見るとほとんど修復物はセラミックか生体安定性の高い金だけです。

日本の普通の人のお口の中は銀歯がたくさん入っています。しかもよく見えるところに銀歯が入っていたりすると本当にかわいそうです。

当医院に通院されている患者様で見えるところに銀歯を希望される方はほとんどいません。

もちろんその前に充分な説明をして相談した結果皆さん保険がきかなくても良いものを体に入れたいと思うようです。

どうしても経済的な理由で良い材料が使えない方にたいしても、すべての患者様に同じように説明し、将来治療しなおしましょうとお話しています。

そのような患者様のなかには納得して数年後、良いものに交換される方も大勢いらっしゃいます。

まずは私たち歯科医師が自分や自分の家族にしたい医療を患者様にお話するのがとても大切だと思っています。

長い歴史の中でこれらの代用合金を体に入れるということは人類史上例の無い事で、長期的な安全性を注意深く見守っていく必要があります。

 

投稿者 shige : 14:35 | コメント (0) | トラックバック

2010年02月18日

稲葉歯科医院、入れ歯専門無料相談窓口を緊急開設

先日、朝日新聞に入れ歯について掲載された時、たくさんの問い合わせがありました。

実は入れ歯で困っている方はたくさんいるのだけど、どこの歯科医院へ行けばよいのかわからないのでは?と思い、メール相談窓口を開設しました。

もし、入れ歯でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてあげてくださいね。

メールを使って相談するのが難しければ直接、稲葉歯科医院に予約をとっていただいてかまいません。

(その際相談は無料ですが、お口の中を拝見したり検査をすることになると、保険治療の一部負担金がかかります)

稲葉歯科医院、50代~70代の入れ歯専門無料窓口を緊急開設

~入れ歯が原因で「肩こり」「耳鳴り」「偏頭痛」が急増中!無料相談で解決を~

稲葉歯科医院(所在地:東京都千代田区、院長稲葉由里子)は、「顎(あご)が大きくひらけない」「顎(あご)の関節付近が痛い」という症状を訴え、さらに 詳しい問診にて「首筋がはる」「肩がこる」「腰がいたい」「手足がしびれる」「耳鳴りがする」「偏頭痛がひどい」というような症状をもつ50代~70代の 患者さんが急増しているため、そのような症状に悩まれる方専門の無料メール相談窓口(URL:http://www.inaba-shika.com/yoyaku.html)を緊急開設いたしました。

顎関節症(がくかんせつしょう)は顎(あご)付近の痛みを訴えたり、口がひらかない、顎(あご)のあたりでパキン、ジョリジョリという音がするといったも ので、従来20代・30代の若い年齢の方に多い症状とされてきましたが、最近、50代・60代の方の顎関節症が急増しております。

若いかたの自分の歯を保険治療で治した銀の被せもの(クラウン)や、親知らずによる噛み合わせのバランスが悪いといった原因とは違い、50代・60代の方の顎関節症の原因はほとんどが入れ歯による噛み合わせのバランスがあっていないことに起因しております。

噛み合わせのバランスを整えるためには、上下の歯型が体の正中に対して対称であるか、噛み合わせの器械につけて診断し、それに合う入れ歯を制作する ことが大事だちされておりますが、従来の保険料金内でおさまる入れ歯は噛み合わせのバランスがとれておらず、そのような入れ歯で無理をして食事をし、さら に悪化することがしばしば見受けられます。

稲葉歯科医院では、諸外国で最も進んでいるドイツの入れ歯、「リーゲルテレスコープ」※1を用いることで、噛み合わせの平面を左右対称にしっかり作 ることができるため、顎関節症の患者さんに最も有効な治療を行っております。治療後は、入れ歯であっても、もともと歯があった時と同じ平面にもどすことで バランスもよくなり、顎関節の痛みやそれに付随する「肩こり」「耳鳴り」なども消えてゆきます。

■「リーゲルテレスコープ」※1とは

入れ歯先進国ドイツでもっともポピュラーなはめ込み式入れ歯。入れ歯の着脱はレバーの開閉で行い、機械的な維持装置に依存するため、長年使用することができる。

■稲葉歯科医院概要

名称: 稲葉歯科医院

住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-7-3 田中ビル6階

院長: 稲葉由里子

顧問: 稲葉繁

TEL: 03-3251-8660

FAX: 03-3251-8660

URL:http:www.inaba-shika.com/

投稿者 shige : 16:47 | コメント (0) | トラックバック

あなたの顎関節症にはどのような問題がありますか?

あなたの顎(がく)関節症にはどのような問題がありますか?

※あなたはじぶんの歯で歯ぎしりやかみしめがあることにお気づきですか

※顎(あご)のまわりの筋肉が痛みを感じたり硬直して起きることがありますか

※頭痛や首の痛みがしばしば起きますか、かみしめた時痛みが増しますか

※ストレスによりあなたのかみしめや痛みが一層増しますか

※口を開いたとき顎がパキンと鳴ったり、ギシギシしたり、引っかかったり、口があかなかったりしますか

※首や頭た顎に外傷を受けたことがありますか

※他の関節に関節症のような問題がありますか

※かみしめた時長くかんでいられますか

※時々歯のかみ合わせが変わりますか

※前歯でかみしめたり、引き裂いたりする事が困難ですか

※歯が過敏だったり、動いたり、割れたり、すり減っていませんか

 

この中の症状でいくつかあてはまるところがあったら、顎関節症である可能性が高いです。

顎関節症はさまざまな症状として現れるため、それが顎からきているのかどうかわからないことがほとんどです。

 

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顎関節症の症状

■ 歯のすり減り

■ 歯のすり減りによる、神経の痛み(冷たいものや熱いものにしみる)

■ 歯ぐきが腫れる

■ 歯の根もとが痛くなる

■ 歯ぎしり

■ 顎の関節の痛み

■ 顎付近の筋肉の圧痛

■ 首、頭の痛み

■ 耳鳴り

■ 難聴

■ 手足のしびれ

■ 姿勢の不均等(バランスがとれていない)

 

 

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顎関節症の治療法はその原因によって、いろいろな方法があります。

まずはその原因がどこなのか、くわしく調べるところからはじまります。

 

顎関節症の治療の流れ(症例より)

初診時のカウンセリングにて、

 口があかない、口を開けると痛い。

右の顎がパキンと音がする。

常に右の耳の前が気になり、仕事に差し支えがある。

という事をお話されました。

一見、お口の中はよく治されています。

 

 

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お口の中のレントゲン写真、奥歯に被せものや詰め物が多く目立ちます。

顎の形には問題はありませんでした。 

 

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ドップラーの聴診器にて、顎関節の音を診査。

顎を開けるときに音がするのか、閉じるときに音がするのか。

それはどんな音なのかなどを聞きます。

この患者さんの場合は、開けた時に右の関節からパッキンという音が聞こえ、顎を開ける時もまっすぐ開けることができませんでした。

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2回目の来院時に模型による診断を行います。

上下の型取りをして石膏をついで模型をきれいにトリミングしたところです。

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それを咬合器という顎と同じうごきができる模型に装着します。

顎の動きは人によって、その角度も違います。

とくに歯ぎしりするときは顎は回転したり、左右、前後に動いたり、非常に複雑です。

顎関節症の患者さんは、このレベルまでしっかり診断する必要があります。

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これはフェイスボートランスファーという、上顎の模型を咬合器に付着させるためのもので、

体の正中と噛み合わせの平面が垂直であるかどうかを調べるもので、つめものや被せものひとつ作る場合もフェイスボートランスファーは重要です。

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このようにして記録したものを咬合器に移したところです。


体の正中(咬合器の正中)と歯の噛み合わせの関係がしっかり移されています。

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上下の噛み合わせはただ、合うところで噛めばいいというわけではありません。

中心位という(顎が本来一番リラックスしている位置)記録をとって上下の歯を付着します。 

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そして、顎のリラックスしている位置と、実際かんでいる位置にズレがないかどうか調べます。

この患者さんの場合、ほとんどが修復(治してある)つめものや、かぶせものが原因でした。

この模型診断はとても重要で、たくさんのことがわかります。

この診断方法を学ぶのには高度な技術が必要です。(IPSG包括歯科医療研究会)

 

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歯の形にはたくさんの溝がかくれています。

これは適当な溝ではなくて、きちんとルールのある溝です。 kawasaki17.jpg

3回目の来院時には、顎の動きを3次元的に記録する、顎機能検査を行います。

治療前、治療後の顎の動きがどのように変化するのか記録します。

 

 

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4回目の来院のときは、場合によってはスプリント療法をしたり、家庭療法についての指導をしたりします。

この患者さんの場合は、原因が、つめものや被せもののかみ合わせのバランスが合っていないことがわかったので、咬合調整をしました。

咬合調整は様子を見ながら1回から3回程度行います。

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調整後、右の顎関節のパキンという音は消えました。

口もまっすぐ開けることができるようになり、痛みもなくなりました。

顎機能検査による記録。

上の写真では顎はほとんど動いていなかったのがわかります。

調整後、下の写真では、顎が大きく動いて、開くことができたのがわかります。 

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患者さんもとても喜ばれて、今まで、仕事によるつかれだと思っていたそうですが、元気よく仕事に復帰されました。

 

(顎関節症の治療は、保険治療がききませんので、初診をご希望の方はカウンセリング料金として、10,500円いただいております。)

投稿者 shige : 16:40 | コメント (0) | トラックバック

入れ歯による顎関節症の症例

入れ歯による顎関節症の症例

この患者様はある先生からのご紹介で、

「すべて歯を治したのだけど、顎の具合が悪くなってしまったので診ていただきたい。」

 とのことでした。

診てみると、このような状態でした。

治療されている歯はすべて保険の歯で、奥歯が銀歯でいっぱいでした。

神経もほとんど治療されていて、治療が終わった後は顎関節症になってしまいました。

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患者様は精神的にも病んでしまっていて、お顔の表情も暗く、体全身、顎の具合も悪い状態でした。

患者様に状態を説明して、すべて やり直しをすることになりました。

上下の歯、すべて、セラミックでやり直すことになったりました。

稲葉繁先生と、技工士の川崎従道先生との連携によるものです。

川崎従道先生とは、スイスで10年間技工を勉強しながら働き、スイスの技工士学校の講師も務めていた、非常にすばらしい先生です。

先生の作った歯は、天然歯の美しさに限りなく近く、とても細かい機能まで再現されています。

体の正中に対する顎の位置を記録、型とりの方法は、DR.LEHMANによるシリコン印象法です。

 

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精密に型とりをした模型を技工士の川崎先生へ送ります。

歯肉つき模型を製作します。


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診断用のワックスアップ

ワックスで歯の形を作り、最終的にどんな形にしたらいいかを診断します。

 

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歯一本一本、ルールのある形、溝がついていて、顎を前に出した時、横にずらした時の通り道をワックスで再現してあります。

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ワックスで形が決まったら、セラミックを焼きつけるメタルコーピングを製作します。

 

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完成したセラミック

一本につき、24色の色を使っているそうです。

以前、私がセラミックを作る実習を川崎先生から受けた時、一本作るのに一日かかりました。

24本の歯を作るのにどれだけの時間と集中力が必要なのかがわかります。

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セラミックをお口の中にセットした状態。

ほとんど無調整です。

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患者様の表情も、治療前と後ではこんなにかわり、素敵な笑顔に。

歯を治したと同時に顎の具合も良くなりました。

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  そして、5年後の写真。

治療した当初よりも歯と歯ぐきがなじみ、美しくなっています。

現在治療後10年近くたちますが、今もかわらず素敵な笑顔でメンテナンスをされています。

 

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投稿者 shige : 16:38 | コメント (0) | トラックバック

入れ歯による顎関節症について

入れ歯による顎(がく)関節症について

「顎(あご)が大きくひらけない」「顎の関節付近が痛い」という症状を訴え、さらに詳しい問診をすると、「肩がこる」「腰が痛い」「手足がしびれる」「耳鳴りがする」「偏頭痛がひどい」というような症状をもつ中高年の患者さんが増えてきています。

これは顎関節症と言われる症状です。

顎(あご)付近の痛みを訴えたり、口がひらかない、顎のあたりでパキン、ジョリジョリ、コッキン、という音がするといったものです。

 顎関節症というと20代から30代に多い疾患とされてきましたが、若い人の、歯並びが悪い、親知らずによるかみ合わせのバランスが悪いといった原因とは 違い、中高年からの顎関節症の原因は、歯にかぶせてある銀歯や、詰め物、とくに入れ歯によるかみ合わせのバランスがあっていないことに起因しております。

 

入れ歯が原因による顎関節症の症例

右側の顎の痛み、お口がまっすぐ開けられないということで来院されました。

正面から見て顎を開けると左側にずれているのがわかります。 

 

 

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入れ歯を見ると、右側に比べて左側の歯が異常にすり減っているのがわかります。
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顎(あご)関節のレントゲン写真をとってみました。

左側の関節円板(顎と骨のあいだのクッション、このクッションにのって顎は動きます)が落ちてしまっていると診断しました。


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入れ歯を作りなおす前の治療法として、以前作った入れ歯を複製し、下顎頭を下げて、顎がスムーズに動くように、右側の噛み合わせを2ミりあげました。

その複製入れ歯でまっすぐお口が開けられるのを確認し、顎の痛みもとれたため、新しく入れ歯を作りなおすことになりました。

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上下顎同時印象法により、稲葉式総入れ歯の型をとります。
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かみ合わせの器械はKAVO Protar咬合器のPDR Insert を用い、下顎頭を下方に下げ、顎がスムーズに動くようになるように調整しました。
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顎機能検査、CADIACSを使って、PDRインサートを0にした時、PDRインサートを2ミリにした時のグラフで右の顎が2ミリ下がっていることを確認し、入れ歯を完成させました。

 

 

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完成した入れ歯によって、顎の痛みはすっかり良くなり、お口もまっすぐ開けることができるようになりました。

この治療法は入れ歯で顎関節が動くように誘導させるものです。

この症例は、稲葉繁先生のもので、非常に高度な知識が必要です。

長い間、合っていない入れ歯を使っていると、入れ歯による顎関節症を引き起こすことが十分考えられます。

 

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2010年02月03日

歯科材料の問題点

歯科材料の問題点

自分の歯を少しでも多く維持していくことが重要なのはいうまでもありません。

残念ながら一本でも失った場合は、適切な治療、義歯の作成によって残りの歯を守っていくのがさらに大切になります。

最近の歯科材料の進歩により、むし歯の治療法や材質は以前に比べてとてもよくなっています。

むし歯になった歯を自然な外観に修復する場合の治療について考えてみましょう。

まず、患部を削り、歯のまわりに保険のきく硬質レジン(合成樹脂の一種)で人工歯をかぶせるとします。

すると、二~三年たつうちに変色しはじめ、本来の自分の歯と人工歯の区別がつくようになってしまいます。

硬質レジンは水分や熱に弱く、口の中に入った食べ物の刺激で膨張、収縮をくりかえし、そのすき間に色素の沈着がおこります。

これに対してセラミックは熱や酸、アルカリに強い性質があるので、耐久性にすぐれています。

私も実際、セラミックを作る実習に参加したことがありますが、一本作るのに(講義もありましたが)朝から終電までかかりました。

慣れていないということもありましたが、ある程度、歯の形状や色も把握してるはずなのに・・・・こんなに奥が深いんだ・・・・と感じた一日でした。

色も25色ぐらい使って、周波状という天然歯にはある細かい線をいれたり、プロの技工士がつくると一見本物の歯です。

セラミックにも2種類の方法があります。

ひとつは白金加金(ゴールド)にセラミックを焼きつける方法で、もうひとつはジルコニアという天然石を使った方法でヨーロッパ、アメリカでは主流になっていますが、日本では最近認可され入ってきた方法です。

違いはジルコニアは金属を使わないため、透明感がだせるということです。

 どちらも生体に安全な材料を使用するため安心してお口の中に使えます。

セラミックは保険がきかないので自費診療になりますが美しさと機能は保険の硬質レジンよりもはるかに勝まさっていると思います。

部分入れ歯をいれる場合

歯を失ったら義歯で補う必要があります。

自分の歯ほどの機能は望めないとはいえ、一本の喪失は、ほかの健康な歯にも悪循環を与えますから、適切に処置する必要があります。

抜けた歯が数本以上で、まだ残っている歯がある場合、取り外しのできる部分入れ歯をいれるのが、一般的です。

具体的には、自分の歯にばね(クラスプ)をかけて、義歯を固定させる方法をとります。

この方法は保険が適用されますが、できるだけ健康な歯を残すという意味では問題があります。

というのは、この部分入れ歯で物を噛むと、入れ歯が下がり、その力がばねを問うして歯にかかります。

歯の動きに合わせて歯を揺らしてしまうことになり、健康な歯をグラグラにしてしまう危険性があるからです。

すでにドイツでは、ばねのかかる方法は歯科大学の授業にもでてこないほど、旧式なものとされています。

自費診療によるリーゲルテレスコープ

一方、残っている健康な歯を痛めないで、長期間グラグラしない部分入れ歯もあります。

これをリーゲルテレスコープといいます。

リーゲルテレスコープのことについては以前くわしく書いてあるので、上のところをクリックしてみてください!

稲葉歯科医院の金属はすべてスイスのMetalor社のものを使っています。

リーゲルテレスコープはMetalor社のオロフロイド3という非常に精度が高く、生体に安全な金属を使用しています。

 

投稿者 shige : 13:56 | コメント (0) | トラックバック

稲葉式総入れ歯の治療手順

上下顎同時印象法による総入れ歯の製作方法について書きたいと思います。

あとから画像を入れる予定です!

 

初診

患者様の入れ歯に対する希望を伺います。

今までの入れ歯で不自由なこと、困っていることなどをお話ししていただきます。

なんでも希望をおっしゃってください。

第一回目の来院

患者様のお口の構造をよく見させていただき、一回目の型とりをします。

これによって、上下顎同時印象法をするために必要なお口の中の情報を得ることができます。

お口の中の情報は、外から見ただけではわからないので、模型にしてよく研究します。

型取りの際、冷たい材料がお口の中に入りますが、2分ほどでかたまりますので動かないようにしていてください。

けっしてのどの奥の方には入っていかないので安心してください。

模型に石膏をつぎ、よく研究します。そして精密な型取りをするための準備をします。

第二回目の来院(上下顎同時印象法と模型制作)

まず上下の歯の高さを決めます。次に上下の顎の位置を決めます。以前使っていた入れ歯のかみグセと同じように作るのではなく、正しい位置にもどして記録をします。

いよいよ、上下を一緒に精密な型取りをします。

5分ほどでかたまりますのでお鼻でゆっくり息をしていてください。

5分間の間にたくさんの情報をとっていきます。

患者様には普段食事をしているのと同じ姿勢でつばを飲んでいただきます。

この状態を記録することが非常に重要です。

従来の型取りは先生の圧力による型取りだったため、後でこの状態を再現するのがとても困難でした。

上下顎同時印象法は患者様自身が筋肉の圧力をかけるため、とてもよい状態の記録をとることができます。

顎の形にはさまざまな形態があります。

それは歯を失う原因によっても異なります。

むし歯によって歯を失った場合には比較的骨が残りますが、歯槽膿漏によって歯を失った場合は骨を大きく失ってしまい、顎が細くなってしまうため、入れ歯の製作が非常に困難になります。

 

人工の歯の選択もこのときにします。

上下顎同時印象法の総入れ歯で使用する人工の歯はDr.Strack設計の機能的で美しさも兼ね備えたものです。

患者様の肌の色、顔の輪郭、などを参考に患者様と一緒に相談して決めます。

精密に上下の顎の状態を計測して、咬合器につけたあと、先に選んだ人工の歯を並べていきます。

人間の顎はとても精密にできていて数ミリの誤差も敏感です。

そのため、お口の中に入れて違和感のないように顎と同じうごきができる器械(咬合器)に装着して製作します。

歯肉の形成はワックスでつくります。

第三回目の来院

蝋でできた入れ歯を完成前に患者様にいれてチェックします。

審美的なチェック

適合性のチェック

発音のチェック

かみ合わせのチェック   などをします。

このあと、蝋でできた入れ歯は長持ちのする硬い材料(合成樹脂、金属)に取り替えます。

入れ歯の維持は歯のあった時とはまったく違い、なにもない顎です。

そのため、入れ歯の維持はウォーターフイルム現象によります。

それは、ガラス板を2枚重ねその間に水を介在させると取れなくなる仕組みと一緒です。

顎の歯肉の形態と完全に同一精度でつくらなくてはいけません。この操作を重合といいます。

その後、仕上げ研磨すれば完成です。

第四回目の来院

綺麗に磨かれた入れ歯を装着します。

審美的、適合性、かみ合わせ、発音、維持力を最終チェックします。

入れ歯を入れた直後はまだ慣れておりませんので、多少の違和感や痛みがあることがあります。

正しく作った入れ歯は調整により必ずよくなります。

よく合った入れ歯で食生活がよくなり人生も充実したものになるでしょう。

どうぞ、大切にお使い下さい。

投稿者 shige : 13:53 | コメント (0) | トラックバック

上下顎同時印象法による稲葉式総入れ歯

上下顎同時印象法による総入れ歯

 

歯がない状態と、上下顎同時印象法による入れ歯をいれた状態では、こんなに違います。

 

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 初診

入れ歯がゆるくてかめない、動くから痛い。

人前で話をするのがおっくうになるという理由で来院されました。歯に対して、とても劣等感があるともおっしゃっていました。

 

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痛くなく、食事が楽しめて、劣等感をなくしたい。

という切実な希望により、上下顎同時印象法による総入れ歯で治すことになりました。

第一回目の型取りをしました。

模型にしたものと、以前使われていた入れ歯を比べてみると、入れ歯、本来のスペースよりもだいぶ小さく作られていて、筋肉によるサポートがほとんどないことがわかりました。

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  この模型をもとに、精密な型取りをするための道具をつくります。

ここからは2回目の来院です。

下の写真はゴシックアーチといって、顎のうごきの記録をとるものです。

顎の動きは正常でした。

 

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上のトレーを使って、上下を一緒に精密な型取りをします。

このとき、同時にからだの正中に対する顎の位置の記録、かみ合わせの高さも同時に記録します。

型取りの最中に、つばを飲み込んでもらうことで、食事をしているときのお口の中の筋肉の状態が再現されます。

 

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 型取りをしたあと、その人の肌の色、顔の形を見ながら、人口の歯を選びます。

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 たくさんの情報を、咬合器というかみ合わせの器械に移します。

 この模型で、入れ歯を作ります。

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入れ歯が完成する前にワックスで形を作り、人工の歯をすべて並べた状態で、チェックします。

 このとき、発音、適合、審美性など、こまかく確認をします。

 

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重合はイボカップシステムで行います。ワックスを硬い材料にかえます。

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入れ歯が完成、お口の中に入れたところです。

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 フルバランスドオクルージョンというかみ合わせの誘導をつけています。

咬合器の情報がそのままお口の中でもしっかり合っていました。

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入れ歯を入れた後、数回の調整を行い、患者さんはこの入れ歯を自分の体の一部にしてしまいました。

発音がしっかりできるようになったことも喜ばれていました。

投稿者 shige : 13:51 | コメント (0) | トラックバック

入れ歯無料相談

先日、朝日新聞に入れ歯について掲載された時、たくさんの問い合わせがありました。

実は入れ歯で困っている方はたくさんいるのだけど、どこの歯科医院へ行けばよいのかわからないのでは?と思い、相談窓口を開設しました。

もし、入れ歯でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてあげてくださいね。

直接、稲葉歯科医院にお電話をいただき、「入れ歯無料相談」お願いします。と受付に伝えてください。

(その際相談は無料ですが、お口の中を拝見したり検査をすることになると、保険治療の一部負担金がかかります)

稲葉歯科医院、入れ歯専門無料窓口を緊急開設

~入れ歯が原因で「肩こり」「耳鳴り」「偏頭痛」が急増中!無料相談で解決を~

稲葉歯科医院(所在地:東京都千代田区、院長稲葉由里子)は、「顎(あご)が大きくひらけない」「顎(あご)の関節付近が痛い」という症状を訴え、さらに詳しい問診にて「首筋がはる」「肩がこる」「腰がいたい」「手足がしびれる」「耳鳴りがする」「偏頭痛がひどい」というような症状をもつ50代~70代の患者さんが急増しているため、そのような症状に悩まれる方専門の無料メール相談窓口を緊急開設いたしました。

顎関節症(がくかんせつしょう)は顎(あご)付近の痛みを訴えたり、口がひらかない、顎(あご)のあたりでパキン、ジョリジョリという音がするといったもので、従来20代・30代の若い年齢の方に多い症状とされてきましたが、最近、50代・60代の方の顎関節症が急増しております。

若いかたの自分の歯を保険治療で治した銀の被せもの(クラウン)や、親知らずによる噛み合わせのバランスが悪いといった原因とは違い、50代・60代の方の顎関節症の原因はほとんどが入れ歯による噛み合わせのバランスがあっていないことに起因しております。

噛み合わせのバランスを整えるためには、上下の歯型が体の正中に対して対称であるか、噛み合わせの器械につけて診断し、それに合う入れ歯を制作することが大事だちされておりますが、従来の保険料金内でおさまる入れ歯は噛み合わせのバランスがとれておらず、そのような入れ歯で無理をして食事をし、さらに悪化することがしばしば見受けられます。

稲葉歯科医院では、諸外国で最も進んでいるドイツの入れ歯、「リーゲルテレスコープ」※1を用いることで、噛み合わせの平面を左右対称にしっかり作ることができるため、顎関節症の患者さんに最も有効な治療を行っております。治療後は、入れ歯であっても、もともと歯があった時と同じ平面にもどすことでバランスもよくなり、顎関節の痛みやそれに付随する「肩こり」「耳鳴り」なども消えてゆきます。

■「リーゲルテレスコープ」※1とは

入れ歯先進国ドイツでもっともポピュラーなはめ込み式入れ歯。入れ歯の着脱はレバーの開閉で行い、機械的な維持装置に依存するため、長年使用することができる。

■稲葉歯科医院概要

名称: 稲葉歯科医院

住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-7-3 田中ビル6階

院長: 稲葉由里子

顧問: 稲葉繁

TEL: 03-3251-8660

FAX: 03-3251-8660

URL:http:www.inaba-shika.com/

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入れ歯で歯の予防とは?(予防補綴)

入れ歯で歯が抜けるのを予防することができます。

60歳を過ぎている中高年の方々はすでに、むし歯、歯槽膿漏に かかっています。

その結果多くの歯を失ったり、近い将来歯を失うことが予想されます。

このような場合、全体的に歯を固定して、強くし、それ以上歯を失わないようにする方法があります。

この時、消極的な治療を行い、クラスプ(部分入れ歯を支えるバネ)などを使ってしまうと、せっかく残っている歯にストレスを集中させてしまい、最終的には歯が徐々に抜けてしまうという状態になってしまいます。

そのような場合にはむしろ最大限に介入し(Maximal Intervention)すべての歯を固定して、入れ歯により歯の喪失を予防するような方法がリーゲルテレスコープなどのテレスコープシステムです。

テレスコープシステムを行うことにより、歯を失うことを予防し、歯の寿命を延長することができます。

歯が抜ける度に歯科医院で入れ歯を作りなおすなどのストレスもありません。

 

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夜寝るとき入れ歯をはずしたほうがいいのでしょうか?

夜、寝るとき、入れ歯をはずしたほうがいいのかそれとも入れたままでいいのでしょうか?

というご質問をよくいただきます。

以前、日本大学松戸歯学部が調査したアンケートで、総入れ歯を入れている日本人男性17人、女性38人、ドイツ人男性21人、女性34人に使用習慣を聞いたものがあります。

それによると、ドイツ人の患者さんの多くは、昼間も夜間も総入れ歯を装着しているのに対し、日本人では、ほとんどの患者さんが総入れ歯を外して夜は寝ていることがわかりました。

日本の歯科医院では、確かにほとんどの歯科医院がはずして寝るように指導しています。

国によって、入れ歯の習慣が違うのはなんだか不思議な感じがします。

はずす理由は、粘膜を休ませるため、だとか夜間、入れ歯洗浄剤につけるようにということだと思います。

先日、診療にいらした患者様で、歯ぐきがちょっと痛いから見てほしいということで少し調整をしました。

その時だけ、歯ぐきが痛いから入れ歯をはずして寝ていたそうですが、とても違和感があったとおっしゃっていました。

上あごの入れ歯を稲葉歯科医院で製作したのですが、入れ歯を入れて寝ないとヘンな感じがすると言うのです。

「自分のものになっちゃったの。だからじゃまになるというより、入れて寝ないとヘンな感じがするのよ。はずして寝ると、朝入れるときかえって違和感があるし、自分に歯がないなんて心配だわ。そうでしょう?」

と言っていました。

・・・・なるほど。というかんじです。

ドイツ人が入れ歯を入れて寝るのも、ほぼこのような理由からのようです。

歯のない姿を夫や家族に見られたくないというのが多いです。

稲葉歯科医院では、夜は入れ歯を入れたままお休みになってください。と 言っています。

寝る前にきれいに磨けば十分です。

それに加えて、メンテナンスのときに毎回入れ歯を磨きますので大丈夫です。

 

 

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当院の総入れ歯について

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稲葉歯科医院の総入れ歯は、『上下顎同時印象法』という治療方法で良好な結果を得ていますが、この治療方法は父の稲葉繁が開発し、全国の先生方に広めている方法です。歯科医師向けの本や雑誌は何冊もでているのですが、患者さん向けの文章がほとんどないので、今回から数回にわたり、総入れ歯について私がなるべくわかりやすい文章にして、みなさんにお伝えしたいと思います。

まず一回目は現在一般的に治療されている入れ歯の製作方法と上下顎同時印象との違いについて書きたいと思います。

江戸時代の人がぴったり合う入れ歯を使ってた!?

世界最古の木床入れ歯が日本の江戸時代の埋葬頭がい骨から発見されました!とてもよく使われていたようで、歯が天然の歯のようにすりへっているのです。よほど合っている入れ歯でないとこのようなすりへりはないことから、本当にびっくりしてしまいます。当時の入れ歯の製作方法を調べてみると、とてもよくできていて、仏教芸術の伝統を受け継いでいることがわかります。その製作方は、なんと、みつろうを使った型とりを上下一緒に行っていたのです。みつろうを温め、そのかたまりを患者さんの口の中に入れてかみ合わせの高さまで記録します。そのみつろうを口の中から取り出して上下二つに分けるのです。江戸時代にこのような素晴らしい方法で製作していたなんて感心してしまいます。

舌の役割、総入れ歯でも同じ動き、機能を果たします。

わたしたちが生きていくための栄養摂取の第1段階として食事をするためのお口の中の機能はとても重要です。歯があるときの舌の使い方、発音の仕方などは、歯がない総入れ歯の場合も同じ使い方をします。まず、嚥下(食事をする)時、最初に舌を上あごに押しつけ、その後徐々に後ろのほうに移動して食物を飲みこみます。このような舌の行動は、入れ歯をはずしてしまいやすくなります。その際、入れ歯をはずれにくくするには舌が後ろに移動していく時にさわるあたりを安定させることが大切です。また、発音に関しても舌はとても関係が深いです。

入れ歯が安定し、しっかりと吸着するには「天然の歯があったころと同じ場所に人工の歯を入れることが最も良いとされています。

歯があるときの状態は、外側からは頬の筋肉の圧力、内側からは舌の圧力によりバランスが保たれています。たとえ、歯を失ってもこの状態は変わらず、外側からは頬の筋肉、前方からは唇が内側に押しているのですが、舌は外側への支えを失い、歯があった時と比較すると舌は大きく広がり、歯の入るスペースがないように見えます。そのため、歯のない状態の型取りは非常に困難なように見えます。

「上下顎同時印象法による総入れ歯の製作法」は、この困難な型取りを患者さん自身に再現していただく方法です。

先生が想像して型をとるよりも、患者さんの以前あった筋肉の状態を上手に誘導してあげることで、患者さんが再現できることが理想的です。私たちが食事をするとき、お口の中の筋肉がどのように働いているか、ちょっと想像してみてください。そうです、つばを飲み込むとわかりやすいと思います。唇、舌が強い力で歯を押し付ける感じになり、口の中は圧力がかかります。これは入れ歯に対しても同じため、食事をするときと同じ筋肉の状態を 再現できるのがいいですよね。食事をした時と同じ、つばを飲み込む状態なんて普通、どうやって型取りをするのだろう・・・・って思いますが、「上下顎同時印象法」では型とりの最中に、つばを飲んでもらいます。これは、上下別々で型取りをしていた従来の方法では、絶対できなかったことです。もちろんこの最終的な型取りをする前の準備があります。あらかじめ、入れ歯の高さ、正中があっているかどうか、左右が対称であるかどうか確認して、専用のトレーを作成しておきます。

従来の入れ歯の形は入れ歯を下顎の舌の後ろ側に長くのばしていました。長くのばしておくと安定がいいからです。でも、欠点があります。舌が動いていないときは入れ歯がはずれないのですが、舌が少しでも動き始めると入れ歯がはずれてしまうのです。これでは、安心して舌を動かせません。それに対して「上下顎同時印象法」による新しい入れ歯の形は舌の前方あたりのやわらかいところ(サブリンガルルーム)を利用して、舌が自由に動けるようにしました。歯が抜けると、骨が薄くなります。そこをおぎなうのが床(ピンク色のプラスチック)ですが、この床の面積を大きくするほど、入れ歯もよく吸着します。頬の筋肉の力のサポート、唇のサポートそして舌のサポートにより、入れ歯は吸着し、そのバランスが保たれているところに人工歯を並べると、とてもよい入れ歯ができあがります。このバランスが合っていないと、笑った時に、下の歯しか見えなかったり、かみ合わせが低くて顔がつぶれたように見えたりします。

笑った時に見えるのは、「歯 」だけ見えるように作るのが理想的です。HPfull.jpg

上下顎、別々に型取りをする従来の方法はこのような歯の情報を得るのが難しいことから、「上下顎同時印象法」は精度の高い新しい技術と言えると思います。

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保険の入れ歯と上下顎同時印象法による入れ歯の違いについて

従来の入れ歯、上下顎を別々に型取りをする欠点

①機能している時の口のまわりの筋肉、舌、唇の記録がとれません。

②食事をするときの状態、つばを飲み込むことができません。

③上下の顎に平均した圧力がかけられません。

④医師の圧力による型取りのため、患者様の圧力と異なります。

⑤医師の手による圧力であるため、患者様がかんだときの圧力とは異なります。

上下顎同時印象法の利点

頭蓋を構成している骨は15種23個あり、耳小骨、舌骨をのぞいて関節によって連結されています。

歯も歯根と歯槽骨は歯根膜によって靭帯関節を作っています。

顎の関節は頭蓋で最も大きい関節でとても特殊な動きを行っています。

上の歯と下の歯も対になっています。

これを再現するためには上下別々に型取りをしてひとつにするよりも、上下を一緒に型取りをしてふたつに分けたほうが正確に再現できます。

このシステムの利点として次の点があげられます。

①精密な型取り、かみ合わせの記録、上下顎の高さ、位置の記録をわずか一回で行うため、従来のように何回も来院することがありません。

②かみ合わせの高さを記録しながら型取りをするため理想的なバランスがとれます。

③型取りの間につばを飲み込むことができます。

④型取りをした模型をそのまま、咬合器(かみ合わせの器械)に付着するためくるいがありません。

⑤患者様自身の圧力によって、口のまわりの筋肉、舌、唇の記録をとることができます。

⑥人口の歯はお口のなかの筋肉のバランスのとれたところに並べます。

⑦従来は入れ歯の歯肉の形を舌の奥の方に伸ばしていたため、舌が動くと入れ歯をはずしてしまいました。上下顎同時印象法による入れ歯は舌の前のほうを利用するため自由に舌を動かすことができます。そのため、つばを飲んだり、発音がしやすくなります。

⑧入れ歯の歯肉を作る方法(重合)も保険の方法とはまったく違う精密な重合方法(イボカップシステム)で行うためウォーターフィルム現象(ガラスの板と板の間に水を介在させるとぴったりくっついて離れない状態)を得ることができ、維持が非常にいいです。

⑨骨が極度に薄い症例は今まで、難症例とされてきましたが、新しいシステムでは、口のまわりの筋肉、唇、舌による維持を期待できるため影響が少なく、とてもいい結果を得ています。

⑩ドイツのカボ社の咬合器(噛み合わせの器械)を使用することにより、医師と技工士の連携がしっかりできます。

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保険の入れ歯と上下顎同時印象法による入れ歯の違いについて

保険の入れ歯と上下顎同時印象法による入れ歯の違い


 小さい方の入れ歯は保険で製作した入れ歯です。



大きい方は上下顎同時印象法で製作した入れ歯です。



同じ人の入れ歯とは思えませんが、同じ人です。



製作方法の違いによってこれだけ変わってしまいます。



 



 



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保険の入れ歯は粘膜の型とりだけするため、このような小さい入れ歯になりがちです。



入れ歯はお口の中で動いてしまうし、もしかしたら飲み込んでしまうかもしれません。



上下顎同時印象法により製作する総入れ歯は、お口の中すべての情報を記録し、再現できます。


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テレスコープシステムの種類

テレスコープクラウンには削った歯に直接セメントでつける内冠と歯の解剖学的、機能的形態(歯と同じ形)をした外冠から構成されています。

テレスコープクラウンには色々な種類があります。

ドイツでもたくさんの形のテレスコープがありますが、ドイツの歯科医院、技工所を見てきた中でやはりリーゲルテレスコープがいちばん優れていると思いました。%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%AB%E5%86%85%E5%86%A0.jpg 

リーゲルテレスコープ内冠

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リーゲルテレスコープ外冠

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テレスコープシステムの違いについて

テレスコープシステムの違いについて

現在、日本の保険で適応されている入れ歯はクラスプというバネをつかったものです。

クラスプと歯は密着していますが、接着はしていません。そのため入れ歯が動くと一緒に歯を動かしてしまい、ゆっくりと歯を抜いてしまう力が加わってしまいます。

バネで歯を支えているため、口の中で入れ歯は常に動いてしまいます。

私たち歯科医師が歯を抜歯するとき、歯を横に揺らしてから歯を抜きますが、同じことをクラスプがしてしまうのです。

ドイツでは、すでに歯科大学の授業からもクラスプによる治療方法ははずされていて、歯のために良くない、古い方法とされています。

では、ドイツではどのような入れ歯で治療されているのでしょうか。

テレスコープの入れ歯の歴史は1886年に始まり100年以上の歴史があります。

その間、ずっと改良、進化し続けて現代にいたっているため、非常に精密で、歴史のある入れ歯です。

ドイツ人は硬い食べ物を好みます。実際ドイツに行ってみると、パンもとても硬くて相当丈夫な歯でないとかむ事ができません。日本人が「柔らかくておいしい」と表現するところをドイツ人は「硬くておいしい」と表現します。

そのような食生活に耐えられる入れ歯でなくてはいけません。

そして、日本では合わなかったり壊れたりすると何度も作りなおしをしますが、このドイツの入れ歯は一度作ったら、修理しながらずっと使うことが可能です。

いろいろな種類のテレスコープがある中で、稲葉歯科医院ではリーゲルテレスコープ、コーヌステレスコープ、レジリエンツテレスコープでほとんどすべての症例を治療することができ、患者様にも満足いただいております。

それぞれのテレスコープの違いについて書いていきたいと思います。

コーヌステレスコープ

コーヌスとは円錐形の意味で、歯に直接接着させる内冠と入れ歯の本体、外冠により構成されています。

(二重に被せる方法)

内冠は円錐形で角度は6度(コーヌス角)、維持力は内冠、外冠のくさび力によります。(同じ形の紙コップを重ねると、ぴったりくっついて離れなくなります。その力を利用しています。)

装着の最後で内冠と外冠がカチッとはまるとはずれなくなります。

はずし方は入れ歯に指がかかるくぼみを作っておいてそれを持ち上げるとはずれます。

この角度は歯の状態により調整することができます。

コーヌステレスコープは神経のない歯には適応ではありません。

歯の残っている場所によっては禁忌症もあります。

リーゲルテレスコープ

コーヌステレスコープが内冠、外冠の維持力をくさび力でしているのに比べて、リーゲルテレスコープは内冠、外冠に維持力をかけません。

そのかわりに入れ歯に小さな鍵のような装置を付け、この鍵の開閉によって入れ歯が簡単に着脱できるようなしくみになっています。

神経のない弱い歯に対しても適応できる入れ歯です。

コーヌステレスコープが内冠が一本一本離れているのに対して、リーゲルテレスコープは内冠が連結固定してあります。

 見えないところに鍵をつけるため、保険のクラスプのように見かけが悪くならず、審美的に優れています。

笑った時に見えるのは、白い歯だけ。という状態になります。

レジリエンツテレスコープ

3歯以内の歯が残っている場合に適応されます。

レジリエンツの維持は粘膜です。

粘膜は入れ歯により沈み込むため、内冠にもその分隙間をあけて作ります。

コーヌステレスコープとリーゲルテレスコープの禁忌症に適応されます。

 

テレスコープによる入れ歯の特徴

  • 年月の経過とともに変化するお口の状態に応じ、いつでも修理をすることができるため、長く使うことができます。(保険の入れ歯は、歯が抜けるたびに毎回作りなおしが必要です。)
  • 残っている歯の喪失を入れ歯により予防ができます。(連結固定することにより歯が動くのを止めることができるため)
  • 入れ歯であることが周囲に気づかれないほど自然です。
  • 快適な装着感です。

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上あごレジリエンツテレスコープ、下あごリーゲルテレスコープの症例

上あご レジリエンツテレスコープ、下あご リーゲルテレスコープの症例

初診時

 

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歯槽膿漏とお口のにおいが気になって来院されました。

ご自分でも悪いのがわかっていて、一大決心で当医院をおとずれれた。

とおっしゃっていました。

   

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残念ながら前の歯はグラグラ、どうしても保存ができなかったため、歯を抜かせていただきました。

抜く前に、入れ歯を修理して歯が抜けてもそのままにならないようにしました。

前の歯は仮の歯を作り、上あごの部分を補強し、かめるようにします。

通常、歯を抜いてしまうと、ないまましばらく過ごさなくてはいけませんが、それでは、患者様の生活に支障があります。そのため困らないように事前にきちんと治療計画をたてておきます。

 

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上あごは2本歯を抜き、4本を利用してレジリエンツテレスコープ、下あごは残っている本数は多いのですが、歯槽膿漏がすすんでいて歯がぐらぐらしていたため、すべて固定、連結できるようなリーゲルテレスコープで治療をすることになりました。
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上あごに内冠を接着させて、

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その上にレジリエンツテレスコープをはめます。

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下顎は内冠を連結して歯がぐらぐらしないように固定し、
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その上からさらにリーゲルテレスコープで固定。
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お口の中に入れ歯を装着したところ。

見えるところはすべて白く、入れ歯であることが他人に気がつかれません。

 

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この入れ歯を入れて患者様は大変喜んで下さり、知らない人にでも笑って話しかけにいきたくなるとおっしゃっていました。

今まで笑ったり、話をすることにコンプレックスをもっていたとのこと。

毎回メンテナンスのときに素敵な笑顔でお話をされるのを見る私たちもとってもうれしく思います。

 

今、治療中の患者様で、上あごをリーゲルテレスコープ、下あごをコーヌステレスコープで 治療をした患者様が、なおしてから一番最初に気付いてくれたのは、お孫さんだったそうです。

「おばあちゃん、歯がきれい!」

って何度も言ってくれるそうです。

稲葉歯科医院に来院される前は、紹介で歩いて30分かかる歯科医院に3年間かけて治療されていたそうですが、かむことができなかったといいます。

稲葉歯科医院での治療に期待をされてきたそうですが、治療が終わって、期待以上だったとおっしゃってくださいました。

食事をするとき、かむと痛いというのは、いくら説明しても誰もわからない。と、とても深刻でした。

リーゲルテレスコープをいれて、

「前歯ってこんなに使うと思わなかったです。とうもろこしもおしんこも食べることができます!」

とおっしゃっていました。

患者様が喜んでいただく声が私たちの診療の何よりの励みになります。

これからも、できるだけ症例をだしていきたいと思います。

 

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上下リーゲルテレスコープの症例

先日、マグネットのついた部分入れ歯を入れた患者様が来院されました。

「かめない ・・・・」

ということです。

たしかに手で取り外しができるぐらいの接着力、食べ物をすりつぶす力で簡単にずれてしまうと思います。

リーゲルテレスコープは入れ歯の中に小さな鍵のようなものが組み込まれたものです。

その鍵の開閉によって入れ歯を着脱します。

食べ物をすりつぶす力ではけっしてはずれません。

 

リーゲルテレスコープの症例(稲葉 繁先生による)

  とても難しい症例です。

 上の歯は前歯だけしか残っていなくて簡単な歯が入っていました。

問題は下の歯です。

前歯のすり減りがはげしく、後ろの歯は極度に骨が吸収しているのがわかります。

食事をすることができなくなってしまい、入れ歯はすぐにこわれてしまうとのことで、 非常に困って来院されました。

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とりあえず、今使っている歯を補強して修理をしました。

かみ合わせの平面もずれていたため左右対称にそろえました。

上の歯も仮の歯を入れたところです。

この時点で患者様はかめることに非常に喜ばれました。

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ワックスで模型診断をしたあと、上下の歯をリーゲルテレスコープで治すことになりました。

下の写真は精密な型取りをしたところです。

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出来上がった上の歯です。

鍵(リーゲルレバー)が閉じている状態と開いた状態。

指で簡単に開閉することができます。閉じると舌で触っても全くわからなくなります。

とりはずしができるブリッジのようなイメージです。

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下の歯のリーゲルテレスコープです。

鍵が閉じているところと開いているところです。

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歯の部分はセラミックで作ったため、審美的にもとてもきれいに仕上がりました。

お口の中に入れると、金属の部分は見えなくなります。

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22年経過したリーゲルテレスコープの症例

22年経過したリーゲルテレスコープの症例(稲葉繁先生による)

初診の状態

上の歯は前歯に部分入れ歯、下の歯は奥歯が欠損していて、バネつきの入れ歯がはいっていました。 

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入れ歯を口からはずした様子
このままだと近い将来、総入れ歯になる可能性が高いです。

部分入れ歯の金具(バネ)による歯の負担が非常に大きいからです。



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これ以上、歯を失いたくないという患者様のご希望により、上下の歯をリーゲルテレスコープで治療することになりました。


1987年当時、いまから22年前としては非常にめずらしい、全部の歯を一緒に鋳造しています。(ワンピースキャスト)
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完成したリーゲルテレスコープ、すべて一体で鋳造しているため、とても強いです。(ろう着だと、折れてしまいます。)

リーゲルテレスコープは途中で入れ歯が折れたり、割れたりすることはありません。 

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10年経過したリーゲルテレスコープ。

装着したときとほとんど状態が変わっていません。

修理も必要ありません。


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17年経過、写真むかって右側の犬歯の歯が割れてしまいました。(もともと神経がない弱い歯でした)

歯をぬくことになりましたが、リーゲルテレスコープは修理をすることができるため、修理し、抜いたその日のうちに入れ歯を使うことができました。

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患者様は22年前に、この方法で治さなかったら、歯をすべて失ってしまっていた。

とおっしゃっています。

現在も、奥様と一緒に毎月メンテナンスにみえています。

このように、リーゲルテレスコープは、今ある歯を連結固定して、守ることができます。

そして、メンテナンスにより、歯の寿命をのばすことができます。

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セラミックのブリッジとコーヌステレスコープの症例

セラミックのブリッジとコーヌステレスコープの症例


 
初診時



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かみあわせが深く、下の歯が見えません。



それぞれ、むし歯の治療を違う歯科医院でなおしてきたそうです。



入れ歯を作るときに大切なことは、歯が並んでいる平面が左右対称で、体の正中、真ん中の線に対して垂直であることです。



それが、この状態ではバラバラになってしまっています。



 



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歯が抜けてしまったところをただ埋めたような感じで、全体にバランスがとれていません。



抜けてしまったところは金属の金具(ばね)のついた部分入れ歯が入っています。



このようにバランスのとれていない歯は一本ずつ治療をしても治りません。



すべてのかぶせ物をはずし、全体のかみ合わせの平面をなおします。



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すべての金属をはずしたところです。

 
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かりの歯をつくっているところ。



この時点で左右が対象になるように、笑った時上の歯も下の歯もみえるようにかみ合わせをなおします。



 



 



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上の歯はセラミックによる全体的に連結したブリッジ。



下の歯はコーヌステレスコープで治療しました。



最初のときに比べて笑った時、すべての歯がきれいに見えるようになりました。かみ合わせの高さを上げたため、口元のしわも伸びて若返ったようだとおっしゃっていただき、大変よろこんでくださいました。


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リーゲルテレスコープとは?

当医院では、諸外国の中でも入れ歯においてもっともすすんでいるとされるドイツの入れ歯(リーゲルテレスコープ)をとりいれていますが、これは、費用はかかっても質の高い長持ちのする治療を受けるドイツ人の考えから生まれたものです。

日本では保険の入れ歯の調子が悪ければ、半年毎に取り換えることが可能です。

患者さんの中にはビニール袋の中にたくさんの入れ歯を入れてきて、どれも合わないと訴える方がいらっしゃいます。

これらの入れ歯を一つにまとめ、良質で高度な技術と材料を使用することができれば、高齢者となったとき、歯を失わず快適で豊かな食生活をおくることが可能です。

(ドイツでは、最低3年間は耐用年数と考えられていて、万が一紛失した場合は、全額患者さんの負担になります。)

当医院の顧問、稲葉繁先生がはじめてドイツからリーゲルテレスコープを紹介してから30年近くなりますが、当時治療した患者さんの入れ歯が30年たった今もしっかり使われていることをみても、ドイツ人の入れ歯の技術はすごいな、と関心します。

(現在も定期的に歯科医師、歯科技工士を対象にリーゲルテレスコープの研修会をひらいています。詳しくは、IPSG事務局にお問い合わせください)

リーゲルテレスコープは、全部歯を喪失している総入れ歯の方にではなく、上下の歯が数本残っている方に適応されます。

日本の部分入れ歯はクラスプというバネを残っている歯にかけるものがほとんどです。

歯は噛む力の方向には強いのですが、横にかかる力にたいしては非常に弱いです。

クラスプは歯にばねをかけて横に揺らしてしまいます。そのため歯がゆるみ、歯槽膿漏と同じような症状でぬけてしまうことが多いです。(病院によっては、歯槽膿漏と診断されることもあります。)

リーゲルテレスコープは残っている歯、すべてを固定し強くして歯を横に揺らさないようにすることができるため、残っている歯を利用し長持ちさせることが可能です。

現在、歯を失った方に対してインプラントが主流で、当医院でも、骨がしっかりしていて条件がそろっていればまず、インプラントをおすすめしますが、なかにはインプラントで対応できない事がいっぱいあります。

骨がうすい、残っている歯がぐらぐらしている、欠損している歯がたくさんある、など。中にはインプラントが嫌だという方もいらっしゃいます。

そういう方にはリーゲルテレスコープをおすすめします。

もうひとつリーゲルテレスコープの優れているところは、修理ができることです。

長い間には中が虫歯になったり、歯が割れてしまってどうしても抜歯をしなくてはいけないこともでてきます。

その時、また入れ歯をすべて作りなおすのではなく、簡単な修理でもとの入れ歯を使うことができます。

もちろん、最初にリーゲルテレスコープを作るとき、技工士と設計をするのですが、弱い歯に対しては、抜けることを想定しておいて、修理ができるようにしておきます。

弱い歯はリーゲルテレスコープでできるだけ持たせて守ってあげるという考えです。

また、保険の入れ歯は人が見て、入れ歯であることがすぐにわかります。(特に私たち歯科医師は)

リーゲルテレスコープは見えるところに金属色を使わないようにすることができるので、入れ歯であることがほかの人から気がつかれません。

 

それでは、ばねもなくどのように入れ歯がしっかり固定されているかというと、

リーゲル(Riegel)とはドイツ語で閂(カンヌキ )のことで、これを維持装置に使っています。

入れ歯の中に小さな鍵がかかるようになっています。

これは、鍵をしめると舌でさわってもわからないようになっているのでほとんど違和感がありません。

この鍵をひらくと(手で簡単にあけることができます)、すっと入れ歯を取り外すことができます。

普段は入れ歯であることを忘れてしまうぐらいです。

もちろん、寝るときは、歯磨きをして、入れ歯もあらって装着したままお休みになれます。

(寝ているときに間違えて飲んでしまうなんてことが絶対ないからです。)

自分の歯が一番大事ですが、もしも残念ながら歯を失ってしまった場合、このような治療方法がありますのでどうぞどのような治療方法がご自分にとって最善か 歯科医師と相談することが大事だと思います。

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上の写真はリーゲルテレスコープ義歯。鍵をひらいたところです。しめるとしっかり歯が固定されます。

下の写真はセラミックのブリッジとインプラントをいれました。

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2010年02月01日

部分入れ歯のバーについて

PARTIAL DENTURE (部分入れ歯)

 部分入れ歯とは歯が一本抜けてしまったところから一本しか残っていない状態までの取り外しの床がついた入れ歯のことをいいます。

歯の本数が少ない場合、安定が悪いため、両側をバーという金属で補強します。

そのバーの種類についてお話します。

保険で適応されるパラタルバーについて

これは右と左の部分入れ歯をただ、既成の金属でつないだだけのものです。

そのため、かんだ力がそのまま反対に伝わってしまう、悪い設計だと、かんだ力でバーをてこににして、反対の歯を抜いてしまうような力がかかってしまうことがあります。

バーの設計は歯を守るために、実は非常に大切なものです!

バーの種類、設計によって、歯を守るものと、悪くしてしまうものがあります。

稲葉歯科医院では患者様の歯の状態によって、バーの設計をしています。

かんだ力が反対の歯にほとんど力が伝わらないようなバーの設計をして、歯を守ります。

もちろん既成のバーではなくて患者様のあごにあわせたオーダメイドの鋳造床です。

金属の種類は、チタン、金、コバルトクロムがありますが、それぞれ精密で頑丈です。

後パラタルバー(トーションバー)

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トーションバーはねじれた形をしていて、たとえば右側でかんだ力をバーで吸収して、左側にうつさないような形になっています。

アディダスの靴の底にトーションシステムというのがあります。

これは、歩いた時の衝撃をトーションシステムのねじれた形で吸収して前足と後ろ足に伝わらないようして負担を軽減するようなクッションです。

それと同じような考えがトーションバーです。

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上あごの後ろの方にバーがくるので舌のじゃまになるのでは?

と思うかも知れませんが、前の方にくるほうが舌のじゃまになるのです。

前の方にバーがあると、入れ歯の安定も悪く、発音に関与する場所でもあるので話しがしずらくなります。

後ろにバーがあると、入れ歯の安定がよくなり、発音もよくなります。

硬い口蓋骨のところにバーがあり、嘔吐反応もありません。

バーが中途半端な場所にあると気になってしまいますし、軟らかい軟組織にバーがあると沈みこんだりして違和感があったりします。

このバーにより歯全体を強く連結し、守るような形になります。

シュパルテ 

 

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そして、この床の形がシュパルテです。

とても斬新な形で一見これが口の中に入ると違和感を感じそうですが、これが本当に結果がいいのです。

非常にデリケートな方にも受け入れてもらえていて、みなさんそろって「違和感がない」とおっしゃっていただけます。

先日、シュパルテを入れた患者様に使い心地を聞いてみたところ、

「保険の入れ歯を簡易的にいれたら、前の方にバーがあったため、発音がうまくできないし、食事がおいしくなくて、人生の楽しみが半分なくなった感じがし ちゃったよ、この入れ歯になってから、発音はなにも問題がないし、入れ歯が動くことがないからこの前は上海ガニをバリバリ食べたよ!」

アハハハと笑って話して下さいました。

本当にこんな風に感じている方が多いのです。

しかもトーションバーのねじれによって力を吸収するのと一緒で、アルファベットのEの形で真ん中に伸びたところで力を吸収します。

トーションバーも優れていますが、最近は圧倒的にこのシュパルテで対応することが多くなりました。

シュパルテは、リヒテンシュタインのDR.シュライヒ から教わりました。

DR.シュライヒは総入れ歯で非常に有名な先生で、わたしたち家族もとても仲良くしていて、引退された今でも交流があります。

リンガルバー

 

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下の歯に対しては、リンガルバーというバーで対応しています。

上の歯はリーゲルテレスコープで鍵が二つ、そしてリンガルバーによってたわまないようにしています。

バーそ下のほうにもってくることで発音をしやすくしています。

また清掃性もよくしてあります。

バーの設計をしないで、ただ両側をつなげるだけではなんの意味もないばかりでなく、てこ作用によって、歯を抜いてしまうかもしれません。

 

投稿者 shige : 13:27 | コメント (0) | トラックバック

8020の鍵は部分入れ歯です。

8020の鍵は部分入れ歯です。

8020運動って聞いたことありますか?

80歳で20本の歯を保とう。20本の歯があればたいていのものは食べることができるということで厚生省がはじめた運動です。

80歳で20本の歯を保つことができるには部分入れ歯が鍵になります。

歯の抜けるのは老化現象ではありません。

歯の抜ける原因はむし歯、歯槽膿漏によるものがほとんどです。

その他で歯を失う原因は歯にかかる力、無理にかかる力によって抜けてしまうことがあります。

たとえば、部分入れ歯の金具のばねは密着はしていますが接着はしていません。

入れ歯が動くと、歯も動かしてしまいます。

とくに歯は横揺れに非常に弱いため、部分入れ歯の金具(バネ)によって、本人がわからないぐらいゆっくりと歯を抜いてしまう作用が加わります。

それと、部分入れ歯を左右でつなぐバーの設計によっても、歯をてこの力で抜いてしまうような作用が加わります。

とりはずしの部分入れ歯になったときに、歯を守るような入れ歯をはめているかによって、80歳で20本の歯を保てるかどうかが決まってしまうといってもいいでしょう。

ただ、抜けてしまった歯を埋めることではなく、全体を見て残っている歯をいかに長持ちをさせるかということを設計し、将来を想定できるような入れ歯でなくてはいけません。

部分入れ歯の治療に際し、必要な知識と技術は、虫歯により歯を一本かぶせ物をする要素から、総入れ歯の要素まで必要です。

部分入れ歯になった方の多くはかみ合わせの崩壊をともなうことから、治療に際してはかみ合わせの知識とそれを治すことができる技術をはじめとして、歯周組織の管理、歯の神経の治療の理論と技術ももちあわせていることが必然になります。

 

部分入れ歯の設計 

 

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大切なことは、全身から診断すること、三次元的に基準面を捉えることです。

かみ合わせの平面は、歯のある方も入れ歯の方も同じです。

体の正中に対してかみ合わせの平面が垂直で左右対称であるように設計します。

これが非常に大切です。

目の位置、耳の位置、左右の腰椎やひざの位置など、それぞれ左右対称です。

歯はどうか? 頬や唇でかくれていますが、やはりかみ合わせの平面は左右対称でなくてはいけません。

 

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歯がすべてある方にたいしても、部分入れ歯、総入れ歯の方に対してもこの三次元的な記録(フェイスボートランスファー)は必須です。

力の関係でもうひとつ大切なのは、入れ歯による粘膜の沈み込みと、歯の沈み込みの被圧縮度が異なるため、それも配慮しなくてはいけません。

大切なのは、入れ歯を入れたために歯をうしなってはならないのです。

入れ歯の治療計画、12のチェック事項

① 歯が抜けてない部分はどこか。(欠損の組み合わせは2億6千8百以上あります)

② 歯のすりへりがあるかどうか。(歯のすりへりが多い場合は、そこに過度の負荷がかかっているため、

   そこをチェックします。

③ 歯がグラグラしていないか。

④ 残っている歯を連結固定するべきか。(一本一本離れているよりも、連結固定したほうが強くなります。)

⑤ 顎のリラックスしている状態でかめているかどうか。筋肉のリラックスしている位置でかめるかどうか。

⑥ かみ合わせの平面がくずれていないか。

⑦ 口を開けるときまっすぐ開けることができるかどうか。

⑧ かみ合わせた時、上下の歯がかめない、あたらないところがないかどうか。

⑨ 神経筋系の機能に障害があるか。

⑩ 口の中は衛生的になっているかどうか。

⑪ 残っている歯のむし歯の予防対策がしてあるかどうか。

⑫ 審美的な状態は改善できるか。

 

というところを初診時にチェックします。

 

投稿者 shige : 13:25 | コメント (0) | トラックバック

インプラント時代のパーシャルデンチャー

2009年1月22日、練馬にあるコサカで研修会がありました。

講師は稲葉繁先生です。

夜7時から3時間の研修でしたが、たくさんの先生方が勉強しにきていました。

パーシャルデンチャーというのは入れ歯のことです。

今まで、インプラントと入れ歯(リーゲルテレスコープ)を組み合わせた研修会というはなかったので、みなさん興味をもって熱心に聞いていました。

あっという間の3時間でした!

%E3%82%B3%E3%82%B5%E3%82%AB.jpg 研修の様子 %E3%82%B3%E3%82%B5%E3%82%AB%EF%BC%92.jpg 休憩時間、熱心に模型を見ている受講生  

 

 

 

投稿者 shige : 13:22 | コメント (0) | トラックバック

定期的に歯のクリーニングをしましょう。

歯の健康を維持し、できるだけ長く自分の歯を残すためには、予防が必要です。

毎日の歯ブラシをすることはもちろん大切ですが、定期的に歯科医院で歯をクリーニングすることをおすすめします。

歯科医師、歯科衛生士による歯のクリーニングは超音波スケーラーという特殊な器具を使って汚れを除去します。

特に歯垢に唾液中のカルシウムが付着してできる歯石は、歯ブラシなどの通常のお手入れでは落とすことができません。

特に異常がなくても定期的に、歯科医師、歯科衛生士にみてもらい、クリーニングを受けることが、むし歯や歯槽膿漏になるのを予防し、歯に対する関心も高まり、口の中に注意をはらうようになります。

これが結果として歯の健康によい影響をもたらします。

逆に歯科医師の健診をうけたことがない人は、重大な異常にも気づくことが遅れ、歯周病(歯槽膿漏)になったとき、すでに手遅れ、といった危険性が高くなってしまいます。

かむ機能をいつまでも!

これまでお伝えしてきたように、歯を失うということは、たくさんの重要な役割を果たせなくなるということです。

また、従来考えられていたように、歯を失うのは老化現象ではなく、予防をすることによって一生自分の歯で食べることが可能です。

できるだけ若い年齢から、正しいケアを実行していけば「80歳で20本」という目標もけっして実現不可能な高い目標ではないことを知っていただきたいと思います。

ご自分でできる歯の予防方法は

①歯ブラシ

②デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間の汚れを取り除くこと。

③お口の洗浄液で口をゆすぐこと。

ですが、これを日々こころがけて習慣にしたいですね。

知らず知らずのうちにしのびよる歯周病、さまざまな症状をひきおこす歯の成人病を予防し、自分の歯で噛む快適さ、健康を失わないようにしたいです。

投稿者 shige : 13:21 | コメント (0) | トラックバック

メンテナンスについて

メンテナンスについて

先日、自宅のガスの湯沸かし器の調子が悪くなってしまい、、ガス会社に電話して修理にきてもらいました。

「ガスの湯沸かし器械がだいぶ汚れていて、部品も劣化していて取り換えなきゃだめですね。」

とのこと。

やはり、ガスの湯沸かし器も年に一度のメンテナンスが必要ということです。

きちんとメンテナンスしていれば器械をとりかえる必要はなかったと思うし、かえって高くついてしまいました。

これって歯のメンテナンスと一緒ですよね。

せっかく治したと思った歯周病や虫歯がしばらくしてまた悪くなってしまい、もっとひどくなってしまっていた・・・・なんて経験ありませんか?

治ったと思った歯周病は生きている限り、食事によって歯垢(プラーク)はつくし歯石もたまります。

定期的なメンテナンスでは、歯垢もやわらかくとりやすいのですが、一年以上たってしまった歯石は硬くなってしまうため、また最初から治療しなくてはいけなくなります。

綺麗に被せたセラミックも、ほうっておくと歯肉が腫れてしまったり、歯周病で歯がぐらぐらしてしまうことだってあります。

入れ歯の場合もメンテナンスはとても大事です。

せっかく作った入れ歯も、メンテナンスをしないと土台になっている歯が歯周病になって抜けてしまいます。

稲葉歯科医院のリーゲルテレスコープは抜けてしまったとしても修理ができますが。普通の保険治療の入れ歯では抜ける度に作りなおしが必要になります。

そのため、歯を一本でも失わないためにもメンテナンスが大切です。

安心してメンテナンスをうけて入れ歯を長持ちさせるか、歯を失いながら何度も作りかえるのとどちらがいいでしょうか。

稲葉歯科医院では3か月に1度のメンテナンス(定期検診)をおすすめしています。

メンテナンスの手順は

  1. まず、患者さんのお口の中の様子をお聞きします。
  2. つぎにずべての歯を一本ずつ拡大鏡をつかってむし歯がないか確認します。特に歯と歯の間はむし歯ができやすいのでフロスを使い確認します。
  3. 超音波の器械を使って歯の表面の歯垢(プラーク)を除去します。
  4. 歯と歯肉の隙間(ポケット)が深いところは衛生士がスケーラーという道具を使って除去します。
  5. 着色のある歯の汚れをとって器械で磨いて仕上げます。
  6. すべての歯に歯間ブラシを通して、歯肉をマッサージします。
  7. 最後に、衛生士から、歯磨きの指導などのアドバイスがあり、ご希望によってフッ素を塗布します。

入れ歯の場合も毎回、超音波洗浄にかけ、着色のついた歯は綺麗にみがき、こわれていないかどうかチェックします。

ご自分の歯は生涯を充実させる財産です。人工の歯はいくら高い技術で作られたとしても天然の歯にはかないません。一本でも多くの歯が健康に保たれるように、私たちがお手伝いできたらうれしいと思っています。

投稿者 shige : 13:19 | コメント (0) | トラックバック

歯と口の健康管理

ふだん、あまり感じることはありませんが、歯や口は、わたしたちの健康と深く結び付いています。

日常生活を楽しく送るために、会話はかかすことのできない大切なものです。

歯が抜けたり、むし歯ができていたりしては、なんとなく会話を楽しむ余裕もなくなったり、口を隠すなどして笑ったりしてしまうこともあるでしょう。家族や友人との楽しい会話は精神的な健康にもつながります。

歯、口の病気が直接体に関係することもあります。

子供のころは毎年新学期にむし歯の健診があります。

治さなければならない歯を指摘され、歯科医院へ行くことになるのですが、成人すると、なかなか定期検診を受ける機会がありません。

放置されたままのむし歯は当然悪化し、細菌がはびこります。

歯に穴があき進行すると骨との交通ができ、不潔なものときれいな骨がが交わることになります。

この最近が血液中に入ると、血液が運搬の役割をして、全身に細菌をまき散らしていくことになるのです。

この感染を「歯性病巣感染」といいます。

歯性病巣感染とは歯に穴があくことで細菌が血液の中に入って全身に回り、さまざまな病気や弊害をひきおこします。

臓器移植や心臓病を持つ人などが感染すると生死にもかかわります。

かみ合わせの異常から全身病になることも

感染だけでなく、かみ合わせなどのバランスが悪いと全身に異常をきたすこともあります。

かみ合わせが悪いということは、「あごが正常な動きをしていない」または「正常な位置からズレている」ということです。

バランスはひとつ崩れると次々に崩壊していきます。

現代の人間の脳は約8キロです。

かみ合わせのバランスが悪い状態は、脳を支える筋肉のバランスに影響します。

重い脳を支えるために、筋肉のバランスは良い状態にたもたれていなくてはなりません。

かみ合わせのが悪いと顎の筋肉とつながっている首の筋肉が緊張します。

筋肉のバランスが崩れたことにより生じる症状

①頭痛、肩こり、筋肉痛に悩まされることになる。

②姿勢がわるくなるので腰に負担がかかり、腰痛がおこる。

③神経が圧迫されることにより、手足の指がしびれる。

④顎関節症(あごの疾患)の痛みを感じる。

また、あわない入れ歯を我慢して無理に使っていたりしてもかみ合わせに異常がおきることもあります。

入れ歯を作る際には高度な技術とたくさんの時間と手間をかけて作られます。

歯があったときのかみ合わせの位置、感触などはもうわからないので、いろいろな方法で計算したりして確認します。

それでも人工物は天然の歯にはかないません。

ご自分の歯を一本でも多く保ち、機能させるのが一番大切ですね。

投稿者 shige : 13:17 | コメント (0) | トラックバック

歯を失うのは「寝たきり」への第一歩

歯を失うこと、あるいは歯の状態が悪いということは脳にも影響を与え、寝たきりやぼけを招きます。

歯がなくなったら、入れ歯にすればいいとか、何本か残っているが面倒だから総入れ歯にしよう、などと考える人がいます。でもこれは大きなまちがい!一本でも多くの自分の歯を生かすことはとっても大事です。

歯の根には歯根膜とよばれるセンサーがついていて、無意識にものをかんでいるとき、何か固いものが混ざっているなどの異常があると、すばやく口の動きをとめることができます。歯が抜けてしまうと、こうしたセンサー機能も失われてしまうので、想像以上に不自由です。

このセンサーは残念ながらインプラント(人工の歯の根)にもありません。

【8020 20本の健康な歯を生涯保ちましょう】

8020運動という言葉を聞いたことありますか?

これは80歳で20本のはを保とうという、厚生省が始めた運動です。

20本という根拠は、500人のおとしよりを対象に、「歯が何本あればかめるか?」という調査をしたところ、使える歯が20本以上あればたいていの物は食べられるのに、それ以上だと食べられない物がでてきたことによります。

日本での平均寿命から考えると高い目標ではありますが、健康で快適な老後を送るためにも、ぜひ、クリアーしたい目標です!

歯には寿命があるのでしょうか?いいえ、大切にすれば一生もちます!!

年をとると入れ歯にするのが当然、と思っていませんか?

歯は本来、一生使っていくことができるはずの寿命を十分にもっています。

では、どうして歯を失ってしまうのでしょう。

歯のお手入れに問題があり、歯槽膿漏になって歯を失うという場合と、歯を失った時の処置も問題です。

一本でも歯を失ったままにしておくと、失った歯の方向に全体が移動していき、かみ合わせの悪さと歯に加わる微妙な力によって健康な歯も悪影響を与えます。

一本が悪くなったときに、自分の歯に合った最善の治療をしてもらうことで、歯の寿命をさらに延ばすことができます。

「歯は基本的に一生もちます。歯の喪失は老化現象なのではなく、お手入れや治療の問題です」

歯を失う平均年齢を、歯の種類別に調べた統計があります。

親知らずを除外して。最も早くうしなわれるのは、下あごのいちばん奥の大臼歯で、女性の平均が41歳、男性では44歳となっています。

次が隣の大臼歯です。

全体でみると、おおむね50歳から55歳にかけて少しずつ抜け始めます。

歯を失う原因の最大のものは歯周病です。年齢に応じて加速度的にはがなくなっていく傾向が強いです。

昔はむし歯が原因で抜歯をすることも多かったのですが、治療技術の進歩により少なくなりました。

歯周病は歯を支える歯周組織そのものが破壊されるため、重症のものは、抜くよりほかに方法がなくなってしまう場合もあります。

歯周病の怖いところは当初、自覚症状がないうちに進行していくことです。

若い世代でも危険性はありますが、40代くらいからは、定期的に歯科医院に訪れて、予防、治療の指導を受けることをおすすめします。

生涯自分の歯で食べられるかどうかどうか、この中高年の世代での歯周病対策にかかっているといってもいいでしょう。

投稿者 shige : 13:15 | コメント (0) | トラックバック

噛むことってこんなに大切

年をとったら入れ歯。これを当然のことと考えていませんか?

80歳以上の健康で元気なおとしよりが増えている一方、歯は50代で失う人が多いようです。

実は、メンテナンス次第で歯の寿命は延びるということをご存知ですか?一生自分の歯で食べることも十分可能なのです!

歯を失うことは、食べることだけに影響するのではありません。

話すこと、表情、脳の血流など全身の健康に広く影響します。その結果、歯がないことが、楽しく、充実した老後を送るための大きな障害になってしまいます。

歯を失う原因の多くは、歯の成人病といわれる歯周病と噛み合わせの不調和によるものです。

この大敵を上手に予防、発見し治療していくことで、生涯自分の歯で生活することが可能になります。

「もう年だから、歯を失うのもしょうがない」

と考えずに、一本でも多くの健康な歯を残すことで、豊かな老後を満喫したいものです!

【噛むことはこんなに大切!

歯は全身の健康に関係があります。

健康で豊かな老後を迎えられるように、おとしよりにとって、話すことと食べることはかけがえのないものです。

そこで大切なのが歯の存在です。

不自由なく何でも食べられることと、大きな声で人前で笑えることは無上の喜びです。そのためには歯の存在が必要なのです。

また、歯は単に食べること、話すこと以外にも、全身の健康と深いかかわりのある大切な機能をもっています。

このことは最近になってさらに研究が進んでいて、歯の存在が全身にとって非常に重要であることがわかってきました。

歯があるからこそ噛むことができます。ふだん何気なく行うことですが、ひとつには口の中で食べ物を小さく砕いてだえきの混ぜ、食物をひとかたまりにし、飲み込みやすくするという機能があります。

でも、それだけではありません。

歯の存在は私たちの表情をつくってコミュニケーションを助けます。

さらに全身の健康という意味で重要なのは、噛む動作によるあごの働きです。

噛むときに必要な力は筋肉の老化を予防します。そうです、よく噛めるということは若返り、今でいうアンチエイジングの効果があるのです!

また、上下の歯が強いちからでぶつかり合うとき、下あごの力を上あごがしっかり受け止めます。

このときの衝撃はあごから頭につながり、頭蓋で吸収されていきます。

そのため、噛むことによって脳が刺激を受けることになります。

最近の調査では、現代人の噛む回数は昔と比べて大幅に減っているそうです。

日本では軟食傾向が強まり、噛まない食文化になっています。

軟らかくておいしいとか、軟らかいものがおいしいといった食が好まれています。

これに比べ、ヨーロッパ、特にドイツの食生活では硬いものが好まれています。

硬くておいしい、硬いものがおいしいといった感じでまるで逆です。

そのため、ドイツの入れ歯は自然に硬いものが噛める、硬いものを噛んでもこわれないようなものが使用されるようになりました。

これがリーゲルテレスコープです。

ドイツのリーゲルテレスコープを父稲葉繁がはじめて日本に紹介してから30年近くなりますが、当時治療した義歯が現在も使われていることから、とても長持ちする入れ歯です。

今、歯を失うとインプラントという傾向にありますが、インプラントをしたくない人、また骨が高度に吸収していてできない方もいっぱいいらっしゃいます。

ただ、一般の人にリーゲルテレスコープはまだまだ知られていません。

これからすこしづつ、みなさんにリーゲルテレスコープの良さを 伝えていきたいと思っています。

投稿者 shige : 13:14 | コメント (0) | トラックバック

気づかないうちに進行する歯周病

疲れた時や体調がすぐれないときに歯ぐきがはれたり、痛みがでたり、噛めなくなったり、放っておくと痛みがなくなり、しばらくするとまた痛みだす・・・・というような経験はありませんか?

このような症状を繰り返すうちに、歯がぐらぐらになり、ある日ポロリと抜けてしまうのが「歯槽膿漏」です。

びっくりして歯科医院に行くと、すでに歯周病は口の中全体に広がってほとんどの歯を抜かなくてはいけない状態になっています。

働き盛りなのに「ある日突然、総入れ歯。」なんてことがないようにしなくてはいけません。

どうして歯周病になるの?

歯周病の原因はいうまでもなく歯垢(プラーク)ですが、歯垢に加えていろいろな条件が重なることにより、歯肉炎から「歯槽膿漏」へと進行していきます。

1.歯垢   とくに歯と歯肉の境目についている歯垢中の細菌が食べ物のカスを分解して、歯周組織に悪影響をおよぼす代謝産物を排出しています。また、最近の市外なども歯垢中に分解され、歯肉の溝からしみこみ歯周組織を破壊していきます。

 

2.歯石  歯垢に唾液中のカルシウムが沈着してできた歯石は、歯の根元に付着します。そこに歯石が重なり、歯肉は常に機械的な刺激をうけるので、どんどん退縮します。このためあらたに歯垢が蓄積されやすい状況をつくるという悪循環をおこし、炎症はどんどん悪化するようになります。

 

3.歯ならび、噛み合わせの異常   歯ならびがわるいと歯垢は蓄積されやすくなります。また、入れ歯などが原因で、かみ合わせが悪いとかむときにあごの運動がうまくいかず、ある特定の歯に以上な負担をかけることになり、歯周組織はより破壊をうけることになります。

 

4.食物の圧入  食べ物が歯と歯の間にはさまり、放置すると歯肉に炎症をおこすことがあります。

 

5.むし歯や歯の欠損   むし歯を放置しておいたり、歯がぬけたままにしておくとまわりに歯垢がたまりやすくなります。また、歯を抜いたまま放置しておくと、残った歯の噛み合わせの異常で歯周組織に悪影響がでます。


『歯周病の進み方』


歯肉炎ぐらいまでの症状はよく見られますが、これを放置することにやおおて、炎症は歯肉の使い部分まで進み、歯と歯周組織まで進み、そこに食べカスや歯垢が蓄積され、歯を支える歯槽骨まで破壊が進みます。

歯肉はやせて下がり、歯と歯の隙間は大きくなり、歯の根が露出してその周りは食べカスがべったりつきます。こうなると、口臭がひどくなり、他人とお話をするときに不快な気持ちにさせてしまいます。

この状態は歯槽骨は破壊されて、支えのない歯はかみしめる度にグラグラして思うように食事もできません。すでに末期に近く、ちょっとした疲れやかぜなどで歯肉は腫れ、痛みをくり返して、最後には抜歯ということになります。

投稿者 shige : 13:12 | コメント (0) | トラックバック

歯肉炎って何?

歯肉炎って何?

歯肉炎とは自覚症がないので炎症をおこしている本人は気がつきませんが、多くの人がかかっている病気でもあります。

痛みはないのに歯肉は赤く腫れて、歯をみがいたり、硬いものをかじったりするときに出血するのが特徴です。

最近のつくりだす毒素が、歯肉に炎症をおこさせるというもので、自覚症状がないのでつい放っておきがちです。

これを放っておくと炎症が歯周組織にも及んでいきます。

歯肉炎が悪化すると歯槽膿漏へと進んでいきます。

歯肉炎の予防には、毎日のセルフチェックとご自分でケアをするのが一番です。

健康な歯肉の色はピンク色です。

なによりも歯肉がひきしまって弾力があります。

歯肉炎の歯肉の特徴は

  1. 歯と歯肉の境目が赤い。
  2. 歯肉全体の色は赤く、赤紫のような場合もあります。
  3. 歯肉全体がブヨブヨしている。
  4. 指で押したり歯ブラシでこすると出血する。
  5. 歯の周囲には歯石や歯垢がたくさんついている。

です。

歯肉炎の予防はていねいなブラッシングをこころがけ、歯の歯の間を歯間ブラシやデンタルフロスでとり、口腔洗浄液(コンクールやリステリンなど)で口をすすぎ殺菌する。という三つのケアで予防できます。

さらに歯科医院で定期検診(メンテナンス)をすることで歯肉炎のうちに自分の歯を守るようにこころがけましょう。

投稿者 shige : 13:11 | コメント (0) | トラックバック

歯垢がたまりやすいところ

歯垢はどのような部分にたまりやすいのでしょうか。

お口の中は会話や歯がかみ合ったり、唇や舌、口の粘膜が歯に接触して、歯垢を落とそうとする自浄作用が働いています。

いくら自浄作用が働いているといっても限界があります。

毎日歯を磨いていても、どうしても歯垢がたまりやすいところが五つあります。

  1. 歯と歯肉の境目←歯頸部といいます。
  2. 奥歯の溝
  3. 前歯の裏側
  4. 隣り合った歯と歯の間
  5. 上あごの一番奥歯の裏側

この場所はむし歯になる確率が高い場所でもあります。

歯を磨くときこの場所を注意して磨くと、むし歯の予防になります。

このほか、むし歯などでよくかめない歯のまわり、歯が抜けてしまってかみあう相手のない歯や、片方でかむ癖のある場合はかまない方の歯に歯垢が目立ちます。

残念ながら一本でも歯を失った時には、必ず歯を補充しておくことが大切です。

これをほうっておいてなかなか歯科医院へ行こうとしない人がいます。

歯は鎖のように連なっているので、ひとつが欠けてもバランスがわるくなり、さまざまな弊害をおこします。

また、歯みがきをしていても、歯並びの悪い歯には歯垢が残りやすいです

どの部分に歯垢がのこりやすいか簡単に調べられる薬も市販されています。

最も一般的なのは、エリスロシンという食紅で人体に安全とされているものです。

錠剤と液が市販されています。

どの部分に施行が残りやすいのか自分なりに研究して歯垢を残さない歯磨きをこころがけたいですね!

 

投稿者 shige : 13:10 | コメント (0) | トラックバック

歯周病(歯槽膿漏)が引き起こす五つの症状

歯のまわりの病気(歯周病)は大きく二つに分けることができます。

ひとつは歯ぐきだけが腫れて炎症をおこしている歯肉炎で、もうひとつが歯を支えている歯槽骨まで冒されてしまう「歯槽膿漏」です。

歯周病は、成人病などと同じ、りっぱな病気のひとつです。

ですから、40歳をすぎたら、歯もほかの、歯もほかの臓器と同じようにケアをこころがけなければいけません。

でも、歯周病は、多くのひとがもっている成人病であるにもかかわらず、放置されがちな病気でもあります。

風邪の初期症状やひどくない病気のように、むりをしないで自然に治るものならそれでもよいのですが、むし歯や歯周病の症状は放っておくと悪化はしますが、回復はしない病気です。

痛みがでてきた歯を一生懸命歯ブラシして治るということはありません。

楽しい食事ができないばかりか、全身の健康に大きな害を及ぼすことにもなりかねないのです。

では、どうしたら健康で丈夫な歯をもちつづけられるのでしょうか?

その前に私たちの健康な歯をむしばんでいる犯人の歯垢(プラーク)についてよく知っておくことが大切です。

歯垢とは・・・・歯をみがいても取りきれずに、残ってしまった汚れのことです。

この歯垢が蓄積されていき、古い歯垢はやがて歯石となり、細菌が歯肉をくしばんで、歯周病の原因となっていきます。

歯垢は、成分の80%が最近からできているのです!

粘液でしっかりと歯の表面に付着していられる人間の口のなかは、適度な温度も常にたもたれていて、細菌にとっては絶好のすみかです。

たくさんの細菌が糖分を栄養にして繁殖し、乳酸を排泄しています。

この歯垢の中の細菌は乳酸がくせものでカルシウムとたんぱく質からできている歯をとかしてしまうのです。

また、施行の細菌は乳酸をつくりだすだけではなく、食べカスから有害物質をつくり、さまざまな歯周疾患の原因にもなっています。

歯垢(プラーク)がひきおこす五つの症状

  1. むし歯の原因になります。
  2. 歯肉炎、歯槽膿漏の原因になります。
  3. 歯石が形成されます。
  4. 口臭の原因となります。
  5. 歯の外観が悪くなります。 

歯垢は、歯の病気のすべての元凶であるといえるでしょう。

ホワイトニングやセラミック治療、もちろんよい入れ歯を作ったとしても、その土台となる歯が歯周病であったら台無しです。

歯周病にならないうちに手当てしてあげましょう!

投稿者 shige : 13:06 | コメント (0) | トラックバック

朝日新聞 「あなたの安心」に2009年1月紹介されました。

稲葉 繁先生が朝日新聞に紹介されました
2009年1月30日(金)朝日新聞 朝刊 【あなたの安心】

朝日新聞に紹介されました

投稿者 shige : 13:04 | コメント (0) | トラックバック

お年寄りの口腔異常、「カンジダ」肺炎の原因にも。

1996年に共同通信社より、全国31の新聞社で掲載された稲葉繁先生の記事をご紹介します。

先日、倉庫をゴソゴソと探っていたら見つけました。

書いた本人も忘れていた記事なのですが、患者様にはもちろん、私たち歯科医師にとっても興味深い内容です。そのまま新聞の内容を載せます。

 

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お年寄りの口腔異常

【舌の痛みや不快感】

口の中の異常で悩んでいるお年寄りは意外と多いです。

だ液が出なくなったり、ねばついたりしてひどい場合は、口の中がヒリヒリ痛むほか舌が痛くなるケースもあって大変つらいといいます。

こうした口腔異常とカビの一種の真菌のカンジダ増加の関係に注目が集まっていいます。

日本歯科大学の稲葉繁教授(当時)は「口の中で増加したカンジダがさまざまな悪さをする」と話しています。

加齢で機能低下

口腔異常と切ってもきれない関係にあるのがだ液です。だ液腺は大きく分けて三つ。ほおのところの耳下腺、下あごにある顎下腺、それに舌下腺です。

そのだ液の分泌量は成人で一日当たり1~1,5リットル。ざっとビール瓶2本に相当します。

だ液は多種多様な働きを持ちます。消化酵素を含んでいて消化を助ける、口の中を潤して食べ物を飲み込む際の潤滑剤の役割をするほか、口の中の掃除もします。

さらにわずかながら殺菌作用もあります。

ところが、加齢とともにだ液腺の機能が低下してだ液の分泌が少なくなる事があります。だ液の出が少なくなると、厄介な問題がでてきます。

食べ物がくっついてなかなか飲み込めなくなる上、口の中が不潔になってしまうからです。

「口の中には知られているだけで数十種類のバクテリアがすんでいるが、特に入れ歯をしている場合は、不潔になってカンジダが増えやすい」と稲葉繁教授

日和見感染で

しかもお年寄りの場合は免疫力が衰えていることもあって、日和見感染を起こしやすくなっています。お年寄りにカンジダが感染しやすいのは、こうした背景にあります。

稲葉教授が高齢者歯科診療科の受信者の男性115人、女性149人を対象に調べたデータがあります。

その結果は、だ液1ミリ当たりのカンジダ菌数が十万個以上が男性で11人、女性では12人に上り、このうちの半分はカンジダが百万個医療に増加していることがわかりました。

いずれも歯や口腔の病気をもった患者さんですが、これらの事実はカンジダの感染者が決して少ない数字ではないことを示しています。

「受信者の95%近くからカンジダが見つかった。1ミリリットルあたり千個程度ならほとんど問題にならないが、十万個以上だといろんな症状がでてくるようになる。実際に受信者の5%以上が不快感や痛みを訴えていた」と稲葉教授。

その症状とはどのようなものなのでしょうか。まず舌が焼けるように痛んだり、感想しているときに感じたりします。また、塩辛いものを食べて、ときに口の中がヒリヒリしたり、味がおかしいなどの感じがしたり、口の中が粘つくなどの不快感を訴えているケースが多いです。

肺炎の原因にも

症状が全くないケースもありますが、カンジダが見逃せないのは、内蔵真菌症の犯人になる点です。

弱ったお年寄りの内臓をカンジダなど真菌が侵してしまったらひとたまりもありません。

こうした内臓真菌症の患者さんがこのところじわじわ増えていて、高齢化時代の新しいタイプの病気として注目を集めています。

「口の中にカンジダが増加して食道カンジダ症や肺炎の原因になることもあります。そのためにも口の中を清潔にすることが大切で、お年寄りでは入れ歯の清掃 をこまめにする必要があります。だ液が粘ついていたりしておかしいなと思ったら、洗口液を使用すればかなり予防できる」 と稲葉教授は訴えています。

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 当時この記事を見た、舌に痛みがある患者さんが大学に殺到したそうです。

「そうか・・・新聞にでていたからか。」←いまさらながらわかったようです。

 お年寄りのお口のケアの大切さは全身に関係します。

私たち歯科医師も注意深く診る必要があると感じました。

 

投稿者 shige : 13:03 | コメント (0) | トラックバック

ラビリントレーナー

★口の筋力強化に一役・・・・ラビリントレーナー

 埼玉新聞に掲載された、ラビリントレーナーの記事をご紹介いたします。

ラビリントレーナーは口のまわりの筋力を強化する器具で、赤ちゃんからお年寄りまで歯ブラシ感覚で使えるのが特徴です。

 

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歯科医師が考案した口腔トレーニング器具を使って口腔機能リハビリを伝授する研修会が12日、本庄市の本庄中央区民館実習教室で行われました。

介護事業者など約160人が参加、摂食、嚥下(えんげ)訓練器具「ラビリントレーナー」を実習しました。

研修会は児玉圏域介護事業者連絡協議会の主催。

日本歯科大学付属病院准教授の菊谷武氏とラビリントレーナーの考案者で日本歯科大学高齢者歯科元教授の稲葉繁氏が講師を務めました。

口腔介護リハビリテーションセンターのセンター長でもある、菊谷氏は「歯が丈夫なだけではだめ。こちの機能が低下するのを防ぐ必要がある。」と力説しました。

豊かな食生活を送るための口の体操などを教えました。

このあと、稲葉氏が菊谷氏をはじめとする日本歯科大学関係者と一緒に製品化したラビリントレーナーを紹介しました。

舌や唇(くちびる)の筋力を鍛えるやり方を教えました。

座長を務めた本庄市の飯塚歯科医院の飯塚能成院長は、

「すごく役に立つ話ばかりで意義ある研修会となりました。口腔機能がいかに大切か、理解して頂けたと思います。」と話していました。

稲葉氏によると、ラビリントレーナーは口の周りの筋力を強化する器具で、赤ちゃんからお年寄りまで歯ブラシ感覚で使えるのが特徴です。

お年寄りの食べこぼしや飲み込み事故防止だけでなく、脳血管後遺症による発音障害などの機能回復にも効果を発揮しています。と伝えました。

 

これを読んだわたしは、女性の口元のアンチエイジングケアにもいいのでは・・・・と思いました。

赤ちゃんにもいいようなので、娘の日鞠にもおしゃぶりのかわりにわたしてみました!

ラビリントレーナー、詳しくは、コンビウェルネス株式会社のHPにのっていますので参考にしてみてくださいね。

 

投稿者 shige : 12:57 | コメント (0) | トラックバック

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