IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

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インプラントができない患者さんはお手上げですか?

TRADデンタルフェアが2月11日に横浜ワールドポーターズで開催されました☆

IPSG包括歯科医療研究会代表、稲葉繁の記念講演

「今だから学ぶ総義歯治療の極意」 ~インプラントができない患者さんはお手上げですか?~

が開催されました。

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当日は、大雪にもかかわらず、たくさんの先生方に参加いただきました。

この記念講演も、60名定員のところ120名もの参加をいただき、大変びっくりしてしまいました。

インプラントのセミナーが多く開催される中、やはり先生方は義歯を見直したいと思っているのだと感じました。

最善の治療を望んでいる患者さんに、インプラントができないからと言って保険治療で適当に対応するわけにはいきません。

日本は先進国の中で、総義歯人口がとても多いそうです。80歳で28本喪失者が65%もいるそうです。

総義歯治療はとても高度な技術が必要であるのに、評価がとても低いのが事実です。

稲葉先生の総義歯はもちろん、保険治療外です。

ネクタイを買うほどのお金で入れ歯ができてしまうなんて、先進国ではありえません。

稲葉先生、質の高い義歯を患者さんに提供したいと思っている勉強熱心な先生方からのたくさんの質問に答えていました。

 

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IPSG副会長の大石暢彦先生からもtwitterでコメントをいただきました。

「総義歯の歯科臨床がこれほどシステマチックにまとまっているのは、世界広しといえども稲葉教授の上下顎同時印象システムだと思う。世界中の歯科大学で教育するべきだと思います」

「稲葉教授の精力的な講演に会場からは大変熱気が感じられ、うなずいて聴講している参加者も多く、有意義な休日だった。」

大石先生のtwitterとても臨場感あふれるつぶやきで、今回参加できなかった私もまるで会場にいるような雰囲気を味わいました。

http://twitter.com/#!/oishishika←大石先生のtwitter

ご参加いただいたたくさんの先生方、ありがとうございました。 

 

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デンタルフェアも昨年以上の盛り上がりでした!!

今回のデンタルフェアの模様、田中歯科器械店のホームページでもご覧いただけます☆

http://www.tanakadental.co.jp/trad002.htm←ぜひご覧ください!!

田中歯科器械店、毛利社長含めスタッフの皆様、ありがとうございました。

大石先生からのご感想もいただいております。

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平成23年2月11日横浜ワールドポーターズにおいて稲葉先生による特別講演が開催された。

暦では立春を過ぎたとは云え、当日はあいにく雪まじりの天候にもかかわらず、開場と同時に、早くも満席になり、立ち見が出るほどの盛況であった。

田中歯科器械店TRADデンタルフェアの開催記念講演として「今だから学ぶ総義歯治療の極意」の講演は、稲葉先生オリジナルの総義歯システム開発にまつわる秘話、総義歯患者の解剖学的特徴、従来の臨床との相違点、マネージメントまで、先生特有のユーモアのある語り口に、会場の聴講者は惹きつけられていった。

総義歯は何よりも、上下顎同時印象により製作されることが望ましく、診断作業用模型の印象から、人工歯配列、重合に至るまで材料・器具等、臨床例を交えて紹介された。
 
咬合様式はフルバランスド・オクルージョンを付与し、咬合により顎関節を守るコンセプトを説明された。私も臨床研修医時代に総義歯配列を自分でやった思い出がよみがえった。
 
咬合をフルバランスから学ぶと頭の中が整理され、とても理解が深まるので、ぜひ皆さんも、ご自分で配列することをお勧めしたい。
 
さらにシステム化された臨床術式は、導入しやすく、エラーがあった時も検証しやすいので有用である。
「百聞は一見に如かず」IPSG研修会で実際の患者さん実習を受講され、ご自分の感性で体感され、臨床に導入されることを強く望んで報告といたします。
 
(文責:IPSG副会長、大石 暢彦)
 
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大石先生、ご報告ありがとうございました!!

 

 




2011年02月18日

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