IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

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IPSG Scientific Meeting 2014

今回の学術大会、実はもうお一人素敵なゲストをお迎えさせていただきました。

スーパー衛生士の安生朝子先生です(^-^)♪

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つい先日、新聞クイントの表紙を飾った女性といえば、皆様ご存知のことと思います。

とても魅力的な先生でいらっしゃいます☆   

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▼安生朝子先生(宇都宮/藤橋歯科医院勤務 (株)ジョルノ代表)

『歯科衛生士のミッション』〜私の歯科臨床32年〜  

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『おもてなし』 という言葉があるのなら、綺麗な診療室で患者様をお迎えさせていただきたい。

ということで、診療室の紹介をしてくださいました。

安生先生のマイチェアー。

衛生士専用のチェアーがあるそうです。

素晴らしいと思いました。 

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今回、安生先生からは、衛生士が経過を追ってメンテナンスを行うことの重要性、経過観察の意味についてお話をいただきました。 

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最高に長い患者様で31年。

患者様にはなるべく少ない道具で負担にならないような方法で指導されているそうです。

治療が修了したら、終わりではなく、患者様が良い状態を保てるように、セットしてからが長いおつきあいというスタンスが素晴らしいと感じました。

問題は数年ではでてこないので、5年、10年、長期にわたると様々な問題がでてくるので、メンテナンスの継続は非常に大切です。

安生先生のもとには、介護度5の患者様がタクシーに乗ってわざわざメンテナンスにいらっしゃるとのこと。

これから高齢者の口腔ケアが重要になってきます。

義歯のメンテナンス、そして誤嚥性肺炎の予防にも衛生士は大きな役割を担っています。 

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安生先生のお父様を紹介してくださいました。

お洒落で素敵なお父様です。 

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そして、お父様が亡くなるまで、口から食事ができるように、一生懸命ケアをされたそうです。

超高齢社会を迎え、私たち歯科関係者の役割はとても大切になってきます。

安生先生のお話から沢山気付かされることがありました。

素晴らしい講演、ありがとうございました。 

 




2014年12月23日

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