IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

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石原明先生マーケティングセミナー第5回開催されました☆

こんにちは。

IPSG事務局、稲葉由里子です。

2013年02月24日(日)石原明先生マーケティングセミナー第5回が開催されましたので、ご報告させていただきます。 

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毎回稲葉先生とのコラボとなっていますが、今回の内容はシークレットということで発表してなかったにも関わらず、沢山の先生にお集まりいただきました(^_-)-☆

稲葉先生が今回お話しさせていただいたのは、

稲葉先生がこ『れまで歩んできた歴史』、そして、『これからの歯科医院経営』についてです。

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最初の出発点を間違えないように。

ボタンの掛け違いをすると最後、終わるころに気づいても遅いのです。

なぜなら、出だしを間違えると50年間間違ってことをしてしまう。

なので、できるだけ、早い時期に質の高い治療を身に付けていただきたいと思います。

稲葉先生は、昭和39年、日本歯科大学の大学院に入りました。

当時、178名の中で大学院へいったのは8名だったそうです。

27番目(歯学博士)

というぐらい、大学院に残る人は稀でした。

当時は、歯科医師が少なく、朝6時から整理券をもらって何時間も待ち、行列を作り、実際の治療時間は3分。

何もしなくても、患者様は溢れていました。

日本中歯科医師がたりなくなってしまった。

7校しか歯科大学がなかったため、その後、国立大学ができ、29校になりました。

「昭和30年代の歯科大学は相当いい加減だった。」

と稲葉先生^_^;

歯科の雑誌も歯界展望、歯科評論ぐらいしかありませんでした。

なので、外国にでないとどうしても勉強できなかったと言います。

「勉強しようと思わなかったけれど、あまりにもいい加減だったので、どうにかしないといけないと思った」

ということで、稲葉先生は、文献を一生懸命読んで、海外へ出て行きます。

最初に興味をもったのはオクルージョン(噛み合わせ)と、顎関節症の治療です。

世界の巨匠から一次情報を得ることによって、下地を作ってきました。

昭和44年、稲葉歯科医院、開業。

当時は、大学に勤めていたので夜間開業をしました。

大学院のときは、成績は決してよくなかったといいます。

スピードスケートでは国体に3回でましたし、大好きなバイクに夢中になっていたそうです。

でも、その当時から、稲葉先生は保険治療を行っていませんでした。

そのころの患者さんがいまでもいらしていただいています。

歯科医師人生、最初の記録はずいぶん残しましたが、ゴールをこれからみようとしています。

と、先生たちにお話しさせていただきました。 

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稲葉先生が築いてきた、患者様とのコミュニケーションについて、お話しがありました。

◆患者様と、信頼関係を結ぶテクニック

  • 目標設定をする
  • 問題点の抽出
  • 情報収集
  • 学問的である
  • 相手に有利になる
  • 妥協と解決点
  • 同意と確認

常に、患者様に対して学問的に説明をさせていただき、患者様の有利になることを伝えることが信頼関係を結ぶのに非常に大切なことだと感じます。

反対に。

◆患者様との信頼関係がとれないミステーク

  • 出たとこ勝負
  • ギブアンドテークを無視
  • 脅迫めいた言動
  • 忍耐心がない
  • 感情的になる
  • 患者様の話を聞かない
  • 説得せずに議論してしまう
  • 対立反対を恐れない

ということだそうです

やはり、患者様の聞かないで、一方的に話をすることは、大きなミステークです。

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そして、先生方自身の自己管理も重要です。

この写真は、フィンランドを訪れた時に、保健所に貼ってあったポスターです。

『自己管理をしなければ、院長の信頼を失う』

なんて、ちょっと怖いですね(@_@;)

院長としての立場を考え、 リーダシップをとり、尊敬され安心して仕事にとりむめるよう自分自身を管理する。

良い趣味を持ち、仕事以外にライフワークを持つ(できるだけ、趣味は本格的にやる)

など、とても大切な話がありました。

その他にもおもしろい話が沢山ありましたが、この続きはぜひDVDをご覧ください☆♪

そして、次に石原先生にお話しをいただきました。

今回のマーケティングセミナーの内容は・・・

◆歯科医院の組織化とスタッフの教育

についてです。
 

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組織化?

ってなんだろう。

10人とか20人とか組織が大きくなったら考えるものなのかな・・・

ぐらいしか思い浮かばなかったので、

「何人からが組織なのでしょうか?」

と質問させていただいたところ、

「2人からです」

え~!!って感じで、急に他人ごとではなくなりました(@_@;)

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先生方は歯科医師としては一流ですが、経営や組織運営に関しては学んだことがないと思います。

先生方の歯科医院を取り巻く環境の中で、スタッフや組織がきちんと機能しているかどうかという事はとっても重要になってきます。

と、お話しをいただきました。

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石原先生のこのような組織化のお話しは、他ではまだしたことがないっておっしゃっていました。

「だから、みんなに内緒ですよ。」

って先生方に伝えている写真です^_^

お話しが終わった後、数人の方とすれ違いざまに聞いたコメントは、

「なんだか、自分がいい人になれそうな気がする。」

「今まで何やってたんだろう」

「これだけ、わかりやすく話すための石原先生の知識は計り知れません」

など興奮したご様子でした^_^

最後に岩田副会長が、

「あまりにもボリュームが大きすぎて、最初の方の内容を忘れてしまうぐらいでした」

というぐらい、お腹いっぱいの内容でした。

DVDで販売するのもちょっともったいないかなって思いますが、もしご興味がありましたら、やはり第1回から第6回全巻すべて見て、聞いていただきたいです。

そうでないと、今までの繋がりも見えないと思います。

以前、石原先生の『成功曲線を描こう』というセミナーを3年ぐらい前に受講したことがあります。

(みんな次の日から、人生が変わってしまうというぐらい衝撃的で、すごいセミナーです。)

私は、今回そのセミナーを受けた時と同じような感覚になりました。

次回第6回マーケティングセミナーでは、『医院のブランディング』について、お話しをいただく予定です。

4月28日 (日)です!

お申込みはこちらからお願いいたします☆♪

『石原明先生第6回マーケティングセミナー』

ご参加いただいた先生方、本当にありがとうございました(^_-)-☆




2013年02月26日

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