IPSG包括歯科医療研究会発信|顎関節症、テレスコープシステムの専門家が歯科医療の現場と実際を綴るブログ:ドイツ式入れ歯リーゲルテレスコープをはじめて日本に紹介した稲葉歯科医院がお届けする、使用感・審美性ともに優れた本当の入れ歯とは?そして歯の治療にまつわるあれこれなど。

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咬合診断実習コースが開催されました。

2009年、10月18,19日に稲葉歯科医院で咬合診断実習コースが開催されました。

 

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このセミナーは患者さんが初診で来院されたときの必須の診断です。

今回は稲葉歯科医院の実際の患者さんに協力していただきました。

上下の歯を型取りをして、かみ合わせの器械に付着、診断することによって、たくさんの精密な情報をみることができます。

体の正中に対して、ひざの位置、腰の位置、肩の位置など、床と平行で左右対称であるバランスは非常に大切です。

それと同じく、歯のかみ合わせの平面も床と平行で左右が対称であることが重要になります。

歯の治療をするときに、この診断なくしては治療ができないといっても過言ではありません。

特に、フルマウスの治療(治す歯が多い時)はこの診断をしないと、まちがった歯並びをつくってしまうことになるため、このテクニックは非常に大切です。

また、顎が一番リラックスしている位置でしっかりかめるようにするために、治療前の状態が理想的なかみ合わせになっているかどうかも確認します。

このテクニックをつけるために、私たち歯科医師は何年も勉強します。

それも患者様に最善の治療を提供したいからです。

今回、実習を受講された先生方は最善の治療を患者様に提供できるテクニックを身につけられたと思います。

先生方、ご苦労様でした!!

 




2010年01月26日

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